2019年10月12日(土)放送の『世界一受けたい授業』。
『痩せられない原因は舌にあった!脂肪味を10日間で改善する方法』というテーマで放送されました。
近年の最新研究によって、肥満の新たな原因が判明しました。
それは…舌。
痩せようと思っていても、つい食べてしまい痩せられない。
それは決して意志の弱さではありません。
この脂肪味を改善させることによって、がんや脳卒中、心筋梗塞などの病気を予防することができます。
教えてくれるのは、東京歯科大学准教授の安松啓子先生。
「脂肪味とは、甘味・塩味・酸味・苦味・うま味の5つの基本の味に加わる、第6の味覚です」
「この脂肪味があることによって、お肉や魚などの脂の味を感じることができます」
「例えば甘みが足らないとお砂糖を足しますよね。それと同じように、脂の味を感じないと油物を多くとってしまって太ってきてしまうことがあります」
脂っこい料理をたくさん食べる人っていますよね。
そんな肥満のもととも言える脂肪味は、たった10日間で改善できるんです!
第6の味覚『脂肪味』を研ぎ澄まして、痩せる方法教えます。
放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
『脂肪味』が鈍ると満腹感が得られない
第6の味覚『脂肪味』。
この味覚が鈍感になるとつい脂っこい物を食べ過ぎてしまうのですが、一体なぜ鈍感になってしまうのでしょうか?
その理由は…油分の過剰摂取。
つまり『脂っこいものを多く食べると、油を感じにくくなってしまい、より多く食べてしまう』というまさに肥満サイクル。
答えは…満腹感
通常、食べ物を食べてさまざまな味を脳が感じることで、消化活動が始まって満腹ホルモンが分泌され、満腹感が得られます。
その結果、満腹感がなかなか得られず食べ過ぎてしまいます。
日ごろから脂っこいものが1日2食以上の人は要注意!
油物を10日間控えて味覚を改善
答えは…食事を抜く
「過度な食事制限がかえって逆効果なんですね。そういう状態だとホルモンバランスが変わってきて、脂肪味に対しても鈍感になってしまうというメカニズムなんです」
「鈍感になってしまった脂肪味は、たった10日間で元の味覚に戻すことができるんです」
「その方法はシンプルで、油物を10日間控えるだけで味覚が改善されるんです」
・コップに入れた3つの無脂肪乳を用意する
・その中に1つだけ脂肪分(油)を加える
・脂肪分の入ったものを味だけで選べなければ要注意
舌のブラッシングで味覚を正常に
答えは…舌のブラッシング
「舌に汚れが付着していまして、それを舌苔(ぜったい)と言います。それを落としてあげるんですね」
「強くブラッシングするとベロを痛めてしまうので、市販の舌専用ブラシで優しく真ん中2回・左右2回ずつくらいでOKなんです」
油物を10日間控えてマイナス5キロ!
身長183cm・体重130kg・腹囲152.1cmという巨体を持つ、俳優の勝矢さん。
無脂肪乳を使った脂肪味のチェックでは…鈍感レベルという判定に。
揚げ物やお肉だけでなく、カレーや乳製品禁止など、10日間だけとはいえ厳しい内容。
しかし、油分を控えることで舌の感度は増していきます。
その結果…
・体重…130kg→124.8kg
たった10日間の検証で、なんと!5kg以上も体重が減っていました( ゚Д゚)
「食べていただいて大丈夫です。とんこつラーメンもOKだし揚げ物もOKです」
「ただし、1日に1回程度にしていただかないとまた鈍感になってしまいますので、そこは気をつけてください」
おわりに
脂肪味、しっかりと改善してダイエットを成功させたいですね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。