2020年1月21日(火)放送の『教えてもらう前と後』。
『コロナウイルスにも有効インフル新常識 医師が実践!インフルかからない生活』というテーマで放送されました。
今年も猛威を振るうインフルエンザ、毎年感染者が激増するのは1月の半ばから。
さらに、新型コロナウイルスが日本にも上陸!
いまこそ感染症予防の新常識を覚えておきましょう。
教えてくれるのは、インフルエンザについての本が話題の大谷義夫先生。
毎日100人近い患者さんと接している大谷先生、それなのにどうしてインフルエンザにかからないのでしょうか?
その秘密は日常に隠されていました。
放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
医師のインフル予防法①スマホ消毒
答えは…スマホ
実はしっかり手洗いしていても、スマホを触ると感染の危険が!
しかし、あることを知っていればインフルエンザを予防できるんです。
「インフルエンザウイルスは、デコボコよりもツルツルが好きなんです」
「タオルなどのデコボコした素材では、インフルエンザウイルスは15分程度しか生きていないんですね」
「一方、スマホは表面も裏もツルツルしていますから、ウイルスは24時間程度生きているんです」
デコボコ素材…約15分
ツルツル素材…約24時間
「金属やプラスチックなどツルツルのところには、インフルエンザウイルスが長く生きているという報告があるんです」
・ドアノブ
・冷蔵庫
・つり革
など
家に帰ってしっかり手洗いしても、スマホを触れば手はウイルスだらけに…
家に帰ったらスマホを消毒しましょう。
アルコール分が入ったスマホ用のウエットティッシュで拭くと、効果が期待できます。
病院での診察が終わった後、大谷先生についていくと…
・自宅の扉やドアノブは指先では触らない
・電車のつり革にはつかまらず、手すりの中に手首を入れて指先で触らない
など、ウイルスとの接触を極力避けることを実践されていました。
医師のインフル予防法②手洗い
インフルエンザにかからない大谷先生。
帰宅後はすぐに洗面所へ。
「大切なのは手の洗い方なんです。せっかく洗っても、多くの方がウイルスを落とせていないんですね」
実は、インフルエンザやコロナウイルスを防ぐ手の洗い方があるんです。
一般女性3人に、洗い残しが分かる検査液をつけて手を洗ってもらったところ…
指の間・爪の先・手首がほとんど洗えていませんでした。
①手のひらと甲を洗う
②指の間を両手をこすり合わせるように裏表を洗う
③爪の先を円を描くように手のひらにこすりつけて洗う
④手首を握って回転させて洗う
※手洗い時間の目安は30秒
ウイルスは顔にもつきやすいので、帰宅後は必ず洗顔するそうです。
さらに、大谷先生は頭も洗っていました。
「手洗いは必須。そのあと顔も洗っていただくとよろしいかと思います」
「アルコール消毒は15秒程度すり込んでいただければ、ウイルスをかなり除去できます」
医師のインフル予防法③20分おきにお茶を飲む
「うがいは風邪には有効なんです。風邪のウイルスは喉についても、比較的ゆっくりにしか体内に入らないんです」
「一方で、インフルエンザのウイルスは、喉につくと比較的早期に体内に入ってしまうんですね。ですから1日数回のうがい程度では除去できないんです」
日本政府の見解でも、
とあります。
外部リンク:首相官邸ホームページ「(季節性)インフルエンザ対策」
実は、インフルエンザにかからない大谷先生はうがいではない、ある予防法を実践していました。
1人目の診察が終わるとアルコール消毒、そしてお茶を飲んでいました。
2人目の診察後も、アルコール消毒とお茶。
3人目の診察後も、アルコール消毒とお茶。
「わたくしは20分おきにお茶を飲むことにしています」
「喉を湿らすことによって喉の免疫が上がって、ウイルスを外に出してくれるんです」
そこで、こまめに湿らせることで免疫機能が高まるといいます。
特にお茶は殺菌作用があるのでオススメ。
おわりに
20分おきに喉を湿らせて、インフルエンザやコロナウイルスをやっつけましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございました。