2025年6月21日(土)今日の『ワイド!スクランブルサタデー』。深部体温の上昇を防く熱中症予防対策ドリンク「アイススラリー(飲める氷)」を自宅で簡単に作れるレシピを紹介します。
教えてくれるのは広島大学大学院の長谷川博教授です。
テレビで紹介された放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
アイススラリーの作り方と効果
材料(コップ1杯の場合)
・スポーツ飲料(ポカリスエットなど)…50ml
・製氷皿などで凍らせたスポーツ飲料…150ml
作り方
①スポーツ飲料、凍らせたスポーツ飲料をミキサーで20秒ほど攪拌すれば出来上がり
熱中症リスク「深部体温」上昇
深部体温とは内蔵と脳の温度のことで平均37℃前後ある。
高温の状態が続くと熱中症の要因の一つとなる。
深部体温の上昇を抑える「アイススラリー」とはシャーベット状の“飲める氷”。
熱中症対策の一つとして厚生労働省が推奨。
アイススラリーの特徴は飲みやすさ
・氷(氷の結晶が大きく硬い)
→体温を下げるのに時間がかかる
・アイススラリー(氷の結晶が小さく流動性がある)
→周囲と氷との接触面積が広くなり高い冷却効率を発揮できる
アイススラリーを飲むタイミング
暑熱環境下の水分摂取でも一気に体温を下げるのに効果的ではあるが持続はしづらい。
日中に外出する10分前にコップ1杯飲むと約30分効果が持続。
家を出る前に摂取することで暑熱環境下での深部体温の上昇抑制や注意力の維持ができる。運動パフォーマンスの維持にも効果がある。
おわりに
アイススラリー、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。