2019年7月16日(火)放送の『この差って何ですか?』。
『写真うつりが良い時と悪い時の差』というテーマで放送されました。
今スマートフォンが普及したことなどによって、写真を撮る機会が増えましたよね。
でも写真うつりが良い時もあれば悪い時もありませんか?
では写真うつりはどうしたら良くなるんでしょうか?
教えてくれるのは、写真うつりに関する書籍を多数執筆し、各芸能事務所から「この人に宣材写真を撮ってもらうとオーディションに合格しやすい」と大評判のプロカメラマン、薮田織也さんです。
「ほとんどの方がご存じないんですけれども、写真うつりを良くするポイントは結構簡単なところがあるんです」
「写真て動画と違って一瞬だけなんで、その一瞬にある簡単なコツを掴むだけで劇的に良くなるんです」
そこで番組では街で聞いて多かった、
・太って見える
・可愛く自撮りしたい
これら3つのお悩みを一発解決するコツをプロカメラマンの薮田さんに伝授してもらいます!
放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
笑顔が不自然になる→撮る瞬間に『ウイスキー』
どうしたら自然な笑顔が作れるようになるんでしょうか?
「よく昔からやっている『ハイチーズ』というのがありますけども、あれは実は間違いなんですね」
「撮る側が言うんじゃなくて撮られる側に『ある言葉』を言ってもらうんです。その言葉を言うタイミングに合わせてシャッターを切ってもらうと、良い笑顔が撮れます」
そのある言葉とは…『ウイスキー』。
太って見える!→画面の中央に寄る
実は太って見える写真には、ある共通点があるんですが…
「写真にうつった時に自分が太って見えている人の共通項が、『写真の端に写っている』」
「スマホの場合ですけれども、真ん中にうつるよりも左右の隅でうつる方が顔や体が広がって見えるんです」
「これはスマホに使われているレンズの性質のせいなんですね。スマホのカメラに使われているレンズは『広角レンズ』というレンズが使われているんです」
「この広角レンズの特性なんですが、画面の端にうつるものが引き延ばされてしまう性質があるんです」
「どのくらい広がるかというと、中央よりも20%ほど広がってしまうんです」
ではどれくらい中央に寄ってうつれば太って見えないのでしょうか?
「(スマホ画面の)横幅を10にしますと、6の範囲内に入っていればあまり伸びたようには見えません」
「4人でうつる時なんかは横に並ばずに6の範囲内に収まるように、後ろ側に2人立つような感じでやると良いですね」
可愛く自撮りしたい
今SNSで上げる写真を撮るために自撮りをする人も多いと思いますが…
ほとんどの方はアプリを使って目を大きくしたり小顔にしたり、自分の理想の顔に加工していたんです。
しかし、プロカメラマンの薮田さんから意外な事実が。
「スマホで自撮りをする時にアプリで加工したりという方法も楽しいんですけれども、実は自撮りには誰でも実物以上に可愛く撮れる黄金の法則があるんです」
①腕を鼻の高さよりも20度高く
「自撮りに慣れていない人は、カメラのレンズの高さが鼻の位置と一直線にあるんです」
「20度腕を上げてください。それだけで変わります」
自撮りをする時に腕を20度上げるだけで、上目づかいになり目がパッチリとした印象に。
②スマホを傾けて自分の頭を画面の四隅に入れる
「そこに今度は斜めを加えます」
「アゴの部分があまりゆがまない。端に行くほどゆがみますから、フェイスラインがシュッとなっていく。端がダメなんじゃなくて、それを逆手に使う」
実物以上に見せる自撮りの黄金法則は
②スマホを傾けて自分の頭を画面の四隅に入れる
たったこれだけで、普通に撮る自撮りよりもとっても良い仕上がりになるんです。
証明写真のうつりの悪さを解決するコツ
いつもうつりが悪い証明写真をなんとかしたい!
街の女性に聞くと二重アゴや目つきがキツいなど、多くの方が証明写真が上手く撮れないと悩んでいたんです。
実は証明写真のうつりが悪くなるのにはある意外な理由があったんです。
「証明写真を撮る時に『アゴを引いてください』と言われることが多いと思うんですね。このアゴの引き方が間違っているんですね」
証明写真を撮る時にアゴを引いて撮ると思いますが…
では証明写真のうつりを良くするにはどうすれば良いのでしょうか?
「実はアゴを引くのではなくて、アゴを前に出すんです」
「動画と違って写真の場合はカメラの方向しかうつらないわけですから。アゴを前に出すことによって頬の周りの肉が引っ張られるので、二重アゴになる方もこれでやると二重アゴにならない」
おわりに
ちょっとしたコツでインスタ映えしそうな自撮りが撮影できちゃいますね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。