2020年12月22日(火)放送の『マツコの知らない世界』。
『日本はパリ超えレベル!?チョコレートケーキの世界』というテーマで放送されました。
実はいま、日本のチョコレートケーキが世界トップレベルなんです。
教えてくれるのは、チョコレートの世界の大会で金賞を受賞した天才パティシエのサントス・アントワーヌさん(51歳)。
そしてチョコレートケーキを年間700個食べる、チョコレートケーキマニアの佐藤ひと美さん(35歳)。
サントスさん&佐藤さんオススメ!絶品チョコレートケーキ12選をまとめました。
マツコの知らないチョコレートケーキの世界
①チョコの世界大会で優勝する日本人が多い
サントスさんによると、日本のチョコレートケーキは世界トップレベルとのこと。
パリの『サロン・デュ・ショコラ』25年の歴史の中から選出されたショコラティエ100人に辻口博啓シェフや小山進シェフなど日本人が多くランクインし、チョコレートに向かう日本人の姿勢が世界レベルで注目されています。
他にも『ワールド・チョコレート・マスターズ』で優勝した京都の水野直己シェフなど、チョコレートの世界大会で優勝する日本人が多いんです。
②美味しい生クリームや小麦粉の食材が多い
サントスさんの故郷フランスに比べて、日本には美味しい生クリームや小麦粉の食材が多いのも理由です。
フランスは小麦粉の種類がとても少ないんだそう。
③チョコの世界の超有名店が日本に多く進出
美味しい物をたくさん知っている日本人の舌をさらに喜ばせようと、チョコレートの世界の超有名店が多く進出。
フランスの『ジャン=ポール・エヴァン』やスペインの『ブボ・バルセロナ』なども日本に出店しています。
サントス・アントワーヌさんと佐藤ひと美さんの紹介
フランス出身のサントス・アントワーヌさんは16歳でパティシエとしてスイスで勤務。
その後ロンドンやパリなど世界のスイーツの名店で修業し、24歳のときに飴細工などの技術を学ぶために来日します。
30歳で東京都練馬区の小竹向原に『洋菓子店クリオロ』を開店し、48歳でチョコレートの世界大会『サロン・デュ・ショコラ』で金賞を獲得した天才パティシエです。
その『サロン・デュ・ショコラ』で金賞を獲得したチョコレートが、15種類のさまざまな味のチョコレートが詰まった『ゴールドセット』。
こちらはチョコレート×ブラックベリーを掛け合わせた、クリオロを代表するチョコレートケーキ『ニルヴァナ』。
佐藤ひと美さんは3歳で初めてチョコレートを食べその魅力にハマり、20歳でチョコレートケーキを年間700個食べる生活に。
現在は趣味がこうじてスイーツライターに転身し、これまでに食べたチョコレートケーキは累計1万個以上というチョコレートケーキマニアです。
パティシエのサントスさんを天才と崇めているんだそう。
造形美が美しいチョコレートケーキ3選
チョコレートは溶けて固まるのでどんな形にもなり、他のケーキとは違ってアートのような作品が作れるのが魅力なんです。
そこでサントスさんが厳選した『造形美がスゴい!美しすぎるチョコレートケーキ3選』を紹介します。
マカロン ショコラ ア ランシエンヌ(ジャン=ポール・エヴァン)
出典:TBS『マツコの知らない世界』
フランスから日本に出店している『ジャン=ポール・エヴァン』のチョコレートケーキです。
ジャン=ポール・エヴァンは高級チョコブームの火付け役としても有名で、世界のチョコレート業界をけん引する存在です。
毎年さまざまなチョコレートケーキを生み出す中で特に美しいチョコレートケーキが『マカロン ショコラ ア ランシエンヌ』。
上にマカロンがのっていて、外側をチョコレートの飾りがクルクルと敷き詰められています。
中にはガナッシュとマカロンが入っています。
食感が良く見た目も美しいチョコレートケーキです。
KUMO 栗(マンダリンオリエンタル東京)
出典:TBS『マツコの知らない世界』
マンダリンオリエンタル東京の1階にある『ザ マンダリン オリエンタル グルメショップ』のチョコレートケーキです。
フランス出身の一流シェフが作るチョコレートのクリスマスツリーが愛らしいケーキや、サンタをイメージした赤くドーム状の輪郭が美しいケーキなど。
その中でも造形美がスゴいチョコレートケーキが『KUMO 栗』。
雲の形をホワイトチョコレートで表現したケーキで、本当の雲のような曲線が美しい逸品。
季節で変わるフレーバー&ふわふわムースが特徴で、外はパリっと中はふわっとした食感のチョコレートケーキです。
ちなみにホワイトチョコレートはカカオバターからできているんだそう。
フイユ・ドトンヌ(ルノートル)
出典:TBS『マツコの知らない世界』
フランスから銀座三越に出店している『ルノートル』のチョコレートケーキです。
“現代フランス菓子の父”と言われているガストン・ルノートルが1947年に創業した、60年以上の歴史を誇る名店です。
フランス菓子をアートの領域まで高めたと言われるルノートルで形が美しいチョコレートケーキが『フイユ・ドトンヌ』。
ナイフを使って薄く丁寧に作られた繊細な花びらが特徴。
中はチョコレートムースとメレンゲ生地が入っていて軽く食べられるチョコレートケーキです。
溶けかけが美味しいチョコレートケーキ3選
冷蔵庫から出してすぐ食べるのではなく、ちょっと置いてから溶けかけギリギリで食べるのが美味しいんです。
そこでサントスさんが厳選した『溶けかけギリギリが美味しい!絶品チョコレートケーキ3選』を紹介します。
ラ トリュフ(ユーゴ アンド ビクトール)
出典:TBS『マツコの知らない世界』
出典:TBS『マツコの知らない世界』
フランスから出店している『ユーゴ アンド ビクトール』のチョコレートケーキです。
2010年にパリで創業し、日本では新宿伊勢丹・恵比寿・表参道などに店を構えています。
シェフパティシエのユーグ・プジェが手掛けた革新的なチョコレートケーキの数々はトロトロ感溢れるものが多いです。
その中でも特にサントスさんが唸ったチョコレートケーキが『ラ トリュフ』。
常温15分でムースが溶けるのが特徴のチョコレートケーキです。
フランスで愛されているトリュフをアートのようなケーキに仕上げました。
テリーヌ ショコラ(L’AVENUE)
出典:TBS『マツコの知らない世界』
出典:TBS『マツコの知らない世界』
兵庫県神戸市にある『L’AVENUE』のチョコレートケーキです。
シェフの平井茂雄さんはワールドチョコレートマスターズで優勝しています。
そんな平井さんが作るチョコレートケーキは、わずかな温度変化で味が繊細に変わるのが特徴。
中でも口溶けがスゴいチョコレートケーキが『テリーヌ ショコラ』。
シンプルな味ですがフワっとした食感が特徴です。
常温で30分置くと滑らかになり、口溶けが倍増してゆっくり溶けていくんだそう。
カカオの雫(ショコラトリータカス)
出典:TBS『マツコの知らない世界』
出典:TBS『マツコの知らない世界』
愛知県名古屋市にある『ショコラトリータカス』のチョコレートケーキです。
シェフの高須聡さんはサントスさんと同じく『サロン・デュ・ショコラ』のショコラティエ100人に選出されました。
“一口ほおばった瞬間から溶ろけだす”をコンセプトに作られた数々のチョコレートケーキ。
その中でもトロトロ感MAXのチョコレートケーキが『カカオの雫』。
常温10分でふわふわ食感になり、小麦粉をまったく使っていないのでエアリーに仕上がっています。
香りが際立つチョコレートケーキ3選
チョコレートの原料はカカオ豆から作られていますが、食べたときにスモーキーだったりスパイシーだったりといろいろな香りがします。
チョコレートは他の食材とも相性がいいので、ピスタチオやオレンジなどを掛け合わせて楽しむことができるのがチョコレートケーキなんです。
そこでサントスさんが驚いた『香り豊かな絶品チョコレートケーキ3選』を紹介します。
マール(INFINI)
出典:TBS『マツコの知らない世界』
世田谷区九品仏で今年オープンした『INFINI』のチョコレートケーキです。
紅茶を使ったチョコレートケーキやフランス語で『香水』と名前が付けられた柑橘系のケーキなど、特に香りにこだわった商品が揃っています。
その中でも香り豊かなチョコレートケーキが『マール』。
ブランデーをたっぷりと入れて風味を倍増させたチョコレートケーキで、お酒の香りが口いっぱいに広がります。
ザッハトルテ(ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ)
出典:TBS『マツコの知らない世界』
東京・竹芝にある『ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ』の1階の『ザ・ショップ N.Y. ラウンジブティック』のチョコレートケーキです。
シェフの徳永純司さんはアロマセラピーアドバイザーの資格を持っています。
そんな香りのスペシャリストが作るチョコレートケーキが『ザッハトルテ』。
アプリコットジャムが繊細に香る、日本人好みの優しいチョコレートケーキです。
ミシャラクモンクール(ミシャラク)
出典:TBS『マツコの知らない世界』
フランスから表参道などに出店している『ミシャラク』のチョコレートケーキです。
フランスで人気のパティシエ、クリストフ・ミシャラクが作る香りが美味しいチョコレートケーキが『ミシャラクモンクール』。
柚子とチョコレートのハーモニーが斬新です。
日本の柑橘である柚子はフランスで大ブームだそうで、ケーキや料理の食材してよく使われているんだそう。
試食したマツコさんが特に大絶賛していました。
お取り寄せできる冷凍チョコレートケーキ3選
日本人ならではの視点から佐藤ひと美さんが語る日本のチョコレートケーキの魅力。
日本の冷凍チョコレートケーキはフレッシュな状態で瞬間冷凍し、美味しい状態のまますぐに届くのが素晴らしいんだそう。
そこで佐藤ひと美さんが厳選した『冷凍だからこそ美味しいチョコレートケーキ3選』を紹介します。
チョコレートレアチーズケーキ(Minimal)
出典:TBS『マツコの知らない世界』
東京・富ヶ谷などに出店している『Minimal』の冷凍チョコレートケーキが『チョコレートレアチーズケーキ』。
冷たい状態ではカカオの味がすごく立っていて、解凍されていくごとにチーズの味が強くなるんだそう。
ショコラエッグタルト(maman OVALE)
出典:TBS『マツコの知らない世界』
愛知県刈谷市にある『maman OVALE』の冷凍チョコレートケーキです。
1928年に創業、元々は養鶏会社だったんだそう。
『ルテイン卵』というブランド卵を使った冷凍チョコレートケーキが『ショコラエッグタルト』。
オーブンで焼くことで外はサクサク&中はトロトロの激うま食感に変化します。
THE chocola(THE)
出典:TBS『マツコの知らない世界』
チョコレート専門店『THE』の冷凍チョコレートケーキ『THE chocola』です。
佐藤ひと美さんが特にイチ押しする冷凍チョコレートケーキで、サントスさんも驚くほど美味しさなんだそう。
イタリアレストランのシェフから転身した澤田明男さんが作っていて、違ったアプローチで作られている冷凍チョコレートケーキです。
電子レンジで5秒ほど温めるとまた違った食感が楽しめるそうです。
おわりに
チョコレートケーキ、見ているだけでよだれが出てきそうでした(笑)
一口にチョコレートケーキといってもいろいろな種類があるんですね。
日本が世界のチョコレートケーキの最先端という事実も意外でした。
是非参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。