2022年4月23日(土)放送の『ジョブチューン』。
セブンイレブンイチ押しコンビニスイーツランキングVS超一流パティシエの判定結果一覧を紹介します。
ジャッジ企画第58弾となる今回はリベンジマッチ、元日のコンビニ3社合同ジャッジに続いて「セブンイレブン」が今年2度目の参戦!
開発担当者が絶対合格できると思うイチ押しスイーツ10品を選出し、日本を代表する超一流スイーツ職人たちに挑みます。
放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
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セブンイレブンイチ押しスイーツランキングTOP10
セブンイレブンの開発担当者が選んだ絶対の自信を持つイチ押しスイーツTOP10です。
メニュー名をクリックすると超一流スイーツ職人による詳しい審査結果にジャンプします。
10品中7品合格(うち満場一致合格2品)という結果でした。
セブンイレブンVS超一流スイーツ職人!合格不合格ジャッジ結果
超一流スイーツ職人7名が実際に試食してみて合格か不合格かをジャッジします。
7人全員が合格を出せば満場一致で合格、4人以上であれば合格、3人以下であれば不合格という判定になります。
※価格はすべて税込です。画像の出典:セブンイレブン公式サイト
セブンプレミアム ワッフルコーン ミルクバニラ 192円
最大のこだわりは新鮮な生乳を使ったミルクアイス。
低脂肪の生クリームと無塩バターを使用することでスッキリとした味わいに仕上げたソフトクリームです。
コーンは内側に植物性樹脂をコーティングすることでアイスの水分が移るのを防ぎ、サクッとした食感に。
累計およそ3億本を売り上げているロングセラー商品です。
合格(合格6:不合格1)
【超一流スイーツ職人のコメント】
〇乳のコクは薄いが入っている生クリームをそんなに濃厚にしなかったのはあえて良かった。値段は192円で合格は出したが、プロとしてバニラの部分は引っ掛かりはある。バニラは今非常に高い食材で入れられないのは分かるが、バニラの味や良い部分は僕には全く感じられなかった。でもトータルで見ると迷ったが合格。プレーンのアイスクリームをバニラアイスクリームという習慣、風習が昔はあったが僕はその辺りは変えていきたい。(鎧塚俊彦さん)
〇コーンがカリカリしていることがすごく大事。すごく上手にコーティングして水分が伝わらないようにしている。192円でこの味が出せるのは合格。(土屋公二さん)
×バニラというキーワードはすごく重要。一体どこにバニラがあるんだろうってクエスチョンだと思う。もし僕が合格出していたらいろんなお菓子屋さん、コンビニさんが同じようにバニラって書いても良いということをこの場で許したことになっちゃう。そうじゃなくてネーミングに対して責任を持つ。僕はその一点で不合格。(辻口博啓さん)
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ベイクドチーズケーキ 237円
濃厚でほどよい酸味が特徴のオーストラリア産クリームチーズを使用し、チーズケーキのなめらかさにこだわりました。
通常より生クリームを多く入れることでなめらかな食感に。
クッキー生地は隠し味に黒蜜を入れてコクを出し、発酵バターでコーティングすることでサクサク感と風味をアップさせた逸品です。
合格(合格5:不合格2)
【超一流スイーツ職人のコメント】
〇甘さ・酸味・チーズ感・焼き加減・全体のバランス、どれをとってもほぼ良かった。ただやっぱり粉っぽさが気になる。生地を練り上げる工程がとても大事。あと何分か回し続けて温度を上げていくと粉っぽさが取れてくる。そういうところをもうちょっと見た方が良い。それ以外はもう完璧に近い。(土屋公二さん)
〇この値段の中でチーズの選びであったりチーズの乳感・質感・濃厚さ、僕はすごく良かったと思う。下のクッキー生地も大麦を使うことで非常にコクが出ている。僕はそれもすごく良いと思った。(鎧塚俊彦さん)
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とろーりみたらし団子 203円
北海道産真昆布の出汁を使用することで上品な甘みとまろやかなコクのあるタレに仕上げました。
そこへあっさりしながら塩味がある薄口醤油と、旨味と香りが強い濃口醤油を混ぜて煮詰めることで深みのある味わいに。
団子に上新粉を使うことで米の風味を立たせ、モチモチ食感の生地を実現した逸品。
不合格(合格2:不合格5)
【超一流スイーツ職人のコメント】
×これスイーツじゃない、つまみ。醤油の塩味が強い。のど乾くし食べられない、これ以上食べられない。(柴田武さん)
×僕は適度な焼き加減は必要だと思う。みたらし団子として見るのであればそんなにツルツルしてなくて良い。(焦げ目は)アクセントとして苦味が入る。僕は焦げ目はある方が良いと思う。(松田明さん)
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あんこと茶だんごの宇治抹茶パフェ 324円
さわやかな一番茶をベースにあえて渋みのある二番茶などもブレンドし、抹茶本来の苦みも感じられる様に仕上げました。
こだわりの抹茶を使った三層構造のパフェは一番上に抹茶の風味とモチモチ食感を楽しめる茶だんご、真ん中にクリーミーでほのかに甘いなめらかな抹茶ムース、一番下にはさっぱりした味わいの抹茶寒天。
トッピングにあんこ・生クリーム・みかんを添えた、最後まで食べ飽きない抹茶尽くしのパフェです。
不合格(合格1:不合格6)
【超一流スイーツ職人のコメント】
×抹茶の持つ良さを殺しちゃってる。抹茶の要素がこれだけ使ってるけど消えてるのは、最後の寒天が最終的に抹茶の良さを全部水っぽいものにさせている。もう少し寒天のところに抹茶をプラスして、少し黒蜜の層を入れて甘みの物足りなさを少しでもなくす。(辻口博啓さん)
×抹茶を乱用しているようなスイーツになっている。まずだんごが硬すぎる。抹茶は入れればいいという問題ではなくて、食感がやっぱりどんどん悪くなる。寒天も硬すぎる。抹茶をたくさん使えば良いわけではなくてコントラストが悪い。(柴田武さん)
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焼きチョコシュー 172円
ザラメを使用したチョコクッキー生地のザクザク食感を楽しめるシュークリームです。
生地にタピオカ粉を入れることでモチモチ食感に仕上げています。
中のチョコクリームは豊かな香りが特徴のエクアドル産、ベネズエラ産、ガーナ産のカカオ豆を使い、北海道産のフレッシュクリームを混ぜることでなめらかで風味豊かなチョコレートクリームに。
満場一致で合格(合格7:不合格0)
【超一流スイーツ職人のコメント】
〇すごく美味しかった。タピオカでんぷんの使い方も非常にパーフェクト。個人店ではこういう技法を使うがそれを2万店舗に。食感を上手く活かしてクリームとのバランス、それを持ち込んだのは非常に目のつけどころが良い。もう一個食べられそうな商品に仕上がっていた。(辻口博啓さん)
〇本当にユーモアのあるスイーツ、素晴らしい商品。タピオカでんぷんを使っているのがテクスチャ(食感)のコントラストが非常に面白い、口の中で面白い。これはたくさんの人に食べてもらいたい。(柴田武さん)
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北海道産牛乳使用 みかんの牛乳寒天 203円
つるんとしたのど越しで長年ファンに愛されてきたスイーツです。
甘味を徹底的に見直し、砂糖を0.8%だけ減らすことで絶妙のバランスを実現しました。
過去2連続不合格、今回3度目の挑戦で念願の合格を目指します。
合格(合格6:不合格1)
【超一流スイーツ職人のコメント】
〇一口目から「あっ!違うな」と思った。相当微妙なところでの試作を繰り返したと思う。つるっと全部食べられて食後のデザート。お客さまの声を大切にしてきたのがすごく今回伝わった。うちの店の斜め前がセブンイレブンだが買わせていただく。(柴田武さん)
〇牛乳の美味しさが出た。今までのバランス、前回悪いなと思って僕は不合格を出した。今回は非常に牛乳の美味しさというのがすごく考えたなと。僕は前回不合格を出して、責任持ってそれ以来この商品を買ってない。それが(前回のリベンジから)こんなに早く。明日から食べられるなんて嬉しい。(辻口博啓さん)
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セブンプレミアム まるで完熟マンゴー 138円
シリーズ累計1億本以上売れている大人気アイスバー「まるでシリーズ」の一番人気商品です。
アイスの外側に香りが良くほどよい酸味が特徴のアップルマンゴー、内側には濃厚な甘味と風味が特徴のアルフォンソマンゴーを使用。
食べ進めても飽きの来ない、まるで冷凍したマンゴーを食べているかのような味わいに仕上げています。
さらに水飴などを入れることで生の果実に近いねっとりとした食感を引き出した逸品。
満場一致で合格(合格7:不合格0)
【超一流スイーツ職人のコメント】
〇完璧マンゴーだった。フルーツは香りも大切だがやっぱり酸味が大切。酸味の使い方が非常に良くてマンゴーを食べてるイメージに変わってくる。(柴田武さん)
〇僕はアップルマンゴーだけでも合格出したと思う。それをアップルマンゴーと全然違う、たとえばバニラアイスとアップルマンゴーとしないでアルフォンソマンゴーとの2層にする発想はすごいこだわりだなと思った。そこに僕は脱帽。特にマンゴーの後味は差が出る。そこまで計算し尽くしても奇をてらうことなく、剛速球なのに味の変化を付けてきたというのはビックリ。素晴らしい商品。(鎧塚俊彦さん)
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ふわっとどら つぶあん&ホイップ 226円
甘みと旨味が強い北海道十勝産あずきを使用したどら焼きです。
炊くときに数回「びっくり水」という冷たい水を入れることで、小豆が膨らみ小豆本来の風味が増して粒立ちが良くなるように工夫しています。
生地に隠し味として黒みりんを入れることで、濃厚で芳醇な香りのする生地に仕上げた逸品。
さらに通常より多めに卵黄を入れることでよりふんわりとした食感に。
合格(合格6:不合格1)
【超一流スイーツ職人のコメント】
〇かなり悩んだ。僕もどら焼きをやっているが、僕だったらもう少し(クリームの)乳味を強くしてコクをしっかりと出す。あとは(あんこに)塩分を足してキレを良くする。食べてるとなんとなく飽きちゃう感じがする、ボリューム的に。だけどこのボリューム感とこの価格(226円)だったらちょっと不合格は出せないなと。(柴田武さん)
〇まず開けて持ったときのしっとり感と重量感、これで「絶対美味しいぞ」と思った。食べてみたらやっぱり期待を裏切らず美味しかった。生クリームとあんのバランスも素晴らしく良い。生地もしっとりしてて素晴らしい商品。(鎧塚俊彦さん)
×粒あんって書いてる以上、粒あんにこだわってほしいと思った。どうしてもあんこに対してホイップの部分と生地の部分がちょっと強いと感じた。バランスを合わせるためには力強い(塩味の強い)あんこを入れるべきだと思う。(松田明さん)
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黒糖ロールケーキ 259円
スポンジ生地、ソース、ホイップクリームとすべてに黒糖を使用した黒糖尽くしのロールケーキ。
濃厚でコクのある沖縄県産の黒糖蜜に北海道産クリームを加え、なめらかな口溶けのホイップクリームに仕上げています。
一番のこだわりは生地、通常は入れない米粉を入れることで生地が膨らんでしっとりもっちり感を出しています。
黒糖の風味がさらに増す黒糖ソースを塗り、ひとつひとつ手作業で巻いたこだわりの逸品です。
合格(合格5:不合格2)
【超一流スイーツ職人のコメント】
〇クリーム・生地・ソース、すべて黒糖を使って黒糖尽くし。それがそれぞれの個性を上手く活かしている。特に黒糖ソースのインパクトが強い。宇治抹茶パフェのときにみんなが言いたかったのはそこ。すべて抹茶だがどっちかというと平坦。今回はそこにアクセントとして黒糖ソースがしっかりと利いてる。これが僕はこのスイーツのすごく良いところだと思う。素晴らしいロールケーキ。(鎧塚俊彦さん)
〇砂糖を全部黒糖に変えるのは決して簡単なことではない。そこは相当大変だったんだろうなと思う。相当努力されたのも分かる。(鈴木一夫さん)
×残念なのが生地。生地の断面を見ると空気の層が良い状態は丸、丸の気泡が重なり合う。これを見ると丸になったあと潰れている。オーブンの中では気泡が膨らんで丸になるが、冷めてしぼむことで気泡が潰れて楕円形になる。そこが食感のロス。食べたときのちぎれ感、拡散の仕方が完璧な生地ではない。(安食雄二さん)
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イタリア栗のモンブラン 345円
使用しているのは和栗に比べて香り豊かで旨味が強いイタリア栗。
一度焼いてペーストにすることでより栗の香りを感じられるように仕上げています。
さらにスポンジの中のマロンペーストには栗のペーストに砕いた栗の甘露煮を入れることで栗の風味をアップさせています。
熟練の職人が手作業で仕上げた見た目も美しいモンブランです。
不合格(合格3:不合格4)
【超一流スイーツ職人のコメント】
×前回のマリトッツォと同じように栗のインパクトが弱い。クリームのなめらかさにすごい執着してて、栗の味とこの価格(345円)でコンビニさんならもっとやれるんじゃないかって期待をしてしまった。栗のフレーバーをもっと感じたい。もっと良いものができるんじゃないかなという期待を込めて不合格。(柴田武さん)
×私は迷いもなく最初から不合格。345円でこの味は私はないかなと思う。クリームが多すぎる。それが軽いと思ってると思うが、クリームは脂なので重い。全然軽くない。この金額(345円)を出したときに味の変化が欲しい。メレンゲやクッキーとかで何かしら途中で変わるようなのが楽しみだが、単調になっている。飽きちゃうような商品だなと思った。(土屋公二さん)
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判定した超一流スイーツ職人7名の審査員を紹介
・『モンサンクレール』辻口博啓さん
・『Toshi Yoroizuka』鎧塚俊彦さん
・『シェ・シバタ』柴田武さん
・『テオブロマ』土屋公二さん
・『ウェスティンホテル東京』鈴木一夫さん
・『スイーツガーデン ユウジ アジキ』安食雄二さん
・『和菓子工房あん庵』松田明さん
おわりに
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セブンイレブンイチ押しスイーツ、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。