2024年6月3日(月)放送のNHK『今日の料理』私の梅の手仕事、いろいろな梅で梅遊び。料理研究家の井澤由美子さん直伝「カリカリ塩青梅」の作り方を紹介します。
テレビで紹介された放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
カリカリ塩青梅
材料(作りやすい分量)
・青梅(下処理をしたもの/下記参照)…500g
・粗塩(マグネシウム含有量の多い海塩がおすすめ)…40g
・氷砂糖…50g
・昆布…1枚(10g)
・りんご酢(または酢)…大さじ1
梅の下処理
①ボウルや洗いおけにたっぷりの水をはって梅を入れ、やさしく洗ってざるに上げる。青梅は洗ったあと、新しい水に2〜3時間つけてアク抜きをする
②紙タオルや清潔な布巾で水けを拭きながら、なり口のヘタを竹串で刺して取る
③くぼみに水が残っていたら落としてざるに並べ、ときどき上下を返して1~2時間乾かす
容器の消毒
①梅の保存食に使う容器は、酸に強いガラスやホウロウのものがおすすめです。梅の下処理と同時に、容器や道具なども消毒してから作り始めましょう
②アルコールを使う場合
きれいに洗って水けを拭いた容器に食品用アルコールを吹きかけ、自然に乾燥させるか、紙タオルで拭き取る。熱湯厳禁の容器やふた、大きな瓶などはこの方法で
③煮沸する場合
耐熱ガラスの容器は煮沸消毒も可。内側に布巾を敷いた鍋に入れ、かぶるくらいの水を注いで弱めの中火にかける。沸騰後、5分間ほど煮沸し、拭かずに自然に乾かす
作り方
①青梅はポリ袋に入れて粗塩(大さじ1)を加え、袋の上からこすりつけて全体にまぶし、10〜15分間おく
②袋から出し、まな板の上で転がらないように、なり口側を包丁で薄くそいで平らにする
③そいだ面を下にしてまな板に置き、縦にグルリと1周切り目を入れる。90度回転させ、さらに縦に1周切り目を入れる
④上に別のまな板をのせ、グッと押して割る。果肉を4等分にし、種を取る。昆布は4等分に切る
⑤保存容器に昆布、梅の果肉、残りの粗塩、氷砂糖を数回に分けて重ね、りんご酢を加える
⑥ふたをして2~3時間おき、氷砂糖が溶けてきたら容器を振って全体を混ぜ、冷蔵庫に入れる。粗塩と氷砂糖が溶けきるまで1日1~2回、その後もときどき容器を回し、汁けを行き渡らせれば出来上がり
おわりに
カリカリ塩青梅、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。