2023年10月14日(土)放送の日本テレビ『世界一受けたい授業』。全国47都道府県魅力度ランキング2023年度最新完全版の全順位結果一覧を発表します。
教えてくれるのは「ブランド総合研究所」代表取締役社長の田中章雄先生です。
今年で15回目を数える都道府県魅力度ランキング、14年連続で1位をキープしている北海道は連覇なるか?去年最下位に転落した佐賀県と46位の茨城県は果たして…?
テレビで紹介された放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
都道府県魅力度ランキング2023
①とても魅力的(100点)
②やや魅力的(50点)
③どちらでもない(0点)
④あまり魅力を感じない(0点)
⑤全く魅力的でない(0点)
都道府県魅力度ランキング2023年度版の1位~47位までの順位を各都道府県の魅力とともに一気に紹介します。
第1位~10位
第1位:北海道(→)
昨年1位だった絶対王者の北海道が今年も見事15年連続の1位に輝きました。
第2位:京都府(→)
歴史ある日本の建築物が多く、外国人観光客にも大人気。
第3位:沖縄県(→)
日本で南国気分が味わえるリゾート県。
第4位:東京都(→)
第5位:大阪府(→)
第6位:福岡県(1↑)
第7位:神奈川県(1↓)
第8位:奈良県(→)
第9位:石川県(1↑)
第10位:長崎県(1↓)
第11位~20位
第11位:宮城県(4↑)
伊達政宗ゆかりの地で、名物の牛たんやずんた餅などが有名。北東部に位置する南三陸町では世界でたった二つしかないという目の入っているモアイ像が存在。2011年3月に発生した東日本大震災による津波で甚大な被害を受け、2013年に日本と同じく地震大国であるチリが復興のシンボルとして目の入ったモアイ像を作り寄贈。モアイに目が入ると霊力が宿ると言われていて、イースター島からモアイ増が贈られたのは世界初。特に目の入ったモアイ像はイースター島にも一体しかなく、とても貴重なものなんだそう。
第12位:千葉県(1↑)
第13位:長野県(1↓)
第14位:兵庫県(3↓)
第14位:静岡県(→)
第16位:愛知県(4↑)
味噌カツや味噌煮込みうどんなどの味噌グルメで有名。去年オープンしたジブリパークは開業から7か月で来場者数150万人を突破。今年11月には新たなエリア「もののけの里」もオープン、もののけ姫に登場する「たたら場」を再現しています。他にも2022年にスタジオジブリが手がけた愛知県の観光動画「風になって遊ぼう」も話題に。2021年、愛知県出身で将棋の藤井聡太八冠がきっかけで一躍有名になったスイーツ「ぴよりん」も人気。名古屋コーチンの卵を使ったプリンをババロアとスポンジで包み込んだひよこ形のスイーツです。
第17位:広島県(1↑)
第18位:熊本県(1↓)
番組MCくりぃむしちゅーの出身地で、健康食材としておなじみのトマトの生産量日本一。今年3月に熊本空港が大幅リニューアル、国内線と国際線が一体化して便利になったことで韓国や台湾からの観光客が増加しました。独自の技術で醤油の色素を抜いたフンドーダイの「透明醤油」は外国人観光客にも大人気。他にも透明すぎるプリン、透明すぎるみたらし団子、透明すぎる冷やし醤油ラーメン、透明すぎるポテトチップスなど、新たな透明フードを次々と開発中。
第19位:鹿児島県(3↓)
第20位:青森県(1↓)
第21位~30位
第21位:山梨県(6↑)
ワインとブドウの生産量日本一。富士山人気で去年から6ランクの大幅アップ。コロナの規制緩和で外国人登山客が増加し、頂上付近でも渋滞が起きるほど。さらに人口約700人の小菅村が村おこしの一環として始めたホテル事業が注目されています。人口減少で空き家になった古民家を再利用した1日4組限定のホテル「NIPPONIA 小菅 源流の村」は珍しい接客が有名で、ドライバーやガイドなど全員が村の人。さらに村全体をホテルの施設に見立てています。たとえば、あぜ道=ホテルの廊下、道の駅=ラウンジなど。村全体でおもてなしをする村おこしは新たな地域創世のモデルとなっています。
第22位:富山県(1↑)
日本一の高さを誇る黒部ダムが有名。
第23位:宮崎県(2↓)
毎年プロ野球チームのキャンプ地に選ばれることで有名。
第24位:三重県(2↓)
伊勢神宮や赤福餅で有名。
第25位:大分県(4↑)
温泉の源泉総数日本一。別府市で開催された音楽フェス「BEPPU ONSEN SHOWER FES. 2023」はステージから1000トンの温泉のお湯を観客に放水。来年100周年を迎える別府市で新たな代名詞となるイベントとして開催されました。また豊後大野市にあるサウナ施設「稲積水中鍾乳洞」では日本初の鍾乳洞の水風呂があり、ライトアップされた幻想的な空間に“ととのう”こと間違いなし。温泉券である大分県の中で温泉の出ない豊後大野市の町おこしの一つとして誕生しました。
第26位:新潟県(1↓)
日本一の米どころ。
第27位:秋田県(4↓)
なまはげで有名。
第28位:香川県(4↑)
全国屈指のうどん県。現代アートの聖地である直島や、ウユニ塩湖のような写真が撮れる父母ヶ浜などが有名。宇多津町にある「ゴールドタワー」は金色のパネルを約7000枚も使用した、金ぴかの見た目が目を引くm観光スポット。2020年オープン、ゴールドタワーの内部に新たに展示された天空のアクアリウム「ソラキン」は3000匹を超える金魚や熱帯魚がまるで空を泳いでいるように見えると話題に。
第29位:岩手県(2↑)
世界で活躍するロサンゼルス・エンゼルス所属の大谷翔平選手の出身地で、わんこそばが有名。
第30位:和歌山県(4↓)
みかんの生産量日本一。和歌山県は日本の醤油の発祥地と言われています。2021年、湯浅町で作られた世界初のチョコレート風味の醤油「カカオ醤(ジャン)」が話題に。醤油の伝統的な発酵技術と、同じ発酵食品であるチョコレートの香りを生かした醤油ができないか?という発想から生まれました。粉にしたカカオ豆と醤油を混ぜて瓶内で熟成させたもので、おすすめは甘いバニラアイスにかける食べ方。
第31位~40位
第31位:山形県(3↓)
さくらんぼの生産量日本一。
第32位:高知県(3↓)
坂本龍馬の生まれ故郷。定番のポン酢に代わる調味料を使ったカツオの新しい食べ方「ぬた」が有名。通常のぬたは味噌+酢を混ぜた酢味噌のことですが、高知県ではさらに葉にんにくを入れたものが伝統的なぬたなんだそう。最近ではオリーブオイルなどを加えて洋風にアレンジしたぬたがカツオに合うと話題に。アースエイドの「かつおに合うぬた」は去年開催された高知県の食品コンクールで最優秀賞を受賞しました。
第33位:福島県(1↑)
スパリゾートハワイアンズで有名。南相馬市は東北の住みたい田舎ランキングで県内第1位。起業を志す若い世代が集まってきています。移住者の佐藤夫妻が開業した酒蔵では、マヨネーズの代わりに酒の製造過程でできた酒粕を使った名物料理「酒粕のウフマヨ」が人気。日本酒の原料である米とホップ・フルーツなどを一緒に発酵させた「クラフトサケ」という新しいジャンルで注目されているお店で、酒粕のウフマヨは酒蔵に併設されたパブで食べることができます。
第34位:愛媛県(2↑)
最高級の今治タオルやみかんで有名。
第35位:岡山県(2↓)
国産ジーンズの発祥地。
第36位:滋賀県(2↑)
日本最大の湖・琵琶湖で有名。
第37位:島根県(2↑)
出雲大社が有名。
第38位:福井県(1↓)
来年、北陸新幹線の敦賀駅が開通予定。日本の中で恐竜の化石の約8割が発見されている恐竜王国。2025年には福井県立大学で日本初となる恐竜学部の誕生が予定されています。恐竜学部では恐竜や地質学などを学べ、恐竜博物館と連携して発掘調査などもできるようになる予定です。
第39位(同率):栃木県(1↑)
いちご収穫量が50年以上連続日本一。大田原市にある県内唯一の水族館「なかがわ水族館」は日本でも珍しい淡水魚をメインで扱う、海なし県ならではの水族館。2022年8月、飼育員さんがバブルリングを作る動画をSNSに投稿したところ再生数180万回以上の大人気になりました。これを目当てにくるお客さんも多いんだそう。
うちにシロイルカはいませんが、バブルリングが得意な飼育員がいます。
※誰もができるわけではありません#なかがわ水遊園 #水族館 #飼育員 pic.twitter.com/x5Np3Px2hS— 栃木県なかがわ水遊園【公式】 (@tnapofficial) August 22, 2022
他にも餃子の街として有名な宇都宮市で話題の餃子「来らっせ」のチーズと竹炭の餃子は、次世代路面電車「LRT」がモチーフになっています。今年8月開業した話題の乗り物で、LRTとは「ライト レイル トランジット」の略称。環境に優しく最新技術が使われた次世代型の路面電車です。また東武宇都宮線を走る「バリーハッピートレイン」は外装がいちご、つり革もいちご、座席もいちごという全てがいちご尽くしの電車です※今年6月から来年5月末までの1年間限定運行。とちおとめに続く新たな名産品を目指して真岡市で栽培された高級バナナ「とちおとこ/1本250円」も話題。
第39位(同率):岐阜県(5↓)
世界遺産の合掌造りが有名な白川郷が人気。
第41位~47位
第41位:鳥取県(1↑)
砂丘や二十世紀梨で有名。名探偵コナンゆかりの地。鳥取空港のを「鳥取砂丘コナン空港」としてリニューアルしました。またコナンの作者である青山剛昌さんの出身地・北栄町ではコナン駅やコナン大橋などいろいろな場所でコナン君に会うことができます。
第42位(同率):山口県(1↑)
日本唯一のフグ専門市場で有名。
第42位(同率):徳島県(1↓)
阿波踊りで有名。すだちの全国シェア98%で、スーパーで見かけるすだちのほとんどが徳島県産。去年新たに販売されたハート型のすだちが話題に。「SUDALOVE(すだらぶ)」という名前で、ネットで購入可能。料理のアクセントに最適です。
第44位:群馬県(→)
草津温泉で有名。1人当たり自家用車保有台数日本一のクルマ大好き県。ドライブスルーも人気でお弁当屋さんでは店員さんが車まで唐揚げを届けてくれます。またドレッシング消費量日本一で、ドライブスルー専用のドレッシング自動販売機もあります。他にも車から降りずに受け渡しできるクリーニング店、メガネ店ではメガネの試着や購入が車内で可能。質屋のドライブスルーまであるんだそう。アウトドアの聖地と呼ばれるみなかみ町は川を利用したパックラフト(激流の中をボートで突き進む水上アクティビティー)が人気で、全国から観光客が殺到。あまりに水が透明すぎてボートが宙に浮いているようだとSNSで話題に。さらにBUCK-TICKやback number、BOØWYなど多くのアーティストが生まれたロックバンドの聖地としても有名です。
第45位:埼玉県(→)
鉄道博物館で有名。大宮にある氷川神社は参道が日本一長いことで有名で、その距離約2km。一般的な絵馬は願い事が他の人に丸見え、SNSなどの普及により願い事が晒されてしまうこともしばしば。そこで誰にも見られないようにと2019年に氷川神社で考案されたのが袋に入った絵馬「袋絵馬」。これが可愛いとSNSで人気を呼び、カラフルに並んだ絵馬を撮るために訪れる人が増え、映えスポットになっています。
第46位:佐賀県(1↑)
呼子のイカが有名。最近では佐賀県を舞台にしたアニメ「ゾンビランドサガ」が人気。ゾンビになってしまった少女たちが佐賀県の認知度を上げるため、アイドルとして佐賀をアピールするというはちゃめちゃな設定の人気アニメ。物語には必ず実在する佐賀県の場所が舞台になっていて、聖地巡礼に訪れるファンが急増しています。2021年からはキャラクターのマンホールのふたが県内に設置されたり、今年8月にはご当地ナンバープレート第3弾の交付が始まるなど愛され続けています。
第47位:茨城県(1↓)
メロンの生産量24年連続日本一。牛久大仏で有名な牛久市のふるさと納税の返礼品として、今年から新たに「牛久大仏の螺髪(らほつ)磨き」のツアーの募集を開始しました。今年度は先着2人1組限定で、その寄付金額は120万円。牛久大仏は全長120m、青銅でできた大仏として世界一の高さを誇り、ギネス世界記録にも登録されています。また国内外に県の魅力を発信するため、日本で初めて自治体公認のVTuber「ひよりん(AI茨ひよりのニックネーム)」を起用。さらに今年はChatGPTのシステムなどを使ってAI化しました。偶然にもひよりんのしゃべり方が茨城なまりに聞こえると話題に。
お昼のおばらきー????
今日は #スポーツの日 ????
皆さんが好きなスポーツは何かありますか〜?晴れている時は屋外で、今日のように天気が優れないときは室内で!
この機会に体を動かしてみてくださいね????♀️⛹️♀️????️♀️???????????????? pic.twitter.com/Kicv4agVfu— 茨ひより@茨城県公認Vtuber (@ibakira_Vtuber) October 9, 2023
今年10月発売、実在する女将のカードがおまけとして付いてくる「女将ポップコーン」も大人気。個性的な女将カードは全部で28種類。もちろんレアカードもあり、1000円の割引クーポンになっていて実用的。今年、茨城に本社のあるポップコーン会社とコラボし、盛り上がること間違いなしと言われています。
おわりに
北海道が15年連続の第1位、茨城県が昨年から1ランクダウンして最下位という結果でした。
あなたが住んでいる都道府県は何位でしたか?
都道府県魅力度ランキング2023、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。