2025年11月18日(火)放送のNHK『今日の料理』おやつのじかん。東京・武蔵野市にあるお菓子店「焼き菓子co-ttie(コティ)」オーナーパティシエの小笠原朋子さん直伝、プロが教える焼き菓子デザート「シュークリーム」の作り方を紹介します。
テレビで紹介された放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
シュークリーム

材料(8個分)
【シュー生地】
・牛乳…40g
・バター(食塩不使用)…20g
・グラニュー糖…5g
・塩…1つまみ
・薄力粉…30g
・溶き卵…L約1個分(60g)
【カスタードクリーム】
・牛乳…180g
・バニラビーンズ…2~3cm
・卵黄…3個分(60g)
・砂糖…40g
・薄力粉…20g
・バター(食塩不使用)…10g
【ホイップクリーム】
・生クリーム(乳脂肪分35%以上)…120g
・グラニュー糖…35g
・バニラエッセンス(あれば)…少々
・粉砂糖(溶けないタイプ)…適量
・サラダ油
作る前にしておくこと
・バニラビーンズはさやに切り目を入れる
・天板にサラダ油を薄く塗る
・オーブンは190℃に温める
作り方
【シュー生地を作る】
①小鍋に牛乳、バター、グラニュー糖、塩を入れて中火にかけ、沸騰させる。火を止めて薄力粉を加え、耐熱のゴムべらで混ぜ合わせる。全体がひとまとまりになったら再び中火にかけ、鍋底に薄い膜がはりつくようになるまで、よく混ぜて火を入れる
②ボウルに移し、様子を見ながら溶き卵を少しずつ加え、そのつどよく混ぜ合わせる。ゴムべらで生地をすくってみる。生地がボウルに落ちたあと、ゴムべらに逆三角形の形で残るようになったら、溶き卵を加えるのをやめる
③口径1〜2cmの丸形口金をつけた絞り袋に②を入れ、天板に間隔をあけて、直径4cmくらいに8個分絞り出す
④生地全体に霧吹きで水をかける。190℃のオーブンで18分間焼く。焼きむらがあれば、天板の奥と手前を入れかえて、さらに2分間焼く。焼き上がったら、取り出して網にのせて冷ます
【カスタードクリームを作る】
⑤ボウルに卵黄を入れ、砂糖、薄力粉を順に加え、そのつど泡立て器でよく混ぜ合わせる(卵液)。鍋に牛乳とバニラビーンズをさやごと入れて中火にかける。牛乳が沸騰したら、半量を卵液のボウルに加えてよく混ぜ合わせる
⑥残った牛乳の鍋に⑤を戻し入れて弱めの中火にかけ、泡立て器で混ぜる
⑦全体がモッタリとして鍋底が見えてきたら、耐熱のゴムべらにかえて混ぜる。全体がフツフツとして、つやが出てくるまで、焦がさないように絶えず混ぜながら、さらによく火を入れる。火を止めてバニラビーンズのさやを取り除き、バターを加えてよく混ぜ合わせ、手早くバットに広げ入れる
⑧すぐに表面にラップをピッチリと貼りつける。氷水や保冷剤で急冷させ、冷めたら冷蔵庫に移す
【仕上げる】
⑨ボウルにホイップクリームの材料を入れ、泡立て器またはハンドミキサーでツノが立つまで堅く泡立てる
⑩シューの側面の中央より少し上から、やや斜めにナイフで切り込みを入れる。⑧をボウルに取り出してゴムべらでなめらかになるまで混ぜ、シューの下部にスプーンでたっぷりと入れる。きれいにした丸形口金をつけた絞り袋に⑨を入れ、カスタードクリームの上にたっぷりと絞り入れる。シューの上部でふたをし、粉砂糖を茶こしでふれば出来上がり
生地が柔らかくなりすぎたら
作り方②ですくった生地がトローンと流れ落ちてしまったら、柔らかくなりすぎてしまっていて、もう堅さを調整することはできません。
その場合は、作り方③にすすんで焼きましょう。
生地がふくらまないかもしれませんが、味は美味しいので大丈夫。
カスタードクリームをディップ風につけて楽しみましょう。
おわりに
シュークリーム、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。


