2025年6月10日(火)今日の『マツコの知らないサンドイッチの世界』。パンマニアの福地寧子さんおすすめ最新バゲットサンド&レトロ喫茶の行列サンド&東京駅のお土産サンドを紹介します。
テレビで紹介された放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
マツコの知らないサンドイッチの世界
1日3食パン生活を30年続けるパンマニアの福地寧子さんおすすめ!町のサンドイッチ&進化系バゲットサンド&喫茶店のサンドイッチなど全国のサンドイッチの名店を紹介します。
本場フランスでは食べられない!日本独自のバゲットサンド
日本独自の進化を遂げる、具材の味を超える小麦の旨味が味わえる進化系バゲットサンドの名店を紹介します。
【品川】BAGUETTE STAND
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2023年オープン、京急本線新馬場駅から徒歩5分の場所にある「バゲットスタンド」は自家製のバゲットでオリジナルのサンドイッチを作るバゲットサンド専門店です。
食べログパンTOKYO百名店や東京パングランプリなど数々の賞を受賞した「VIRON」で修業したオーナーの平野さんが独自の技法でバゲットを進化させたお店。
こだわりのバゲットは規格外のバリバリ感が特徴で、食感だけでなく旨味にもこだわっています。
外側がパリパリになりやすいフランス小麦と、小麦の香りが強い国産石臼挽き小麦を独自の配合でブレンド。
小麦の旨味をより引き出すため生地の発酵は通常1日のところを2日、生地の中のでんぷんがしっかり分解され旨味や甘みがアップするんだそう。
焼き上がった後にフランスでは絶対にやらない独自のアレンジが焼きたてバゲットの冷凍。
一般的なお店は作り置きを陳列しますが、生地のでんぷんが劣化して旨味が落ちてしまいます。
焼きたてをすぐに冷凍することで生地の旨味を最高の状態でキープ、注文後にリベイクすることで焼きたての生地の旨味が味わえるんだとか。
そんな進化系バゲットで作る福地さんおすすめのサンドイッチが「ミルクバター 350円」、濃厚な練乳×バター×小麦の旨味が味わえる逸品です。
【笹塚】dough-ist
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2024年オープン、京王線笹塚駅から徒歩8分の場所にある「ドウイスト」。
切り干し大根をサンドした笹塚ドッグやバゲットなど、すべてのパンが日本で進化する湯種製法で作られているお店です。
店主の川原さんが“湯種の魔術師”の異名を持つ理由が、湯種製法は小麦の量に対し20%のお湯を入れるのが一般的ですが川原産の場合は50%以上入れることから。
この方法で生地の温度を上げてこねることで熟成が促進され、噛めば噛むほど小麦の旨味が味わえる最強バゲットが出来上がるんだそう。
そんな最強バゲットで作る福地さんおすすめのサンドイッチが「ジャボンブール 480円」、まるでお餅のようなもちもち食感が味わえます。
【岐阜県】グルマンヴィタル
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岐阜県不破郡垂井町の最寄りにある垂井駅から徒歩5分の場所にある「GURUMAN VITAL パンの森 垂井本店」。
大きな薪石窯で焼き上げるパンを求めて県外からもお客さんが来る名店です。
売られているのはあんクリームサンドからクロワッサンのドーナツまで約150種類。
その中でも福地さんが究極だとイチ押しするバゲットが「石窯パリスエッテ醍醐味 550円」、北海道産小麦で作った生地を冷蔵庫で4日間発酵させることで生地の旨味が倍増。
薪石窯を550℃に熱して4時間蓄熱させ、余熱で一気に焼成させることで遠赤外線効果で外はバリバリ中はしっとり焼き上がるんだそう。
そのバゲットを使った最強サンドイッチが「石窯パリスエッテ カスクート 1,240円」。
具材はハム、ナッツのような風味が特徴のコンテチーズ、そして隠し味にいちじくとちりんごのマスタードを入れて酸味と甘みをアクセントに加えることで小麦の旨味が引き立つ逸品です。
流行に流されない!愛され続ける老舗サンドイッチ
福地寧子さんいわく「地元で愛され続けるお店にはブームに負けない最強のサンドイッチがある」
そこで流行の移り変わりが激しいサンドイッチ業界の中で、流行に流されず何十年も愛され続ける街のサンドイッチの老舗を紹介します。
【文京区】関口フランスパン
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知る人ぞ知る文京区にある超名店「関口フランスパン」、明治21年創業の日本で初めてフランスパンの製造をしたパン屋さんです。
福地さんのおすすめサンドイッチは「タマゴサンド 378円」、まろやかな味付けのたまごサラダが特徴。
福地さんがたまごサンドの食べ比べ会をした中でNo.1に選んだという逸品です。
【中央区】サンドイッチパーラー まつむら
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中央区水天宮前駅から徒歩1分の場所にある「サンドイッチパーラー まつむら」。
歴史を感じる店内には菓子パンから惣菜パン、さらにはちくわドッグなどかなりレトロなメニューも。
創業はなんと大正10年、この地で100年以上地元民の胃袋を支え続ける超老舗パン屋です。
中でも福地さんおすすめのサンドイッチが「仲良しコンビ 200円」。
特製あんこと自家製ピーナッツクリームがやみつきになる最強のスイーツサンドです。
【神戸市】イスズベーカリー
イスズベーカリーのこうべっ子のビフカツサンド美味しかったなぁ。 pic.twitter.com/K0wF7hTU84
— 小原 (@kohara6087) February 19, 2022
1946年創業、兵庫県神戸市にあるパン屋「イスズベーカリー」。
1000品以上のパンや菓子が集まる「全国菓子大博覧会」で内閣総理大臣賞を受賞した、地元が誇る食パンの名店です。
そんな名店が作る最強サンドが「こうべっ子のビフカツサンド 507円」。
サクッと揚げたビーフカツに特製デミグラスソースを合わせた、ビーフの上品な脂とコクのあるソースが食パンに染みわたる最強のサンドイッチです。
【仙台市】石井屋
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宮城県仙台市にある「石井屋」、黒胡麻・発芽玄米・ライ麦など穀物の旨味を加えた食パンを使用しているお店です。
中でも福地さんのおすすめサンドイッチが「五穀ヘルシーサンド 400円」。
きんぴらごぼう、蒸し鶏、マリネしたにんじんを挟んだ素朴な味のサンドイッチです。
【島田市】サンドイッチハウス ペアバルーン
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静岡県島田市の中心部にある島田駅から徒歩9分の場所にある「サンドイッチハウス ペアバルーン」。
1981年創業、40年以上愛され続けるサンドイッチ専門店です。
しっとりしたパンにたっぷりの野菜と自家製マヨネーズを挟んだ野菜とツナのサンドイッチ、さらに自家製パン粉で注文を受けてから揚げるエビフライのサンドイッチなど全35種類。
元サンドイッチメーカー社員で店主の竹内さんのこだわりはとにかく何から何まで手作りなこと。
そんなお店の最強サンドイッチが「トーストサンドウィッチ(たまご、カレー、ベーコン) 900円」。
店主自らスパイスを調合した特製カレーと自家製たまごサラダをたっぷりとディップ。
ピリッとスパイスの効いたカレー×まろやかなたまごのコンビネーションはまさに最強の逸品です。
雰囲気と一緒に楽しんで!レトロ喫茶の絶品サンド
今大ブームの昭和レトロ、その人気はとどまる所を知らず昭和レトロな喫茶店も若者たちに大人気。
そこで絶品サンドイッチが食べられるおすすめのレトロ喫茶店を紹介します。
【日比谷】珈琲館 紅鹿舎
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創業1957年、千代田区日比谷駅から徒歩1分の場所にある老舗喫茶店「珈琲館 紅鹿舎」。
木を基調とした温かみのある店内はむき出しになっている木の梁がさらにレトロ感を漂わせています。
BGMはジャズ、そしてお店のいたるところにアンティークなインテリア。
さらに1970年代に流行したサイフォンでコーヒーを淹れてくれるのも魅力の一つです。
そんなコーヒーと一緒に食べて欲しい福地さんおすすめのサンドイッチが「コンビーフチーズサンド 1,100円」。
ポテトサラダとコンビーフを混ぜてトーストし、たっぷりのチーズと一緒にサンドした逸品です。
コンビーフのしょっぱさがコーヒーと相性抜群!
【浅草】COFFEE SHOP CARIB
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1988年創業、台東区浅草駅から浅草寺の方向に向かって徒歩2分の場所にある「コーヒーショップカリブ」。
店内はモノトーンの色味でシックな雰囲気、BGMはカリブという店名の通り社交ダンスなどで使われるマンボやジルバなどのダンスミュージック。
さらに天井にある大きな鏡は昭和レトロのゴージャスな雰囲気を醸し出していて、この雰囲気を求めて店内は外国人客や若者たちで賑わっています。
福地さんおすすめの絶品サンドイッチが1988年の創業当時からのメニュー「フルーツサンド 1,100円」。
甘みを抑えた生クリームの上にパイナップル、キウイ、マスカット、いちご、メロンなど10種類以上のフルーツをこれでもかとサンドしています。
【上野】喫茶 古城
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台東区上野駅から徒歩2分の場所にある「喫茶 古城」。
これまで5万個以上のパンを食べてきた福地さんが国の文化遺産にしてほしいと熱弁する最強のレトロ喫茶店です。
地下にあるお店に入っていくと入り口でステンドグラスがお出迎え、階段を降りるとさらにもう一つステンドグラス。
中世のお城をモチーフに設計されたという店内は昭和レトロ感たっぷりで、壁を覆う大理石はすべて本物なんだそう。
そしてお店の象徴的な存在が幅約6mある巨大なステンドグラス、地下の店内で外光が入る雰囲気を味わえるように完全オーダーメイドで製作。
中世のお城を再現するためシャンデリアもオーダーメイド。
海外で買い付けした豪華なインテリアなど、圧倒的な雰囲気を楽しむために県外からもお客さんが訪れるんだとか。
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福地さんおすすめのサンドイッチは「ミックスサンド 1,050円」。
1963年の創業当時からのレシピで、たまごの風味が強い自家製マヨネーズを使った逸品です。
さらにミックスサンドと一緒に味わってほしいのが創業当時のレシピで作るミルクセーキ。
卵黄、牛乳、ガムシロップ、氷をシェイクした、コクと優しい甘みが特徴です。
最もアツい東京駅サンド!お土産にしたいBEST3
福地寧子さんが約10年前に番組で東京駅サンドイッチを紹介してから駅構内だけで20店舗以上が新規オープンしたんだそう。
そこでサンドイッチの激戦区である東京駅でお土産に買って帰りたい福地さんおすすめのサンドイッチをランキング形式で紹介します。
第1位:とんかつまい泉
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グランスタ東京内にあるとんかつ専門店「とんかつまい泉」。
今話題になっているサンドイッチが「甘い誘惑ハムかつサンド 475円」です。
まい泉オリジナルの厚切りハムを使用したハムかつサンドで、香辛料の効いたソースでビールと相性抜群!
第2位:Butz SANDWICH
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グランスタ東京内にあるサンドイッチ専門店「ブッツサンドウィッチ」。
耳まで柔らかく食べられるサンドイッチ専用のパンを独自開発。
お肉系サンドイッチが絶品で、ドイツの食肉加工資格を持つ職人が作っています。
中でも福地さんイチ押しのサンドイッチが「ペッパーポーク&スモークチキン 580円」。
ピリッとした辛い豚肉と燻製した鶏肉が一度に食べられる贅沢な逸品です。
大人の風味でワインと相性抜群なのでホームパーティーにもおすすめなんだそう。
第3位:サンドイッチハウス メルヘン
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グランスタ東京内にあるサンドイッチ専門店「サンドイッチハウス メルヘン」。
30種類以上の品揃えがある中で福地さんおすすめのフルーツサンドが、高級フルーツのびわがまるごと2個入った「びわ生クリーム※現在は販売していません」。
そして今メルヘンのサンドイッチでお土産に買って帰りたいと話題になっているのが「グランスタ東京限定 サンドイッチパック 972円」。
メルヘンの人気サンドイッチ、トマトとハム・たまごサンド・エビカツ・フルーツスペシャルの詰め合わせセットです。
おわりに
マニアおすすめサンドイッチ、ぜひ参考にしてみてください。





ここまで読んでいただきありがとうございました。