2019年8月31日(土)放送の『世界一受けたい授業』。
『夏の肌ダメージをケア!肌の救世主 美肌菌』というテーマで放送されました。
あなたは“美肌菌”を知っていますか?
肌には腸と同じく善玉菌、悪玉菌などが存在します。
腸でいう善玉菌の働きをしているのが美肌菌で、代表的なものが表皮ブドウ球菌。
肌に潤いをもたらす救世主。
美肌菌を育てれば悪玉菌の増殖を抑え、肌がみずみずしく保たれるのです。
教えてくれるのは、銀座ケイスキンクリニック院長の慶田朋子先生(45歳)。
肌にシミ・シワ・たるみが現れる原因のおよそ8割は太陽光。
光老化のせいで、最悪の場合皮膚がんになることも…
ダメージを受けた夏肌のケアをしましょう。
放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
美肌を保つ方法とは?
「美肌を保つためには、美肌菌を増やして悪玉菌を減らすことが大切なんです」
カミソリで顔の毛をそるのはNG
答えは…カミソリで顔の毛をそる
私たちの皮膚にはおよそ1000種類、1兆個の細菌が住んでいます。
その中で美肌菌は皮膚の一番外側にある角層の表面と、すき間などに生息。
「一度なくなってしまった美肌菌は、回復するのに時間がかかります」
「産毛が気になる方も多いと思うんですが、カミソリを使用する頻度をなるべく少なくすることをおススメします」
美肌菌のためには腸内環境を整える
答えは…腸内環境
肌と腸の中の環境は大きく関係しています。
美肌菌のために腸内環境を整えてくれる、慶田先生おススメの食材があります。
それが乳酸菌たっぷりのヨーグルト。
「無糖のヨーグルトがいいんですけれども、そこにプルーンとかイチジクなど食物繊維が豊富なドライフルーツを入れると、腸内環境がより整うのでおススメです」
正しい洗顔方法とは?
美肌菌を守り、夏の肌ダメージをリカバー!
正しい洗顔方法、あなたは知っていますか?
②設定温度は35℃
③まずはぬるま湯で濡らす
④洗顔料は3回プッシュ
⑤皮脂の多いTゾーンを中心に泡をつける
⑥指の腹で優しく洗う
⑦すすぎは泡がなくなる5回程度
⑧最後は肌を引き締めるため冷水で洗う
⑨タオルでしっかり水分をとる
間違いなのは…⑦、⑧、⑨
5回しかすすがないのはNG
「5回だと顔の中心は落ちるんですけれども、実は生え際とか首に垂れてます。そういうところは顔を傾けてパシャパシャとパーツで洗っていかないといけない」
「15回ぐらいはすすいでいただくのがいいと思います」
冷水で肌を締めるのはNG
「実は最後に冷水で締めたのが、間違った洗顔方法なんです」
「最近分かっていることで、皮膚の温度を下げることでお肌の潤い物質が蒸発しやすくなるということが分かっているので、冷たい水ではなく人肌の温度で大丈夫です」
タオルでゴシゴシ拭くのはNG
「濡らしたままにせず拭くことは正しいんですが、タオルでゴシゴシこするというのが間違った方法なんです」
「タオルの繊維でこすってしまう行為、カミソリほどでなくても美肌菌を奪い取ってしまうことになりますので、優しく吸わせれば大丈夫です」
シミを防ぐアスタキサンチンを多く含む鮭
紫外線によるシミを防ぐ物質にアスタキサンチンというものがあります。
答えは…鮭
「鮭には肌のダメージを修復する働きがあって、また秋は旬ですのでとてもおススメの食材です」
紫外線を浴びると細胞などにダメージを与える活性酸素が体内に大量発生。
この活性酸素が黒い色素であるメラニンを過剰に作り、皮膚に溜まることでシミができます。
そんなシミ予防に力を発揮するのが、これから旬を迎える鮭。
「鮭に含まれる赤い色素のアスタキサンチンは、最強の抗酸化物質と言われるほど抗酸化力が強い成分です」
「このアスタキサンチンがシミやシワの原因となる活性酸素を除去してくれることで、紫外線による肌ダメージを軽減することが期待できます」
肌のくすみ解消!ヨーグルトパック
紫外線のダメージで気になるのが、肌のくすみ。
答えは…ヨーグルト
ヨーグルトに含まれている乳酸菌は肌の新陳代謝を促します。
これをターンオーバーと言います。
ヨーグルトの乳酸菌が肌の新陳代謝を促進し、ターンオーバーの周期を整えてキレイな肌を保つことができるのです。
【ヨーグルトパックのやり方】
用意するもの
無糖のプレーンヨーグルト
1.軽くぬるま湯で洗顔して顔の汚れを落とす
2.ヨーグルトを顔全体にまんべんなく塗る
3.約5~10分置く
4.キレイに洗い流して終了
「アレルギーとか合わない方もいらっしゃるので、二の腕などの目立たないところに塗って、パッチテストをしていただいてから行うようになさってください」
おわりに
ヨーグルトパック、良さそうですね♪
ここまで読んでいただきありがとうございました。