2021年5月22日(土)放送の『世界一受けたい授業』。
『ベストセラーに学ぶ体のトラブル対処法』というテーマで放送されました。
女性の2人に1人が便秘、子どもの3人に1人が便秘・予備軍と考えられています。
今は1日中マスクをしているという理由から喉が渇いにくいと勘違いし、気付かないうちに水分不足になりがち。
そのため便も硬くなりやすく便秘になる人が増えているんだそう。
お尻について教えてくれるのは『痛み・かゆみ・便秘に悩んだらオシリを洗うのはやめなさい』の著者、肛門科医の佐々木みのり先生(53歳)です。
放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
お尻トラブル対処法
佐々木先生がオススメするお尻の推奨時間は3秒。
肛門周りの皮膚は目の周りと同じくらいデリケート。
洗いすぎると皮膚を守ってくれる美肌菌や善玉菌の表皮ブドウ球菌まで流されてしまいます。
するとバリア機能が低下し、乾燥してかゆみの原因になったり皮膚がボロボロになってウイルスにも感染しやすくなります。
もし3回拭いても紙に便がつくようなら出残り便秘の可能性があります。
しつこく洗ったり拭いたりしているうちにだんだんお尻を傷つけてしまいます。
出残り便秘チェック6項目
②1日に何度も便が出る
③温水洗浄便座を愛用している
④お尻を拭く回数が4回以上
⑤食べるたびに便が出る
⑥ときどき肛門が切れる
チェックが1つでもあれば危険、3つ以上でほぼ間違いなく出戻り便秘です。
排便しやすくする方法
ロダンの考える人のポーズを取ることで直腸と肛門の角度が真っ直ぐになり、便が出やすくなります。
また、かかとを床に付けることでお尻に力を入れやすくなります。
足の裏がつかない子供の場合は台にすると◎。
大人でも台を使うことで排便しやすくなります。
下腹部ゆすりマッサージ
まさに今出かかっている or ちょっと残っているかも?というときにオススメのマッサージです。
①両手の親指をおへその上に置き、その下の肉を包み込むように持つ
②上下に優しくゆする
お尻を傷めない拭き方
佐々木先生オススメのお尻を傷めない拭き方です。
①トイレットペーパーをテニスボールぐらいの大きさにふんわり丸める
②肛門に優しく当てる
これでキレイに拭けない方は出残り便秘の可能性があります。
10秒以上いきまない
1回のいきみは10秒以内にしてください。
長くいきみすぎてしまうと腫れのもとになってしまいます。
10秒いきんでも出なかったときは一旦トイレから出て運動したりお腹のマッサージをして、便意を感じたらもう一度トイレに入り直すのがオススメ。
おわりに
出残り便秘対処法、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。