犯人ネタバレ映画版結末『スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼』面白くないと思ってた見るまでは

犯人ネタバレ映画版結末『スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼』面白くないと思ってた見るまでは エンタメ
※この記事は詳細なネタバレを大量に含みますので注意して読み進めて下さい。

2020年2月21日(金)公開の映画『スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼』

応募していた試写会に当選したので見に行ってきました。

ちなみに原作の小説は一切読んでいません。

前作の知識は新作の公開記念として、ちょうどテレビで放送していたのをながら見した程度。

ながら見でもそこそこ面白かったんですが、続編の方は正直それほど期待していませんでした。

だって、人気映画の2作目ってだいたい期待外れでつまらないのが多いじゃないですか。

「どうせ大して面白くないんでしょ?」

そう思ってました。

まぁ前作そこそこ楽しめたし、出演者も魅力的だしそれでいいかぁって感じでしたね。

実際に見るまでは。

今回は映画『スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼』を試写会で見た僕が、率直な感想を書こうと思います。

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『スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼』映画版ネタバレ

出演者とあらすじの紹介

まずは映画『スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼』の出演者とあらすじをざっくり紹介。

【映画版主要キャスト】
・加賀谷学(千葉雄大)…今作の主人公:サイバー犯罪を専門に追う刑事
・松田美乃里(白石麻衣)…WEBセキュリティ会社に勤める加賀谷の恋人
・浦野善治(成田凌)…囚われの連続殺人鬼
・笹岡一(鈴木拡樹)…美乃里が勤めるWEBセキュリティ会社の社長
・兵頭彰(井浦新)…美乃里を狙う謎の男監督:中田秀夫

【映画版あらすじ】
長い髪の女性ばかりを狙った、連続殺人事件。

事件を追っていた刑事の加賀谷が、連続殺人鬼の浦野を逮捕して事件は幕を閉じた、はずだった。

しかし、その後も同じ殺人現場から次々と発見される若い女性の遺体。

加賀谷は最後の手段として、刑務所にいる“囚われの殺人鬼”である浦野への面会を申し込む。

浦野は自分にネット犯罪のすべてを教えたという謎の人物『M』の存在を明かし、自分ならMに近づけると言う。

しかたなく浦野と手を組むことになった加賀谷だったが、恋人の美乃里が謎の男に狙われていることに気づく。

加賀谷は愛する者の命だけではなく、自分が抱える秘密までもが危険に晒されてしまう。

ただ、スマホを落としただけなのに…。

感想:中盤から一気に面白くなった

映画『スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼』は、警視庁のデータベースにハッカーが侵入するシーンからスタートします。

その後、加賀谷の恋人・美乃里がレストランでフリーWi-Fiに接続したことで、あっさりスマホに不正侵入されて乗っ取られてしまうわけですが…

いやいやちょっと不用意過ぎるだろと(呆)

どこのものか分からないフリーのWi-Fiを利用するのは危険だって、ここ数年さんざん言われてるのに。

その結果、遠隔操作されたスマホから個人情報がどんどん盗まれてしまい、美乃里はつねに何者かに監視されることになっちゃうんですねぇ。

んで今度は逮捕したはずの連続殺人鬼の浦野が殺害現場として使っていた場所で、3年前から行方不明になっていた女性の遺体が発見されるんです。

どうせこの被害者も浦野が殺してたんだろ?と思ってたら、その女性はショートヘアー。

さらには、被害者の交際相手だった男性の遺体まで発見されたり。

浦野がターゲットにしていた“長い髪の女性”とは違うぞってことで、警察は新たな犯人探しを始めることに。

そこで捜査が行き詰まり、加賀谷は拘置所にいる浦野に仕方なく捜査の協力を願い出るわけです。

浦野が警察の捜査に協力するために出した条件は3つ。

①高性能のパソコンと最高のネット環境を用意すること
②いつでも好きな食事を食べられるようにすること
③加賀谷の秘密を浦野に打ち明けること

そこで浦野がネット犯罪の手口のすべてを教えてもらったっていう『M』の存在が明らかになるんですが…

前作では加賀谷と犯人の浦野が、ともに幼いころに母親から虐待されていた共通のトラウマを持っているというシーンがありました。

「加賀谷が実は二重人格で、そのもうひとつの人格がどうせ犯人のMっていうオチなんでしょ?」と思ってたんです、実際に映画を見るまで。

連続ドラマ『愛してたって、秘密はある。』で、福士蒼汰が演じる主人公のもうひとつの人格が真犯人でしたみたいな展開だと。

ところが…僕の予想はぜんっぜんハズレてました!恥ずかしい(笑)

“囚われの殺人鬼”である浦野が本格的に動き始めた中盤あたりから、一気に面白くなってきましたね。

犯人ネタバレ:Mは◯◯◯◯◯

ここから映画『スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼』のネタバレです。

Mのネタバレ:本物のMはすでに死んでいた

今作で新たに発見された、3年前から行方不明になっていたカップルの遺体。

そのカップルを殺害した本物のM(浦野にネット犯罪のすべてを教えた人物)は、前作で加賀谷に逮捕される前の浦野によって、すでに殺されていた。

その後、犯人のMとして逮捕されたのは、WEBセキュリティ会社社長の笹岡一。

しかしその裏では“囚われの殺人鬼”浦野が暗躍していた。

結末ネタバレ

犯人ネタバレ映画版結末『スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼』面白くないと思ってた見るまでは

映画『スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼』結末の詳細なネタバレです。

※覚えている範囲で書いているので、もしかしたら所々間違っている部分があるかもしれません。

加賀谷学(千葉雄大)の結末ネタバレ

前職はWEBセキュリティ会社のアンチウイルスソフトなどを手掛ける凄腕ハッカーだった加賀谷。

加賀谷が刑事に転職した理由は、同じく刑事で幼い頃に亡くなった父親の死の真相を突き止めるため。

映画の冒頭で警視庁のデータベースをハッキングしていた人物は加賀谷だった。

警視庁公安部に所属していた父親は、旧東側諸国のスパイに機密情報を売り渡そうとしていた公安内部の人間を探し出すための捜査の過程で命を落とす。

国家機密という理由から家族にも死の真相を知らされなかったことで、おかしくなった母親が息子である加賀谷を虐待するように。

現在、母親は末期ガン患者専用の介護施設で生活しているが、加賀谷は最後まで母親に会おうとはしなかった。

兵頭彰(井浦新)の結末ネタバレ

捜査に協力する(フリをしていた)浦野がワナを仕掛けて画像を撮影した男は、実は犯人のMではなく警視庁公安部の兵頭。

兵頭は加賀谷の父親の元部下で、秘密裏にMの捜査をしていた。

美乃里のことをMだと疑い、フリーWi-Fi経由で美乃里のスマホにバックドアを仕込み、遠隔操作で監視していたのも兵頭。

その理由は、美乃里の部屋から警視庁のデータベースに定期的にアクセスされているのを突き止めたから。

実際にパソコンでアクセスしていたのは美乃里の恋人である加賀谷。

笹岡一(鈴木拡樹)の結末ネタバレ

犯人のMとして兵頭に逮捕されたのは、加賀谷とともにWEBセキュリティ会社『IT Guardian』を立ち上げた笹岡。

しかし実際は笹岡は本物のMではなく、Mを名乗っていただけだった。

『IT Guardian』は加賀谷が辞めた後に経営不振に陥り、笹岡は残った会社の資金を食いつぶしているような状態だった。

仮想通貨『レイラコイン』流出事件や、阻止しようとしたホワイトハッカー“JK16”こと神宮寺紗綾子(高橋ユウ)の殺害を、元ハングレの根岸(音尾琢真)に依頼したのも笹岡。

実は笹岡は同性愛者で、加賀谷に対して密かに思いを寄せていた。

仮想通貨『レイラコイン』を盗もうとしたのも、加賀谷と作ったWEBセキュリティ会社『IT Guardian』を潰したくなかったから。

しかし、本物のMが開設していた闇サイト“ダークウェブ”に出入りしていたのを浦野に突き止められ、利用されることになる。

笹野は浦野から、そのままMに成りすまして美乃里を殺すように脅されていたのだ。

松田美乃里(白石麻衣)の結末ネタバレ

自分のスマホがウイルスに汚染されているのを知らされた美乃里。

その後、警察から新しく渡されたスマホを持ち歩くことで、犯人のMをおびき出すためのおとり捜査に協力することになる。

しかし自身が勤めるWEBセキュリティ会社『IT Guardian』で、笹岡に雇われた元ハングレの根岸にワゴン車で拉致された美乃里。

追跡していた加賀谷と密かに2人のことを追っていた兵頭によって、美乃里は間一髪のところで救出される。

その後、美乃里は加賀谷を介護施設にいる加賀谷の母親と会わせようとするが、加賀谷は直前で引き返す。

美乃里と加賀谷が初めて出会ったきっかけは5年前。

美乃里が就職活動で面接に向かっている際、乗っていたバスの座席にスマホを落としたことだった。

美乃里がスマホを落としたことに気づいた加賀谷が、バスを降りて美乃里に届けたのだ。

浦野善治(成田凌)の結末ネタバレ

浦野は本物のMがすでに死んでいるのを知っていながら、捜査に協力するふりをして逃走する機会をうかがっていた。

WEBセキュリティ会社の笹岡や警視庁公安部の兵頭のことをMだと思い込ませようとしたのも、捜査をかく乱するため。

浦野は見張り役である刑事の吉原(平子祐希)を、鋭く尖らせた飴玉を吹き矢のように目に飛ばし、顔を踏みつけ便器に何度も沈ませて殺害。

警視庁のデータベースをハッキングしてダウンさせ、警官に変装して拘置所を脱走する。

そして警察の検問をすり抜け、クルーズ船に乗って中華圏(漢字文化圏)への逃亡に成功。

その後、加賀谷のスマホに電話をし「本物のMを殺したのは自分だ」と告白する。

理由はMの素性に興味を持って探っていたら、M本人から脅迫されたため。

浦野が警察に教えたMのアジトで発見された身元不明の死体が本物のMだった。

エンドロール後に、中華圏(漢字文化圏)の街中を歩く浦野を後ろからスマホで隠し撮りする謎の人物の追加シーンあり。

おわりに

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犯人ネタバレ映画版結末『スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼』面白くないと思ってた見るまでは

映画『スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼』、いや期待していた以上に楽しめました!

それにしても連続殺人鬼役の成田凌、演技上手いなぁと。

サイコな感じを自然に演じてて、それがめちゃくちゃ怖い…

前作も今作もめちゃくちゃ大活躍してるし、実はこのシリーズの主人公って浦野だよね?(笑)

今作でちゃっかり脱走に成功しちゃうし、続編の制作も決定ですねこれは。

僕は前作をテレビで見ていたのでスムーズに話に集中できましたが、今作を見る予定だけど前作はまだって人はチェックしておくといいかもです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。


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