目次
1 戸畑祇園大山笠とは?
2 昼と夜とで大きく姿を変える山笠
3 北九州市の市長さんからの激励の言葉も!
4 この記事のまとめ
熊本地震復興支援!北九州のお祭りが熊本の街を練り歩く!
あの甚大な被害をもたらした熊本地震から2年・・・
北九州の山笠団体が復興への願いを込めて、
祇園大山笠の御輿を熊本の市民に披露してくれましたよ。
今回はその「戸畑祇園大山笠」について書いていきたいと思います。
戸畑祇園大山笠とは?
北九州の戸畑祇園大山笠と言えば、
1803年から続く北九州の伝統行事で200年以上もの歴史があります。
博多祇園山笠や小倉祇園太鼓とともに福岡県夏の三大祭りとして有名で、
「ヨイトサ!」の掛け声とともに太鼓を打ち鳴らして練り歩きます。
1980年に国の重要無形民俗文化財として登録され、
2016年にはなんとあのユネスコの世界文化遺産に、
行事を構成するものの一つとしても登録されています。
凄いですよね!
今回の熊本での運行はそのうち東大山笠と西大山笠の二つがお目見えしました。
それぞれの山笠は鷲と布袋様の模様の刺繍で美しく装飾されていましたよ。
ちなみに今年平成30年の戸畑祇園大山笠の行事は、
7月27日・28日・29日の3日間に開催されるそうです。
リンク:戸畑祇園大山笠
昼と夜とで大きく姿を変える山笠
▲沢山の提灯を纏った大山笠
戸畑祇園大山笠の特徴は
昼の姿・・・幟山 夜の姿・・・提灯大山笠
と全く違う二つの外観を楽しむことが出来るところです。
▲二台の大山笠がアーケード街を駆け巡る
特に夜の提灯大山笠は
段数12段、提灯合計309個、高さ約10m、重さ約2.5tの圧巻の大きさ!
間近で見ていて本当にその迫力に圧倒されてしまいました・・・
山笠の高さがあまりにも大きく、また火を灯す提灯を使用することもあり、
夜の提灯大山笠はアーケード街の中ではなく、
アーケードと交差する銀座通りを利用して行われていました(笑)
北九州市の市長さんからの激励の言葉も!
▲北九州市の北橋市長
夜の部の終わりにはわざわざこの日のために来熊された
北九州市の北橋市長から力強いメッセージも頂き、
熊本市民も改めて復興への強い気持ちを持つことが出来たと思います。
▲大山笠の解体の様子
この記事のまとめ
・戸畑祇園大山笠は北九州のお祭り
・お祭りの掛け声は「ヨイトサ!」
・ユネスコの世界文化遺産にも登録
・九州の絆を改めて再確認!
未だ大地震の爪痕が残る復興途中の熊本の街。
時間も経過し、ともすれば災害の記憶が風化され始めようとするこの時期。
同じ九州に住む人々の絆を改めて感じたイベントとなりました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。