2019年7月16日(火)放送の『教えてもらう前と後』。
『体に効く!ヨーグルトのマル秘知識』というテーマで放送されました。
健康食品の大定番、ヨーグルト。
実は、正しい食べ方を知らないともったいないんです!
教えてくれるのは、『おおたけ消化器科内科クリニック』院長の大竹真一郎先生と、管理栄養士の赤石定典先生。
放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
ヨーグルトはあとで食べる
朝食のヨーグルトとハムサンドを食べる順番。
ハムサンドを食べてからヨーグルトを食べる、という順番で食べるのが良いんだそう。
「空腹時に食事をしますと、胃の中から胃酸が出て食べ物を消化しようとします。ですから空腹のときにヨーグルトを食べると、胃酸の影響でせっかくの善玉菌が死んでしまいやすくなるんです」
善玉菌は腸内環境を整える味方になるとされています。
ということは、腸内環境の改善を目指すなら朝ヨーグルトだけで済ますのは…おススメできません。
ではフルーツと一緒に摂ればいいかというと…これもベストとは言えません。
「バナナを先に食べてからヨーグルト、これが良いんじゃないかと」
同じヨーグルトを2週間食べ続ける
ヨーグルトを買いにスーパーに行くといろいろな種類が。
「どれにしよう?」と迷うことはありませんか?
「ヨーグルトは種類によって入っている菌が違いますので、その人にとって合う合わないというがあるんです」
「実はヨーグルトを食べてもすぐには腸内環境は変わらないんです」
「まず1つのヨーグルトを決めて2週間食べていただいてお腹の調子などが変わってくれば、それが合っているわけですからそれを続けてください」
「残念ながら2週間食べてもあまり変わらないようでしたら、別の種類のヨーグルトに変えていただくと」
体の変化をチェックして自分に合うヨーグルトを見つけましょう。
乳酸菌とビフィズス菌の違い
体に良い変化をもたらすのが善玉菌。
乳酸菌やビフィズス菌が有名ですが、同じ菌だと混同していませんか?
2つの菌の違いを知るとヨーグルトをより有効に活用できます。
まず、体内に入ると主に小腸に住むのが乳酸菌、腸内環境を整える働きが期待できます。
一方、ビフィズス菌は大腸に住んでいて大腸内の環境を整えてくれます。
「どちらも良い働きをする菌なんですが、実は大腸で働いてくれる善玉菌のほとんどはビフィズス菌なんです」
そのビフィズス菌、実は一部のヨーグルトにしか入っていないんです。
ビフィズス菌入りのものを選んで上手に取り入れましょう。
はちみつとキウイをプラスして効果アップ!
ビフィズス菌をパワーアップさせるちょい足しフルーツがあるんです。
そのフルーツとは…キウイ。
「キウイにはヨーグルトの効果を格段にアップしてくれる食物繊維が豊富に含まれています」
キウイはメロンに比べて、なんと!およそ5倍の食物繊維が含まれているんです。
これがビフィズス菌などのパワーを高めてくれるんです。
さらにおススメの食べ方は…
「はちみつキウイヨーグルトになります。キウイを切ったあと、はちみつでコーティングしてあげると美味しく召し上がれます」
おわりに
食後にはちみつキウイヨーグルト、覚えておきたいですね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。