2022年4月9日(土)放送の『王様のブランチ』。
2022年本屋大賞の受賞作品ランキングBEST10とあらすじを紹介します。
見事1位に輝いた作品が今年の本屋大賞に決定!
放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
2021年本屋大賞ベスト10受賞作品&あらすじ
2022年本屋大賞の受賞作品ベスト10と簡単なあらすじを紹介します。
第1位:逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』
【あらすじ】
物語の舞台は第二次世界大戦中。
ドイツとソ連の戦いが激化する最中、モスクワ近くの農村がドイツ軍に襲われる。
そんな中、村で唯一生き延びた少女セラフィマは復讐を果たすべく軍の狙撃兵になることを決意。
自分と同じように家族を失った女性たちとともに過酷な訓練を重ね、戦地へと向かう。
極限状態の戦場を駆け抜けた先でセラフィマが見た真の敵の姿とは?
今読むべき、多くの人に出会ってほしい物語です。
第2位:青山美智子『赤と青とエスキース』
【あらすじ】
エスキースをモチーフに海外で出会い期限付きの恋を選んだ男女や、自分よりも売れているかつてのアシスタントと対談することになった漫画家。
そして病気で仕事を休まなければならなくなった女性など。
一見バラバラに見える彼らの人生がエスキースを通して思いもよらない形でつながっていく愛の物語です。
第3位:一穂ミチ『スモールワールズ』
【あらすじ】
夫婦円満を装う主婦と家庭に恵まれない少年との穏やかな交流を描いた「ネオンテトラ」や、結婚していた姉がある秘密を抱えて実家に帰って来る「魔王の帰還」など。
思い通りにならない日々を過ごす人たちの6つの物語が納められた短編集です。
第4位:朝井リョウ『正欲』
第5位:浅倉秋成『六人の嘘つきな大学生』
【あらすじ】
IT企業の最終選考に残った6人の就活生。
彼らの元に届いた告発文の中身とは。
果たして採用されるのは誰なのか!?
伏線が張り巡らされた心理戦の結末とは?
第6位:西加奈子『夜が明ける』
【あらすじ】
主人公の“俺”とアキの18年間にわたる友情と人生を描いた物語。
テーマは「日本の若者の貧困」。
社会に出てテレビ番組の制作会社に就職した“俺”と、俳優になるため劇団に所属するアキ。
憧れの世界に飛び込んだ二人だったが、理想とかけ離れた現実にギリギリの生活を送る。
しだいに誰にも助けを求められず生きる希望を失っていくのだった。
暗い世界から夜明けへと導いてくれる再生と救済の物語です。
第7位:小田雅久仁『残月記』
【あらすじ】
ある日、満月が裏返る瞬間を目撃し人生が一変してしまった男の物語です。
第8位:知念実希人『硝子の塔の殺人』
【あらすじ】
ミステリーを愛する大富豪に招かれ、刑事、霊能力者、小説家など一癖も二癖もあるゲストが館に集う。
すると呼びかけた館の主が何者かに毒殺されてしまう。
散りばめられた伏線に驚愕のラスト、ミステリーの魅力が詰まった1冊です。
第9位:米澤穂信『黒牢城』
【あらすじ】
ときは戦国時代、荒木村重が籠城する有岡城で不可解な事件が起こる。
その事件の解決を地下牢に幽閉している黒田官兵衛に解かせようとするのだった。
第10位:町田そのこ『星を掬う』
【あらすじ】
幼い頃に母親が突然姿を消し、生き別れてしまった主人公の千鶴。
それからの千鶴の人生は負の連鎖に巻き込まれ、つらいことばかりだった。
「母さえ、わたしを捨てなかったら…」
そして時が経ち、52歳となった母と再開。
そのとき母は若年性認知症を発症していた。
過去をどう受け止め歩みを進めていくのか、そんなヒントが詰まった感動作です。
おわりに
2022本屋大賞受賞作品、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。