2022年5月29日(日)放送の『行列のできる法律相談所』。
ホテル・旅館の朝ごはんが今大ブーム!日本一美味しい朝食が食べられる宿を紹介します。
教えてくれるのは“旅の達人”ことホテル評論家の瀧澤信秋さんです。
さらに片岡愛之助さん、ホラン千秋さん、戸次重幸さんがそれぞれ話題の宿を実際に訪れて絶品の朝食をいただきます!
放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
朝食が美味しい宿6選
朝食はホテルに泊まったときの最後に食べるイベントです。
「ピークエンドの法則」といって、人は最後に体験したことが記憶に残りやすいんだそう。
「ちょっとこのホテルどうなの?」と思っても朝食が良いと「あそこ良かったよね!」となり、それがホテルが朝食に力を入れる理由なんだとか。
そこでホテル旅館のプロが日本全国から選りすぐった「究極の朝食が食べられる宿」を6つ紹介します。
【福岡県】THE BREAKFAST HOTEL 福岡中州
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福岡県福岡市にある「ザ・ブレックファーストホテル 福岡中州」。
その名の通り朝食にこだわり抜いたビジネスホテルです。
おすすめの朝食はふわふわのメレンゲをご飯にのせて食べる究極の卵かけご飯。
そして福岡県のブランド卵を使い、鹿児島県産のたんかんソースをかけたフレンチトースト。
一流のシェフが極上の朝食を振る舞います。
【長野県】ホテルインディゴ軽井沢
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今年2月にオープンした「ホテルインディゴ軽井沢」。
木のぬくもりを感じる空間と軽井沢の別荘時間を楽しめる極上ホテルです。
朝食会場がオープンキッチンになっていて、ビュッフェに並ぶのは地元で採れた軽井沢野菜。
この野菜を丸ごと薪グリル、薪はナラの木を使用していて香ばしい香りと甘みがギュッと詰まったグリル料理が楽しめます。
【北海道】センチュリーマリーナ函館
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“朝食合戦”が繰り広げられる北海道函館市にある「センチュリーマリーナ函館」。
朝食が人気のホテルランキングで2年連続第1位に輝いた日本一のリゾートホテルです。
ビュッフェに並ぶのは日本最大級150種類以上の料理。
朝から目の前でカットされるスペイン産の高級生ハムや、北海道産タラのアクアパッツァにエゾ鹿のブラックカレー。
デザートは養蜂場直送のミツバチの巣から取る生はちみつを贅沢にかけて食べるパンケーキ。
そして人気ナンバー1は北海道のブランド米にウニを混ぜ込んだ「焼きウニぎり」。
利尻昆布の旨味が詰まった出汁をかけてお茶漬けにして食べれば絶品の味です。
【静岡県】お宿うち山
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2005年創業、静岡県伊東市にある「お宿うち山」。
大正ロマンをモチーフに作られた館内が落ち着いた雰囲気のお宿です。
全6室離れ宿の2階建て、国指定天然記念物の大室山の麓で優雅なひと時が過ごせます。
2階の寝室にある展望露天風呂からは大島を眺めることができます。
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朝食は地元の食材をふんだんに使った全10品。
伊豆産の鱒の塩焼き、南伊豆産の生海苔入り出汁巻き玉子、がんも(アオリイカと豆腐)など。
そしてメイン料理は南伊豆の黒アワビ(1個約2,000円)を使った「黒アワビの餡かけ」。
南伊豆の特産品である黒アワビは歯応えがあり、ほど良い磯の香りと旨味が豊富な食材です。
最高級の黒アワビを食べやすい厚さに切り、秘伝の出汁とアワビの肝をベースに作られた餡で煮込んだ逸品。
土鍋で炊いたふっくらご飯にたっぷりかけた「黒アワビ餡かけご飯」にしていただきます。
ちなみに朝食だけでなく夕食も豪華で、榊山牛の炙り、稚鮎の天ぷら、伊東産のかますを昆布で挟んだ炙り寿司などが味わえます。
【長野県】石苔亭いしだ
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1983年創業、長野県南部の阿智村にある「石苔亭(せきたいてい)いしだ」。
自然豊かな山々に囲まれたこの宿は約1000坪の広大な敷地に17室のみという贅沢な作りになっています。
館内には能舞台があり、地元の伝統芸能が毎日楽しめます。
あのジブリの宮崎駿監督が原案に携わったというオリジナルの舞台もあるんだそう。
源泉かけ流しの露天風呂はアルカリ性で、お肌の古い角質が取れやすくなり美人の湯と言われています。
安土桃山時代の茶室をイメージしたお部屋を始め、客室の造りがすべて異なっているのも特徴です。
花を観賞するために改良された花桃が約1万本咲き誇っていて、日本一の桃源郷と呼び声が高いんだとか。
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短歌の5+7+5+7+7=31から名付けたという「短歌膳」はお盆に並ぶ29種類の小鉢とご飯、味噌汁を合わせて合計31品もの料理が味わえる朝食です。
ゼンマイやウドなど地元で採れる山菜、信州黄金たまごの卵焼きなど、地元産の食材を丁寧に調理しています。
第1位:フルーツトマト…阿智村産のフルーツトマトを湯引きして柑橘系のドレッシングで味付けした一品
第2位:寒干し大根…茹でた大根を軒下に干して乾燥させる郷土食
第3位:たけのこ姫皮土佐煮…たけのこの先端の柔らかい姫皮を醤油で煮込んだ一品
【青森県】星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
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青森県十和田市、国の特別名勝に指定されている奥入瀬渓流のほとりに建つ「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」。
館内には「芸術は爆発だ」の名言を残した天才芸術家の岡本太郎さんが製作した「大暖炉 森の神話」があり、奥入瀬渓流で暮らす鳥・きのこ・森の妖精たちを表現しています。
さらにラウンジにある「大暖炉 河神」は奥入瀬渓流の水しぶきが妖精に変わっていく様子を表現した、岡本太郎さんの遺作とされる作品です。
明るい光が差し込む広々としたくつろげる和室は渓流に面したテラスで露天風呂も楽しめます。
ホテルの醍醐味は奥入瀬渓流での苔さんぽ、原生的な自然が残っていて水・岩・緑・苔がつながり合った素晴らしい自然を体感できます。
夕食も充実していて「ビュッフェレストラン青森りんごキッチン」では青森名物のっけ丼、りんごと豚肉のロースト、あつあつアップルパイ、帆立貝のカダイフ揚げ、国産牛ローストビーフなど全50種類以上の料理が食べ放題。
渓流を望める露天風呂も併設されていて秋は紅葉、冬は温泉の壁に凍った滝を再現した「氷瀑の湯」も楽しめます。
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五感で感じられる朝食は奥入瀬渓流の雄大さを目の前で感じられる外の特等席です。
リンゴの木で作られた箱を開けると彩り豊かなピクニックセット。
ほうれん草のキッシュ、チキンのタルティーヌ、色鮮やかな野菜をたっぷり使ったミネストローネなど。
主役である自然豊かな景色と渓流の水音を邪魔しないよう、料理はあえてシンプルにしているんだそう。
おわりに
東野幸治さん、滝沢カレンさん、フワちゃん、フット後藤さん、北村弁護士の5人によるスタジオ投票での結果…
ホラン千秋さんが訪れた「石苔亭いしだ」の豪華31品が楽しめる朝食「短歌膳」がNo.1に選ばれました♪
旅の達人おすすめ宿、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。