2023年6月27日(火)放送の『マツコの知らない広島お好み焼きの世界』。広島お好み焼きを食べて記憶をたどる男性・井上龍也さんおすすめ広島焼きの名店を紹介します。
キャベツが主役の究極系/地域に根付く県内ご当地お好み焼き/概念が変わる最新進化系/都内の名店まで絶品の広島風お好み焼きが一堂に集結!
テレビで紹介された放送内容とネット通販お取り寄せ方法をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
マツコの知らない広島お好み焼きの世界
井上龍也さんは数年前に記憶喪失状態で発見され、その後、以前の自分がお好み焼き巡りをしていたことを知り、お好み焼きに2度目の恋をしているんだそう。
そこで現在連続1189枚もの広島お好み焼きを食べているという井上さんが厳選した広島お好み焼きの名店を一挙に紹介します。
鉄板焼きりんご(広島県段原)
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広島の中心地からほど近い住宅街でひっそりと営業する名店「鉄板焼きりんご」の「そば肉卵(750円)」。
井上さんが記憶喪失後に最初に食べたという広島風お好み焼きのお店で、店主の野上輝明さんは記憶を失う前の井上さんのことを知る数少ない友人なんだそう。
広島お好み焼きは生地→キャベツ→もやし→天かす→豚肉の順で焼いていきます。
生地に具材を混ぜてから焼く関西とは異なり、層を作るように焼いていくのが特徴です。
中でも鉄板焼きりんごは何枚でも食べられる超ライトなあっさり系のお好み焼きを追求。
ブドウでとった油「グレープシードオイル」でそばを炒めていて、あっさり味に仕上がるんだそう。
ヘラで押し潰して水分を飛ばすことでさっぱり食べやすく仕上げています。
キャベツがスゴすぎる広島お好み焼き3選
井上さんいわく「広島お好み焼きの主役はやきそばではなく“キャベツ”」。
そこでキャベツにこだわりまくった広島お好み焼きの名店を紹介します。
かんらん車(広島県土橋)
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平和記念公園から徒歩5分にある「かんらん車」の「肉・玉子(そば)750円」。
食べログお好み焼き百名店に2019・2022の2度選出された広島お好み焼きの名店です。
店名はキャベツの漢字である「甘藍」から取るほどキャベツに重きを置いているんだそう。
特徴は超高温の鉄板、高温で一気に焼くことでキャベツの旨みを引き出すことができるんだとか。
しかしキャベツは焦げやすく扱いが難しいのが悩み、そこで編み出された職人技が「キャベツ返し」。
生地の向きはそのままで具材だけをひっくり返すという焼き方です。
絆心premium(広島県東駅町)
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広島駅から徒歩5分、オープンからわずか1年で多くのお好み焼きファンを虜にしてきた名店「絆心(きしん)premium」の「絆心プレミアム(1100円)」。
その秘密が約2mmの極細キャベツ。
細いキャベツは溶けて具材と一体化します。
手を回しながら揉み込むように焼くことで空気が入り、ふわふわ食感の卵に仕上げた広島お好み焼きです。
常太郎(広島県稲荷町)
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広島駅から徒歩15分、著名人も数多く訪れる人気店「常太郎」の「そば肉玉(842円)」。
最大のポイントが半玉以上を使用した超ざく切りキャベツ。
ざく切りキャベツは火を通すのが難しいんだそう。
外から中へと循環させる「循環焼き」で時間をかけて焼き上げる、噛むごとにキャベツの甘みが味わえる広島お好み焼きです。
具材にこだわるご当地広島お好み焼き9選
広島の地域ごとに異なる個性的なご当地お好み焼きを紹介します。
いんおこ(因島)
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造船関係者の腹持ちがいいようにと考えられた、腹持ちの良いうどん入りの広島お好み焼きです。
かきおこ(廿日市)
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広島特産の牡蠣を贅沢に使った広島お好み焼きです。
庄原焼き(庄原)
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そばの代わりにお米が入った広島お好み焼きです。
ソースの代わりにポン酢をかけてさっぱりといただきます。
お店によってはキムチチャーハンを入れたりしてアレンジしているんだそう。
三原焼き(三原)
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養鶏が盛んな三原の鳥もつが入った広島お好み焼きです。
備後府中焼き(府中)
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安い価格で美味しいものをと考えられた、ミンチ肉入りの広島お好み焼きです。
三次唐麺焼き(三次)
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焼きそばの代わりに地元の辛麺を使用した広島お好み焼きです。
尾道焼き(尾道)
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砂肝・イカ天入りの広島お好み焼きです。
たけはら焼き(竹原)
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酒粕入りの広島お好み焼きです。
呉焼き(呉)
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二つ折りが特徴の広島お好み焼きです。
概念覆し系ヤング広島お好み焼き3選
井上さんおすすめ、新進気鋭の若手職人が作る最新の広島お好み焼きの名店を紹介します。
鉄板Diningゆうあ(広島県胡町)
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広島のメインストリートである相生通り沿いで営業する「鉄板ダイニングゆうあ」の「スペシャル焼き(1430円)」。
焼き手歴7年の女性職人である高藤祐希さん(30歳)が作る、美を追求した広島お好み焼きです。
ポイントは女性らしく見た目にこだわり、ソースやトッピングを中に隠すという作り方。
200回以上混ぜた納豆クリームが味の決め手。
マヨネーズとネギを半熟卵で蓋をして刻み海苔をのせた、見た目も美しい広島お好み焼きです。
広島赤焼えん(広島県大須賀町)
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広島駅の西口、通称“駅西エリア”に店を構える「広島赤焼えん」の「赤おこ(1108円)」。
店主の伊藤勝さん(53歳)は40代で佐川急便を脱サラし、店を持ったという新進気鋭の職人。
豚肉の代わりに広島赤どりの鶏皮を使用、鶏皮の油をざく切りキャベツに移しています。
仕上げはコチュジャンベースの赤だれ。
ソースの概念を変えた真っ赤な見た目の広島お好み焼きです。
nikutama(東京都蒲田)
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東京都蒲田に1号店を持ち、広島出身の石原三兄弟が営む「nikutama」の「農園野菜のnikutama焼き(1500円)」。
昨年10月、広島の横川町に逆輸入の形で「nikutama HIROSHIMA」をオープンさせた広島お好み焼きの名店です。
その焼き方も通常の広島お好み焼きとは一線を画し、1層目は生地ではなく生麺。
さらにキャベツの上にはクセの少ないサラダケールをのせています。
使用する野菜は自分たちの農園で収穫するこだわりよう。
卵は厳選した双子卵を使い、にんにくベースのお店オリジナルの塩ダレ&ソースで味付けした新時代の広島お好み焼き。
最後にバーナーで表面を炙って仕上げる、ワインに合うように作られた進化系お好み焼きです。
おわりに
広島お好み焼き、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。