2024年12月17日(火)放送の『カズレーザーと学ぶ。』食と健康の新知識、食べてキレイになる!冬の鍋の最新科学。最強栄養ブースト鍋ランキング3位、熟睡時間が増加する睡眠効果にブーストをかけるエビをプラスした鍋料理「安眠キムチ鍋」の作り方を紹介します。
具材を入れる順番からシメの炭水化物まで鍋の作り方の科学的最適解!
監修したのは味覚研究の最前線で活躍されている広島大学医学部の堤理恵先生です。
テレビで紹介された放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
安眠キムチ鍋
【安眠効果ブースト食材】
エビ…エビに多く含まれるアミノ酸の一種「グリシン」が睡眠の質を良くすることが判明しました。グリシンを摂取すると深い睡眠である「ノンレム睡眠」が増えることが分かったんです。エビには質の良い睡眠に欠かせないホルモン「セロトニン」の原料も豊富に含まれています。またキムチの乳酸菌もセロトニンを増やしてくれるため、キムチ鍋にエビを入れると安眠効果がブースト状態に。
材料(4人分)
・キムチ鍋の素(市販)…1袋
・エノキ…1袋分
・長ネギ…2本
・豚肩ロース…100g
・レタス…1/2玉
・エビ(下処理済みのもの)…10尾
・ニラ…1束
・キムチ…50g
作り方
①鍋にキムチ鍋の素を入れて沸騰させる(水で薄めるタイプの場合は分量の水を加える)
キムチに含まれるカプサイシンを摂ると一時的に体温が上昇。発汗作用などで熱が出ていき体内の温度が下がることで寝つきが良くなり、質のいい睡眠に繋がります。就寝3時間前に食べると安眠により効果的。
②石づきを落としたエノキ、斜め切りにした長ネギ、豚肩ロース、レタスを加える
レタスの苦味成分「ラクチュコピクリン」には鎮静効果があり、眠気を引き起こすと言われています。またレタスは煮込むことで苦味が感じづらくなり、カサも減るのでたくさん食べられます。ラクチュコピクリンは芯にも多く含まれているので芯も捨てずに使うのがおすすめ。
③煮立ったら火を弱め、エビ、ざく切りにしたニラ、キムチ加えてひと煮立ちさせれば出来上がり
鍋のシメ
鍋のシメはうどんがおすすめです。
うどんは消化がよく胃腸に負担をかけない安眠にうってつけの食材です。
おわりに
安眠キムチ鍋、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。