2024年12月17日(火)放送のNHK『今日の料理』おやつのじかん。料理研究家の舘野鏡子さん直伝デザート「チョコクリームのクリスマスケーキ」の作り方を紹介します。
テレビで紹介された放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
チョコレートクリームのクリスマスケーキ
材料(直径18cmの底が抜けるタイプの丸型1台分)
【スポンジ】
・卵…3個(180~190g)
・砂糖…90g
・薄力粉…90g
【A】
・サラダ油…大さじ1
・牛乳…大さじ1
【シロップ】
・ぬるま湯…大さじ4
・砂糖…大さじ1
【チョコレートクリーム】
・生クリーム(乳脂肪分35%前後)…カップ1
・製菓用チョコレート…50g
(スイートがおすすめ。板チョコレートでもよい)
・砂糖…20g
・いちご…適量
・ひいらぎチョコ(作り方参照)…適量
作り方
【作る前にしておくこと】
・型の側面と底にオーブン用の紙を敷く。型の側面を水でサッとぬらし、先に側面の紙を立てかけ、そのあと底面の紙を入れると安定する
・オーブンは190℃に温める
・シロップの材料はよく混ぜ合わせて、冷ましておく
【スポンジを作る】
①【A】はボウルに混ぜ合わせておく。別の大きめのボウルに卵を割り入れ、低速のハンドミキサーで軽く溶きほぐす。砂糖を加え、高速で3~4分間泡立てる。持ち上げてみて、落ちた筋が5秒間以上残るのが目安。低速でさらに2分間泡立て、きめを整える
②薄力粉の約1/4量をまんべ んなくふるい入れ、ゴムべらで切るように20~25回混ぜる。混ぜる方向と逆の向きに、ボウルを少しずつ回転させるとよい。粉がほぼ見えなくなったら残りの薄力粉を3回くらいに分けて同様に混ぜる
③【A】を合わせたボウルに②の生地をゴムべらで2すくい分加えて、よく混ぜる(①で使用したハンドミキサーの羽根1本を取リ外して使うと混ぜやすい)。②のボウルに戻し入れ、均一になるまでへらで手早く混ぜる
④型の中心に、30cmくらいの高さから生地を一気に流し入れる。ゴムべらの角で表面を軽く整える。10cmくらいの高さから型ごと台の上に5~6回落として空気を抜く。天板にのせ、190℃のオーブンで5分間焼いたあと、温度を170℃に下げ、25~30分間焼く。中央に竹串を刺し、生地がつかなければ焼き上がり
⑤焼き上がった型を10cmくらいの高さから台の上に2~3回強く落とし、蒸気を抜く。乾いた布巾を台に敷いて網を置き、型の焼き面を下にしてのせ、10分間ほど冷ます。触れる熱さになったら、型をそっと外してぬれ布巾をかける
⑥【スポンジ】が完全に冷めたら紙をはがし、厚みを半分に切る
⑦【シロップ】をはけで切り口、表面、側面全体に塗る
【チョコレートクリームを作る】
⑧チョコレートは粗く刻む。分量の生クリームから60mlを取り分けて、チョコレートとともにボウルに入れる。50℃くらいの湯煎にかけ、ときどき混ぜながら溶かす。完全に溶けたら湯煎から外し、人肌くらいの温度になるまで冷ます
⑨別のボウルに残りの生クリームと砂糖を入れ、ボウルの底を氷水で冷やしながら、泡立て器ですくい上げてトロトロと落ちる程度まで泡立てる(五分立て)。⑧を加えてソフトクリームくらいの堅さに泡立てる(八分立て)
【チョコレートクリームを塗る】
⑩皿に下側の【スポンジ】をのせる。切り口にゴムべらでクリームの1/4量くらいをのせ、パレットナイフで塗り広げる。上側の【スポンジ】の焼き面を下にしてのせ、同量のクリームを全体に薄く下塗りする
⑪仕上げ塗りをする。表面に残りのクリームをのせ、側面全体にも塗り広げていく。側面は下から上にすくうように塗り、筋をつけていく。側面を塗り終えたら、表面にも筋をつけるように塗っていく
⑫3mm厚さの輪切りにしたいちご、ひいらぎチョコをあしらう。大きなボウルなどで覆って、冷蔵庫で30分~1時間冷やしてなじませれば出来上がり
ひいらぎチョコの作り方(約30枚分)
①板チョコレート20gは粗く刻み、約50℃の湯煎にかけて溶かす。オーブン用の紙を敷いたバットにティースプーン半分弱くらいを落とし、前後に少し伸ばして葉の形にする
②竹串で周囲を一方向に伸ばしてとげをつくる。あれば固まる前にアラザン適宜を散らす。冷蔵庫で冷やし固めれば出来上がり
おわりに
チョコレートクリームのクリスマスケーキ、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。