2019年5月7日(火)放送の『教えてもらう前と後』。
「日本人が大好きな国民食『カレー』を知る前と後」というテーマで放送されました。
教えてくれるのは
『ホテルニューオータニ』統括料理長の太田高広シェフ
カレー総合研究所の井上岳久所長
の3賢人。
カレーの美味しさを決める炒め方。
3賢人いわく「カレーは玉ねぎの炒め方で8割決まる」とのこと。
でも炒め玉ねぎは作るのに30分はかかる上に、焦がしやすくて面倒くさいですよね。
そこで『裏ワザを使って簡単にあめ色玉ねぎを作る方法』を教えてもらいます。
さらに『市販のルーを使って作る絶品カレーレシピ』も教えてくれましたよ。
インド風チキンカレー
齋藤さん流『あめ色玉ねぎの作り方』
①フライパンに油を入れマスタードシードとクミンを加える
②スパイスが油になじんだらニンニクを加える
③そこに玉ねぎのみじん切りを加えて油をなじませる
④普通の塩(2つまみ)を入れる
⑤水(少量)を少しずつ加えながら炒める
⑥好みのあめ色になるまで炒めれば出来上がり
「インド風はまず油にスパイスの香りを移すところから始めます」
「劇的にカレーの香りがグッと上がります」
「(塩を入れても)味が変わるほどではないので、ちょっと玉ねぎの甘みも引き出すことができます」
齋藤さんが教える『インド風チキンカレー』
①鶏肉を一口大に切って炒める
②夏野菜のなすとほうれん草を加えて軽く炒める
③炒め玉ねぎを加える
④水を加えてひと煮立ちさせる
⑤火を止めたあとに『ハウスジャワカレー(中辛)』のルーを投入する
⑥再び火をつけて隠し味のヨーグルトを加える
⑦最後に食感を楽しめるようにプチトマトを加えれば出来上がり
「私は(隠し味に)ヨーグルトを使います」
「爽やかさが加わってすごく清涼感のあるカレーに仕上がります」
ワンランクアップのビーフカレー
①牛ブロック肉を一口大に切る
②ボールに入れたあとにヨーグルト(無糖)を混ぜ込む
③それを冷蔵庫で一晩寝かせる
④牛肉と好みの野菜を炒める
⑤鍋に溶かした『きわだちカレー(中辛)』に炒めた具を加えて煮絡めれば出来上がり
「(隠し味は)ヨーグルトです。これを入れて一昼夜寝かせておく」
高級ホテル風カレー
太田シェフ流『あめ色玉ねぎの作り方』
①玉ねぎをみじん切りにしてラップで包む
②電子レンジで40秒ほど加熱する
③好みのあめ色になるまで炒めれば出来上がり
「最初から玉ねぎを炒めていると時間もかかりますし、一度火を入れたもので炒めるとすぐにあめ色になっていきます」
通常なら30分はかかる炒め玉ねぎが、なんと7分ほどで完成!
電子レンジで時短ですね♪
太田シェフが教える『高級ホテル風カレー』
①骨付き豚バラ肉にフォークで穴をあけ塩コショウ(適量)をする
②カレー粉を全体的にまぶす
③煮込む前にフライパンでソテーして表面に焼き色を付ける
④炒め玉ねぎと好みの野菜を鍋で炒めたあとに肉を加える
⑤水を加えてひと煮立ちさせる
⑥火を止めて冷ましてから『こくまろカレー(中辛)』のルーを投入
⑦隠し味にココアを加える
⑧最後にあらかじめ素揚げをしたじゃがいもを加えれば出来上がり
「骨付きを使うことで、骨から豚の甘みとうま味が出てきますので美味しくなります」
「(隠し味は)ココアです。コクと風味が出まして全体的の味をしっかりと引き締めてくれる効果があります」
おわりに
市販のルーでここまで本格的なカレーができるなんて驚きですよね。
ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。