2019年5月4日(土)放送の『世界一受けたい授業』。
『日本に迫る9つの危機SP』と題して2時間スペシャルとして放送されました。
その第6位が『野菜不足』。
野菜は1日に350g以上必要とされていますが、日本人の野菜摂取量はなんと!60gも足りていないんだとか!
野菜が不足すると心臓病やがんなど、様々な病気のリスクが高まるんだそう。
放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
抗がん作用のある『スルフォラファン』
答えは…ブロッコリー
「ブロッコリーには抗がん作用のある辛味成分『スルフォラファン』が野菜の中で一番多く含まれているんです」
1週間に1株を目安に食べるといいんだそう。
さらにブロッコリーの新芽である『ブロッコリースプラウト』は、その20倍ものスルフォラファンが含まれているんだとか!
がんのリスクを低下させるのには、ブロッコリースプラウトがより効果的なんですね。
野菜の栄養を効率よくとる方法
『緑黄色野菜』の場合
野菜は大きく2種類に分かれています。
1つはビタミンやミネラルなどの栄養価が高い『緑黄色野菜』。
ビタミンが豊富な、ニラ。
ニラの栄養を効率よくとる方法は、ズバリ『冷凍保存』。
ニラは冷凍すると細胞が壊れます。
するとがん予防に効果的な成分『アリイン』が、壊れた細胞から飛び出して活性化。
栄養がおよそ10倍に増加するんだとか!
『淡色野菜』の場合
もう1つは食物繊維が豊富で満腹感のある『淡色野菜』。
淡色野菜の代表格、玉ねぎ。
むくみ改善に効果的なカリウムが多いんです。
さらに玉ねぎは切った後にそのまま置いておくと、栄養価がアップするんだとか。
玉ねぎの辛味成分『硫化アリル』は空気にさらすことで、『アリシン』という血液をサラサラにする成分に変化します。
玉ねぎを切った後に10分程度放置しておくと、さらにアリシンが増加するんだそう。
ただし、玉ねぎは水にさらすと栄養が流れ出てしまうので注意!
水にさらさなくてもそのまま置いておけば、玉ねぎの辛味成分は少なくなるそうですよ。
まとめ
・ブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトはその20倍
・ニラは冷凍保存することで、がん予防に効果的な成分『アリイン』が10倍に
・玉ねぎは切った後に10分間放置しておくと、血液サラサラ成分『アリシン』が増加
・玉ねぎは豚肉と一緒に食べるとビタミンB1の吸収率が高まる
ブロッコリーってなかなか食べる機会がないですが、実はすごい野菜だったんですね♪
ここまで読んでいただきありがとうございました。