2020年2月8日(土)放送の『中居正広のニュースな会』。
『ウイルス感染を防ぐ!家の掃除法』というテーマで放送されました。
手洗いに加えて大切なウイルス感染予防が…家の中の掃除。
教えてくれるのは、病院清掃歴30年の“掃除のプロフェッショナル”、松本忠男さん。
「ウイルスはホコリなどにくっついて、そこに留まっていくんですね。それを手で触って口にしたりすると、感染が広がったりですとか感染してしまったりします」
「お掃除をきちんとするというのはすごく大事」
松本さんによると、家を掃除する際に特に注意すべき所が3つあるんだそう。
「ウイルスを完全に外から家の中に持ち込まないのは難しいんですよね」
「家の中のホコリがたくさんある所にはウイルスが集まりやすいですから、そういう所は特にお掃除を念入りにやることが大切です」
放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
手で触れる場所が多いトイレに注意!
手でよく触れる所は除菌した方が良い
「まず1つ目はトイレですね。家族などいろんな方が使いますから、ウイルスがうつりやすい場所だということです」
「特に気を付けたいのが手で良く触れるところですね。代表的なのは水を流すレバーですとか、ボタンなどですね」
「人が触れる所というのは、除菌することが大事です」
水洗レバーや温水洗浄便座のボタンなどは、手で直接触れるため注意が必要だといいます。
そこで、プロがオススメする掃除法が!
アルコールで湿らせ 手で触れる所を拭き取る
毎回 習慣づけることで感染を予防
そしてもう1つ、トイレの使い方で気をつけておきたいポイントが!
「水を流すときに、必ずフタをしてから流してください」
「水を流すことによって、目には見えない便器の中に入っている菌とかウイルスが、水滴と一緒にトイレの個室中に舞い上がるからなんですね」
「なので、フタをして水を流すことによって、それを防ぐことができるんです」
リビングの壁に注意!
ウイルスなどはホコリに混在しやすいため 壁につきやすい
「2つ目は意外と知られていないんですけれど、リビングなどの壁です」
「実は、ウイルスや菌というのはホコリの中に混在しやすいので、それが静電気を帯びた壁につきやすいんですね」
家族全員が集まるリビングは、外出先からウイルスを持ち込むなどして、壁に付着している可能性もあるんです。
そこでプロがオススメする掃除法が!
「ウイルスや菌を除去するのに便利なものがあるんです」
「それは100円ショップでも売っている“化繊はたき”と言われているものです」
静電気を帯びたハンディクリーナー
壁に沿って撫でるだけでホコリを除去できる
繊維をこすり 静電気をさらに帯びさせることで
よりホコリやウイルスをくっつけることができる
掃除に使ったあとの化繊はたきは、浴室に持っていきシャワーで流して完全に乾かしてから使ってくださいとのことでした。
実はウイルスだらけ!?寝室に注意!
ウイルスや菌がホコリと一緒になって
部屋中に舞い上がる可能性がある
「寝室は寝ているときにくしゃみをしたりとか、咳き込んだり唾液がついたりして、体の中のウイルスが布団にくっつきやすい所なんですね」
「布団についたウイルスや菌とホコリが一緒になって、部屋中に舞い上がる、飛び散る可能性があるんです」
寝室は毛布や布団など、繊維からホコリがだくさん出やすい場所でなんです。
そこで、プロがオススメする掃除法が!
首や胸付近の布団に付着したウイルスなどを
粘着ローラーでからめとる
ベッドのシーツや布団カバーは、なるべくこまめに洗濯するのがいいんだとか。
また、顔に近い汚れやすい部分にはバスタオルなどを敷いて、それを洗って交換すると良いとのことでした。
冬に使うエアコンは水洗いすると良い
ウイルスの感染リスクを防ぐためには、家の中を清潔に保つことが大切。
そこで、もう1つ注意したい掃除のポイントがあるそうです。
【松本さんの解説】
「それはエアコンなんですね。エアコンというのはお部屋の空気を機械的にフィルターを通して放出しているわけです」
「その風邪の中にウイルスがいたりすると、部屋を循環させてしまうというリスクがすごくあるんですね」
「フィルターの掃除はできれば1週間に一遍はやった方がいいですね。外してお風呂場に持って行って、大きなホコリはブラシで取って、あとはシャワーで水洗いして乾燥させる」
おわりに
トイレ、リビングの壁、寝室、エアコン。
こまめに掃除をしてホコリを取り除いておきたいですね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。