2023年8月22日(火)放送の『マツコの知らない那須の世界』。那須どうぶつ王国総支配人の鈴木和也さんと自称・那須観光大使の近藤あゆさんおすすめ栃木県那須の魅力を紹介します。
移住に最適!都会と自然がバランスよく入り混じる那須の最強鬼安ローカルスーパーや絶品グルメなど続々登場!
さらに超豪華温泉付き物件に大興奮!マツコさんもガチで移住を決意!?
テレビで紹介された放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
マツコの知らない那須の世界
東京から新幹線で約70分、動物園や牧場が広がるレジャースポット、温泉や別荘地としても知られる栃木県那須がいま移住の町として注目を浴びています。
そこで那須どうぶつ王国総支配人で那須移住歴34年の鈴木和也さん(62歳)と、東京から那須に移住して3年の近藤あゆさん(38歳)がおすすめする高原グルメ・天然温泉・格安物件を紹介します。
栃木県那須は2つのエリアに分かれる
栃木県那須は環境別に大きく分けると「那須エリア」と「黒磯エリア」の2つに分類されます。
那須エリア
那須エリアは広大な土地に100以上のリゾート分譲地があり、那須街道沿いに別荘が多く立ち並ぶエリアです。
日帰り入浴が可能な源泉掛け流しの天然温泉が25軒あり、人気の有名牧場「那須千本松牧場」では採れたて乳製品の直売所も。
那須動物王国もこのエリアに位置します。
御用邸がある関係で自然豊かなのにインフラが整備されていて、「自然の中で暮らしたい」という移住者の方に人気のエリアです。
黒磯エリア
新幹線の那須塩原駅がある黒磯エリアは住宅地が広がり、オシャレなお店が立ち並ぶ通称“裏那須”と呼ばれるエリアです。
黒磯駅前の通りは若い移住者のニーズに合わせ、若い女性を中心に人気のパン店「KANEL BREAD」など続々オープンしています。
家具店をリノベーションしてレストランや名産品の販売、さらには簡易ホテルを展開するお店「Chus」も。
ほかにもヨーロッパ・インドのヴィンテージ家具と雑貨のお店「ROOMS」など。
「那須塩原市図書館みるる」は2021年にグッドデザイン賞を受賞しています。
都会的なカフェ「DEAR,FOLKS&FLOWERS」や雑貨店などがほど良い間隔で点在しているので、「田舎すぎるのはちょっと…」という方におすすめの移住エリアです。
黒磯エリアは若者も多く、ほど良い都会感が味わえるといま大人気なんです。
那須のあまり知られていない事実
第1位:知り合いがいないのが寂しい
第2位:都心と比較して仕事が少ないので今後のキャリアが不安
第3位:車がないと何も出来ないのが面倒
※ウォンテッドリー「移住と働き方に関する調査結果」より
那須は約140年前まで人の住めない荒野で、明治政府が大規模農園を経営するなど開拓の歴史があります。
また那須は移住者への助成金も手厚く、条件をクリアすれば家族移住で100万円、単身で60万円の支援も。
那須塩原市ではほかにも空き店舗や空き家を活用することでお店を開けば上限30万円。
さらに新幹線の定期券購入にも月額1万円の補助金が支給されます。
近藤さんも那須町への移住支援で住宅購入資金として30万円の補助金を受けられた上、ご近所に住んでいるおばあさんの紹介で3LDK+サンルーム(築40年の2階建て一軒家)で300万円という格安物件を購入できたんだそう。
那須には貸別荘をやっている方も多く、その繋がりで安く物件を手に入れられるんだとか。
那須の美味しい水が育む絶品グルメ
県北部に山々が連なる栃木県は湧水が豊富で美味しい水の産地として有名です。
中でも尚仁沢湧水群は環境省が定める全国名水百選で第1位に選ばれたことも。
そんな那須だからこその魅力が「空気と土壌と水が育む美味しいもの」。
牧場も大小合わせて10軒以上あり、牛乳・チーズ・バター(那須千本松牧場など)など乳製品も充実しています。
さらに高原野菜もにんじん・大根・かぶなどいろいろな種類のものが育てられていて、「ホテルエピナール那須」をはじめとしたホテルに卸している農家も多いんだそう。
そこで水が美味しい那須だからこそ味わえるおすすめの絶品グルメを紹介します。
パン「ベーカリーペニーレイン」
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1991年創業のパン屋「ベーカリーペニーレイン」はTVチャンピオンやパン屋さん大会で優勝した名店です。
中でも人気メニューがビートルズのメンバーの名前が付けられたアップルパイ「リンゴスター 550円」。
那須の自家焙煎コーヒー店11選
美しい水・空気・土壌が人気の那須はコーヒーの本場であるパナマと環境が似ていて“コーヒーの聖地”としても人気です。
そこで近藤さんが厳選した「那須の美味しい水が育む自家焙煎コーヒー店」を紹介します。
①雨が多く湧水が多い
②軟水・弱アルカリ性
③火山層でろ過、水に不純物が少ない
①おひさま堂 珈琲焙煎部…コーヒーの淹れ方も教えてくれるお店。
⑤那須あかげら工房…14種類の焙煎したコーヒー豆を販売。
⑦那須コーヒーPALKI(パルキ)…オーナー自らDIYで改築。自然の中でコーヒーが飲めるお店。
⑧非電化カフェ わらと土のカフェ…電気を使わず自然エネルギーを活用した暮らしを提案しているお店。住み込みで修行に来る若者も多数。
⑨自家焙煎那須珈琲 Cafe la detente(カフェ・ラ・ディトンツ)…生豆の段階で欠点のある豆を丁寧に取り除いた、上皇様や上皇后様も飲まれたことのある最高品質のコーヒー。
⑩Franklin’s Cafe(フランクリンズ・カフェ)…中古物件をリノベーションしたコーヒー店。
⑪喫茶 新川屋…牛舎を改築した喫茶店。
幻のコーヒー「パナマ・ゲイシャ」
那須町なら格安で飲める幻のコーヒー豆「ゲイシャ」。
4年前からパナマのコーヒーと取引し、2021年に那須に移住した中南米好きの山口さんが仕入れている希少なコーヒー豆。
食のオスカー賞とも言われるグルメアワードで連続で金賞を受賞した権威ある農園「BRISTA&TIERRALLC」からゲイシャ豆を直接仕入れられる、世界に3人しかいない輸入者の1人なんだそう。
希少な豆を原価で入手できるため、ほかのエリアだと1杯3万6,000円ほどする場合もあるゲイシャ豆コーヒーも、那須では1杯1,500円で飲むことができます。
鬼安スーパー「ダイユー那須高原店」
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昭和10年創業、那須のローカルスーパー「ダイユー那須高原店」。
おかひじき、えごま、白いとうもろこしなど、珍しくて新鮮な野菜を格安で購入できます。
お酒も地ビールもあり、愛子さまが誕生した際の記念に作られた那須高原ビール「愛」も購入できます。
創業100年、黒田原エリアにある「天然味噌日野屋」の味噌は店主の江部さんがブルースを聴かせながら作っている“ブルース仕込み”の絶品味噌。
チーズも豊富で、ダイユーでは常時30種類以上の那須産チーズを販売しています。
モッツァレラチーズのたまり漬け
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ダイユー那須高原店で近藤さんおすすめの那須高原チーズが、あまたにチーズ工房「モッツァレラのたまり漬け」です。
あまたにチーズはストレスがかかっていない放牧した牛のミルクを使っているので、なめらかで優しい味わいが特徴。
中でもモッツアレラチーズのたまり漬けは、大豆の美味い成分たっぷりの那須のたまり醤油にモッツアレラチーズを一晩漬け込むことでコクと旨みが凝縮された、お酒のおつまみとしてもぴったりな一品です。
バターのいとこ
ダイユー那須高原店の人気手土産で、最近では羽田空港などでも販売されている那須生まれのスイーツ「バターのいとこ」。
無脂肪乳で作ったサクッとライトな新感覚スイーツです。
ほかに「いとこのラスク(バターシュガー/チョコ)」も人気。
ステーキハウス寿楽本店
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鈴木さんイチ押し、創業70年の「ステーキハウス寿楽本店」。
ステーキがリーズナブルに楽しめるお店で、地元人気ナンバー1のメニューは「那須和牛おすすめサイコロステーキ 150g 3,000円」。
そして数量限定、お手頃価格で食べられる「那須和牛牛丼 1,000円(テイクアウト700円)」もおすすめです。
なすとらん
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道の駅那須高原友愛の森にあるレストラン「なすとらん」。
地元農家の採れたて野菜がふんだんに味わえるランチ定食「那須の内弁当 1,700円」は1日限定15食の人気メニューです。
地元民に愛される名湯の町温泉2選
那須の魅力を語る上で欠かせないのが箱根とほぼ同じ湧出量を誇る天然温泉です。
・三斗小屋温泉
・大丸温泉
・北温泉
・弁天温泉
・高雄温泉
・板室温泉
・那須温泉 鹿の湯
那須七湯と呼ばれる個性豊かな温泉が点在していて、中でも有名なのが1300年の歴史を持つ栃木県最古の温泉「鹿の湯」です。
酸性の強い硫黄泉でお肌がツルツルになるといわれ、“美肌の湯”として女性客に大人気なんだそう。
ほかにも映画「テルマエ・ロマエ」の撮影場所として有名になった「北温泉」は、天狗の湯が人気の老舗温泉で別名“天狗温泉”と呼ばれています。
毎分1620ℓの湯量を誇る、無色透明・無臭で子どもでも入りやすい単純温泉です。
そんな人気の天然温泉がひしめく那須の中でも鈴木さんイチ押しの穴場ご当地温泉を2つ紹介します。
雲海閣
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美肌の湯として人気の歴史ある「鹿の湯」と同じ泉質の穴場温泉「雲海閣」。
宿泊も日帰り入浴も可能で、知る人ぞ知る町温泉として地元民に愛されています。
戦時中、本館が焼け落ちて今の場所に再建築しましたが、温泉のみ旧本館があった場所にあるので、入るまでが“怖い”のが特徴です。
泉質は硫黄温泉(硫化水素型)で、ph2.4と酸性のため古い角質を溶かして新陳代謝を促進する効果が期待できます。
近くには「みちのく民芸店」があり、お店オリジナルのスイーツ「温泉温玉アイス 500円」が楽しめます。
那須大丸ガーデン
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黒磯駅から車で40分、標高1,100mのエリアにある町温泉「那須大丸ガーデン」。
温泉の入口がお土産コーナーを抜けた先にあるため観光客が辿り着きづらく、地元民の憩いの場になっています。
奥の沢温泉という40℃の硫黄温泉でph4程度、肌の潤いや弾力アップに期待がもてる美肌の湯。
露天風呂もあり、抜群の泉質を堪能できます。
即入居OK!自宅で温泉が楽しめる物件5選
那須には自宅で温泉が楽しめるリーズナブルな物件がたくさんあります。
たとえば…
そんな温泉物件が豊富な那須の中でも移住歴34年の鈴木さんおすすめ物件があるエリア、高湯温泉が楽しめる「高久乙(たかくおつ)」の物件を松・竹・梅に分けて紹介します。
那須の温泉が引ける物件・梅
延床面積:65.4坪、敷地面積:299坪、那須塩原駅から車で30分。
12畳あるリビングはオープンキッチン付き。
森が見える和室は8畳あり、2階にも同じく8畳の和室があります。
ロフトからはリビングを見渡すことができ、お風呂も完備。
さらに家の前の敷地の庭には野菜が育てられる85平米の畑スペースもある物件です。※前の住人が畑をしていたため耕せばすぐ出来るんだそう。
那須の温泉が引ける物件・竹
延床面積:38,78坪、敷地面積:459坪、那須塩原駅から車で30分。
33畳あるリビングは暖炉付き。
和室は8畳あり、2階にはゲストルームとしても使える3ベッドルームがあります。
お風呂は露天風呂、さらに玄関からぐるっと歩いていくと美しい小川が流れる物件です。
那須の温泉付き物件・松
延床面積:73坪、敷地面積:500坪、那須塩原駅から車で40分。
庭一面に広がる水盆が特徴の高級物件です。
屋外にはオープンキッチンもあり、リビングは41.5畳あります。
寝室は4ベッドあり、お風呂は20畳ある広々とした造り。
高湯温泉の露天風呂はメタケイ酸(天然の保湿成分)を多く含みツルツルな美肌へと導いてくれます。
さらに6畳あるサウナ付き。
おわりに
栃木県那須の移住情報、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。