2019年7月30日(火)放送の『教えてもらう前と後』。
『夏こそ気をつけたい!白髪・抜け毛の対策法を知る前と後』というテーマで放送されました。
教えてくれるのは、『頭皮ケアの達人』大場隆吉さん(67歳)。
天皇陛下が皇太子時代におよそ10年間、御理髪掛(ごりはつがかり)を務め多くの人の髪の悩みに応えてきた、髪のプロフェッショナルなんです。
うねりやパサつきなど髪の悩みは尽きませんが、特に夏は白髪と抜け毛が気になりますよね。
しかし!美髪のプロによれば…
【大場さんの解説】
「夏こそ正しいシャンプーを身につけて欲しいんです。正しいシャンプーによって髪の老化は防げます」
「夏こそ正しいシャンプーを身につけて欲しいんです。正しいシャンプーによって髪の老化は防げます」
夏のシャンプーには、洗うよりも大事な一手間があったんです。
美髪のプロが教える夏シャンプーの新常識!これであなたの白髪・抜け毛を減らせるかも!?
放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
予洗いに時間をかける
【予洗い】汚れを落としシャンプーの泡立ちを良くする
【大場さんの解説】
「予洗いに時間をかけて丁寧にやって欲しいですよね。シャンプーの泡立ちも良くなりますから」
「予洗いに時間をかけて丁寧にやって欲しいですよね。シャンプーの泡立ちも良くなりますから」
夏シャンプーにかかわらず予洗いで汚れを落とし、泡立ちを良くするのは基本中の基本。
お湯の適温は38度
さらに、夏に気をつけたいのがお湯の温度。
【大場さんの解説】
「頭皮は刺激に非常に敏感なので、ぬるめがいいんです」
「湯の温度が高め(40度以上)だと頭皮が赤くなったり、あとで炎症しやすくなったりします」
「頭皮は刺激に非常に敏感なので、ぬるめがいいんです」
「湯の温度が高め(40度以上)だと頭皮が赤くなったり、あとで炎症しやすくなったりします」
正しいシャンプーの泡立て方
【大場さんの解説】
「泡の立て方が非常に大事なんです」
「泡の立て方が非常に大事なんです」
【泡立て①】シャンプーを髪の根元になじませ、頭皮から髪全体に行きわたらせる
【泡立て②】髪を手で持ち上げるように、上下に小刻みに揺らす
【大場さんの解説】
「空気を送っているだけです。頭皮と髪の根元の間」
「『空気を送ると泡ができる』という原理を応用しているだけです」
「空気を送っているだけです。頭皮と髪の根元の間」
「『空気を送ると泡ができる』という原理を応用しているだけです」
大場さんが泡立てを始めてからおよそ2分…
すっかり髪全体が泡で覆われました。
泡立て2分マッサージ3分
【大場さんの解説】
「皆さんシャンプーの『泡立て』と『揉み込み』を混同しているんです」
「2分間泡立てをして、3分間頭皮をこすらないで良くマッサージをしましょう、ということなんです」
「皆さんシャンプーの『泡立て』と『揉み込み』を混同しているんです」
「2分間泡立てをして、3分間頭皮をこすらないで良くマッサージをしましょう、ということなんです」
そして、この3分間の頭皮のマッサージこそが夏の白髪・抜け毛対策につながる重要ポイント!
頭皮をこするのはNG
【大場さんの解説】
「シャンプーの真の目的というのは、頭皮の血行をよくするということなんです」
「最近になって分かってきたことなんですが、頭皮はこすってはダメなんですね。シャンプーはヒンディー語で『頭皮をマッサージして清潔に健康に保つ』というのが語源なんですね」
「シャンプーの真の目的というのは、頭皮の血行をよくするということなんです」
「最近になって分かってきたことなんですが、頭皮はこすってはダメなんですね。シャンプーはヒンディー語で『頭皮をマッサージして清潔に健康に保つ』というのが語源なんですね」
美髪シャンプーのやり方
【美髪シャンプーのやり方】
①指先を頭皮につけたまま、指の第二関節から下を動かす
→決してこすらず柔らかく円を描くように
②頭皮を押さえる力は桃に触れるくらいのソフトタッチで
→ジョリジョリと音がするのはNG
③下から頭頂部へ満遍なく頭皮を動かす
正しい髪の乾かし方
正しいシャンプー法を身につけても、乾かし方を間違えるとすべてが台無しになります。
髪にとって大敵なのが摩擦。
タオルでゴシゴシ拭くと…
【大場さんの解説】
「髪の毛は摩擦に弱いんです」
「髪がこすれることでキューティクルがガタガタに傷んでしまうんですね」
「髪の毛は摩擦に弱いんです」
「髪がこすれることでキューティクルがガタガタに傷んでしまうんですね」
タオルでキャップする
では正しい乾かし方とは?
【大場さんの解説】
「タオルでキャップすればいいんです。そして頭皮をこすらないで良くマッサージをしましょう。それだけで全然違います」
「髪の毛を乾かすまでがヘアケアなんです」
「タオルでキャップすればいいんです。そして頭皮をこすらないで良くマッサージをしましょう。それだけで全然違います」
「髪の毛を乾かすまでがヘアケアなんです」
夏にやりがちな『髪をタオルでゴシゴシ』は厳禁!
正しいドライヤーの使い方
さらに大事なのがドライヤーの使い方。
髪の健康を守るためにも、ドライヤーで乾かすときは後頭部から。
【大場さんの解説】
「一番乾きにくい所から乾かしていくというのが原則なんです」
「一番乾きにくい所から乾かしていくというのが原則なんです」
髪が最も密集する後頭部は乾かすのに時間がかかります。
だからここから乾かすんです。
仕上げに冷風を使う
そしてもう一つ、夏老け対策を防ぐために実践したいのが…
ドライヤーの冷風を使うこと。
【大場さんの解説】
「温風で乾かしたあと、冷風でキューティクルをキュッと締めていくという効果があります」
「温風で乾かしたあと、冷風でキューティクルをキュッと締めていくという効果があります」
温風で9割ほど乾かし、仕上げに冷風。
自然乾燥はNG
【大場さんの解説】
「自然乾燥しているようでも実は乾燥していないんです。そうすると雑菌の繁殖のもとにもなって、頭皮のかゆみや炎症のもとにもなります」
「自然乾燥しているようでも実は乾燥していないんです。そうすると雑菌の繁殖のもとにもなって、頭皮のかゆみや炎症のもとにもなります」
おわりに
髪のキューティクルを傷めないように、丁寧に洗いたいですね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。