2022年2月27日(日)放送の『日曜日の初耳学(林先生の初耳学)』初耳トレンディ。
厚切りジェイソンさんおすすめの楽天証券で行うリスクの少ない楽天VTIへの投資法をまとめました。
著書でAmazonのビジネス書ランキング1位になるほど人気の投資本『ジェイソン流お金の増やし方』は3か月で25万部を突破し注目を集めています。
放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
厚切りジェイソン流お金の増やし方
今年4月から高校の授業にも取り入れられることになっている投資をはじめとした資産形成。
そこで企業の役員も務める“二刀流芸人”としても知られる投資家の厚切りジェイソンさんが、リスクを軽減するジェイソン流の投資方法を大公開!
2児の母であるギャル曽根さんが実際にジェイソン流投資術を実践しながらリスクの少ないお金の増やし方を学びます。
ジェイソン流投資法とは
リスクは0ではないが極めて少ない
実際にジェイソン流の投資法を実践した主婦は、元金80万円がたった2年で110万円になったんだそう。
初心者でも簡単に投資を始められるといま話題になっています。
芸人の中田敦彦さんや杉村太蔵さんもジェイソン式投資法を大絶賛!
スマホで簡単 株式投資の取引方法
株式投資の始め方はスマホで簡単3ステップ。(※番組ではSBI証券が紹介されました)
①証券口座の開設
証券会社のホームページで簡単な情報入力と身元を確認できる書類、本人確認の写真撮影をするだけ。
たったの5分でスマホで簡単に証券口座が開設できます。
②銘柄を選ぶ
株の銘柄には会社名や現在の株価、前日からの値上がり率が表示されます。
③購入
おすすめは投資信託
コロナが落ち着いたら上がるだろうと予想してカラオケ大手企業の銘柄に投資しようとしたギャル曽根さん、しかし初心者が個別銘柄に投資するのはNG!
ある会社の株価がこの先上がるか下がるかを予測するのはプロでも至難の技、そこで厚切りジェイソンさんがおすすめする投資法が「投資信託」です。
映画で例えると、個別銘柄への投資はレンタル屋に行ってジャケットだけで作品を選ぶようなもの。
知識がないと面白いかどうかは賭けになってしまいます。
一方の投資信託はネットフリックスなどの動画サービスに加入するようなイメージ。
膨大な映画作品のパック買いなので確実に自分の好きな映画が見つかります。
おすすめ銘柄は「VTI」
投資信託の銘柄の中でも厚切りジェイソンさんがおすすめする投資先が「VTI」。
ある会社の価値が下がったとしても他の会社は上がっていることもある、つまりリスクを分散することができるんです。
厚切りジェイソンさんは何も考えずVTIだけをずっとやり続けてこれまで資産を増やしてきたんだそう。
実際にジェイソン流の投資法でシミュレーションしてみると…
積立期間…44年
利回り…6.4%
44年目にはおよそ2,859万円に。
元本が1万円×12か月×44年=528万円なので、その利益は2,300万円以上という結果に!
厚切りジェイソンさんによると、20年期間で見た年換算リターンは今まで6.4%を下回ったことがないんだそう。
つまり将来もこれくらいの利回りが見込めるだろうとのこと。
「SBI証券」で証券口座を開設した場合のVTIの買い方を紹介します。
①ホーム画面の取引の項目にある「外国株式」を選択
②「VTI」と入力して検索
一度に全額を投資するのはNG!
予算の全額を一度に投資しようとしたギャル曽根さん、しかし一度に全額を投資するのはNG!
そこで厚切りジェイソンさんおすすめの買い方が「毎月分割して買う」積立て方式です。
たとえば投資に回せるお金が10万円ある場合、一度に全額買うと上がるか下がるかは一か八かの賭けのようなもの。
運用成績によっては翌月に半分の価値になってしまう場合も。
それに対し、毎月購入して積立てる方法なら購入価格の平均値を取れる、つまり損するリスクが軽減できるんです。(この投資手法をドルコスト平均法と言います)
「今月はちょっと資金がきついな…」という場合は積立をストップしたり積立金額を下げることもできます。(※SBI証券の場合)
「下がったら売る」はNG!
価格が下がってしまったので売ろうとしたギャル曽根さん、しかし焦って売るのはNG!
株の価格が下がったからといってすぐに売ってしまうとそこで損が確定してしまいます。
買ったら絶対売るな!
現在、厚切りジェイソンさんがおすすめするVTIはロシア・ウクライナ情勢悪化の影響で価格が下がっています。
しかし、これまでアメリカ株は「ITバブル崩壊」「リーマンショック」「コロナ」などで暴落もありましたが、長期で見るとずっと右肩上がりの成長を続けているんです。
長期間(20年以上)売らずに積み立てることで、その時間が利益を生み出す
厚切りジェイソンさん本人もこれまで一度も売却したことがなんだそう。
マイホームを無料で手に入れる投資術
マイホームの購入で頭金に1,000万円ほど支払う人もいますが、ジェイソン流投資法ではおすすめできません。
日本の住宅ローンの金利は約0.4%~0.8%。(※変動金利の場合)
つまりジェイソン流投資法の約6.4%の利回りで得た利益と、住宅ローン約0.4%~0.8%の利子との差額分がお得になるんです。
厚切りジェイソンさんは家を買う際の頭金はほぼ0だったんだそう。
頭金を入れずに35年ローンを組むべし
※購入者の状況により頭金が必要な場合があります。
たとえば5,000万円の家を購入する場合、頭金1,000万円を用意できたとします。
その1,000万円を頭金に入れずに投資信託(VTI)に回すと、ジェイソン流投資法で運用すれば1,000万円が12年で倍の2,000万円になり、24年で4,000万円、36年でなんと8,000万円に!
『ジェイソン流お金の増やし方』の要約
番組を見て僕もさっそく著書を購入して読んでみました。
投資に関する基礎知識やお金が貯まるジェイソン流節術などがとても分かりやすい文章で書かれていて、初心者の自分にも理解しやすい内容になっていましたよ。
厚切りジェイソンさんは個別の銘柄には一切手を出さず15年前から投資信託だけを運用し続け、約2年前にはついにFIRE(経済的自立)を達成したんだそう!
実は3年前までは「S&P500」に連動するインデックスファンドに投資していたそうですが、成長性がある中小企業の銘柄までカバーしているという理由から「VTI」に投資先を変更したそうです。(口座そのものは解約せずに今も保有し続けているとのこと)
証券口座を開設するのに厚切りジェイソンさんがおすすめするのが、取り扱っている米国株の種類が豊富な「楽天証券」と「SBI証券」。
著書では特におすすめする楽天証券での口座開設の具体的なやり方や銘柄の買い方、さらには自身が運用しているという上場投資信託「ETF」や日本人におすすめの「楽天VTI」の買い方についても画像付きで詳しく解説されています。
ただし厚切りジェイソンさんが投資しているETFの銘柄「VTI」はドルでしか買うことができないため、毎月決まった日に日本円をドルに替えてアメリカの銀行に送金し、翌日に着金したものを今度はアメリカの証券会社に入金するといった作業を完全手動でやる必要があるんだそう。
そこで日本人の投資初心者におすすめなのが本家のVTIとほぼ同じ銘柄で、かつ自動購入に対応している楽天VTIとのこと。
「楽天VTI」の購入手順はたった4つだけ。
①楽天カードを作る(年会費永年無料)
②楽天証券に口座を作り、つみたてNISA口座も同時に申し込む
③マイナンバー登録
④つみたてNISA口座で「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)」を選んで購入
僕もさっそく楽天証券での口座開設にチャレンジしてみましたが、本の手順通りに進めるだけでつみたてNISA口座での楽天VTIの購入まで簡単にできました!
一度設定を済ませてしまえば毎月決まった日に決まった金額を自動で積み立ててくれ、基本的にほったらかしでOKなのでとってもラクなんです。
ちなみに三菱銀行(当時)で投資関係の仕事に長年携わっていたという、投資専門家の太田創さんも著書の中で「つみたてNISA(またはiDeCo)を利用した米国株への投資信託が一番賢いやり方」とおっしゃっています。
米国株への投資信託のやり方についてより詳しく知りたい方は参考にされてください。
おわりに
厚切りジェイソン流投資法、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。