2020年3月18日(水)放送の『今くら(こんくら)』。
『世界で活躍する女』というテーマで放送されました。
ゲストは“こんまり”こと近藤麻理恵さん。
著書『人生がときめく片づけの魔法』が世界中で大ヒット、40か国以上で翻訳され累計1200万部を突破。
動画配信サービス『Netflix』でこんまりさんがアメリカ人のお宅を片付ける番組は、世界190か国以上で視聴されているんだとか。
2019年、全米で最も視聴されたノンフィクション番組で堂々の1位に。
アメリカテレビ界の最高賞『エミー賞』では2部門にノミネートされた、世界中の女性から指示を受ける片づけのカリスマなんです。
放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
こんまりはアメリカでも大人気!
現在はアメリカ・ロサンゼルスを拠点に活動をしているこんまりさん。
道を歩いているとほぼ100%の確率で声をかけられるんだとか。
映画『ハリー・ポッター』シリーズに出演していたエマ・ワトソンもこんまりさんのファンの一人!
そんなこんまりさんの会社には、こんまり流片づけメソッドを習得したコンサルタントが世界40か国・450人以上も在籍しているんです。
こんまり流片づけメソッドの物を捨てる基準は「自分がときめくかどうか」。
ちなみに、ときめきは英語で“spark joy”と言うそうですよ。
こんまりがアメリカで売れた3つの理由
こんまりさんがアメリカでウケたのには3つの理由がありました。
①アメリカの広い家特有の物の量の多さ
アメリカは日本に比べて家が広いので、物を捨てずにクローゼットやガレージにため込んでしまう家庭が多いそうです。
そのため、片づけそのものになじみが薄いアメリカ人にとって画期的に映ったんだとか。
②アメリカの寄付する文化と結びついた
アメリカにはドネート(donate)という寄付できる場所がたくさんあり、使わなくなった物を捨てずに寄付するという文化が根付いているんです。
そんな日常的にチャリティーの意識が高いアメリカ人に、「物に感謝する」というこんまりメソッドが合致。
その影響でリサイクルショップに寄付する人々が殺到し、記事になるほどの社会現象にまでなったんだとか。
③ハンガー文化に画期的な衣類をたたむ収納
基本的に衣類はハンガーにかけるという収納方法が主流のアメリカ。
そんなアメリカで「スペースを取らない」とアメリカ人を驚かせたのが、“衣類をたたむ”という収納方法。
四角くコンパクトにたたむ収納方法は家がせまい日本では当たり前のことですが、アメリカ人には新鮮に映ったんです。
こんまりを支える旦那さんとの馴れ初めは?
そんなこんまりさんがここまで会社を大きくできたのは、旦那さんである川原卓巳さん(35歳)の支えがあったから。
出典:日本テレビ『今夜くらべてみました』
その旦那さんとは結婚して6年目の今もラブラブ。
こんまりさんは毎日「結婚して良かった」と思っているそうですよ♪
実はこの旦那さんこそが、アメリカでのこんまりブームの仕掛人。
こんまりさんのマネジメント会社の社長を務め、経営・出演番組の演出・衣装選びなど、こんまりさんのすべてをプロデュースしているんです。
出会いのきっかけは2人が大学4年生のとき。
大学卒業後、こんまりさんは大手人材紹介会社、旦那さんの川原さんはコンサルティング会社にそれぞれ別々の就職。
2013年、こんまりさんが片づけ本を出版した後に再会し、仕事の相談をしているうちに急接近したんだそう。
そして2014年、2人が29歳のときにめでたく結婚。
その2年後の2016年にロサンゼルスに拠点を移したんです。
こんまりLA移住の真相
「たまたまレストランでご飯を食べてるときに、向こうに座っている人が英語をしゃべっているのを聞いたときに2人でピンときた」
「『アメリカに引っ越そう』みたいな」
「本の出版は決まってて何回もアメリカの仕事は行ってて、『これからどうやって仕事していこう?』っていうときのサインだったのかなぁ」
「もともと西海岸が夫が好きで。ときめいちゃった」
「アメリカで暮らせていけてるのは夫の影響が大きくて。アメリカの人と上手にコミュニケーション取れるし、仕事の場でも夫が全部整えてくれる」
「思わない!アメリカ来たとき英語しゃべれなかったんですよ」
「日本でずっと片づけの仕事してたし、一生日本で片づけの仕事しようって思ってたから」
「アメリカでこんなに本を読んでいただけるとか、番組こんなに観ていただけるとか想像がつかなすぎる」
おわりに
日本で片づけブームを巻き起こしたこんまりさん、アメリカや世界でも大人気なんですね。
「アメリカに移住しよう!」と思いついてからの行動の速さって凄いと思います。
こんまり流片づけ術が一体どこまで広がっていくのか、これからもまだまだ楽しみです♪
ここまで読んでいただきありがとうございました。