2023年10月14日(土)今日のテレビ朝日『中居正広のキャスターな会』。あなたの頭皮、老化していませんか?美髪スカルプケアでニオイやかゆみを防ぐシャンプー&ドライヤーの使い方を紹介します。
教えてくれるのは「シロノクリニック恵比寿」の皮膚科医で、美と健康に関する著書を多数出版している友利新先生です。
テレビで紹介された放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
ニオイやかゆみを防ぐ頭皮ケアのやり方
調査によると、年齢を重ねるにつれて頭皮の硬さ・厚さ・動きやすさの数値が下がり、年々悪化していくんだそう。
そこで皮膚科医の友利新先生直伝、嫌なニオイやかゆみを防ぐ頭皮の悩み対策法を紹介します。
毛髪・頭皮の老化は40歳ごろから進行
頭皮は1枚の皮膚でつながっています。
また頭皮は体の中でも一番脂が多い場所で、逆に水を貯える力が少ないので皮膚が衰えると急にカサカサになってしまいます。
その結果、頭皮トラブルの原因になってしまうんです。
毛髪や頭皮の老化は40歳を過ぎたあたりから少しずつ進行していきます。
頭皮の老化が進むと…皮脂の低下でかゆみが出る、カサカサの状態になる、さらに治療が難しい「脂漏性皮膚炎」になることも。
頭皮のニオイの原因
頭皮のニオイは皮脂が原因です。
年齢を重ねると皮脂の中の種類が変化し、加齢臭の要因になってしまいます。
同じ皮脂でも若いときと年齢を重ねたときとでは成分が違うんです。
シャンプーを使うタイミング
ニオイの原因となる皮脂を洗い落とすには「お湯で1分ほどじっくり髪を洗ってから」シャンプーをするのがおすすめです。
友利新先生によると、シャンプーを使う前に行う予洗いが最も大切なんだそう。
ポイント①
ホコリ・花粉などを洗い流す→シャンプーの効果を発揮
ポイント②
髪全体にお湯が行き渡る→泡立ちが良くなる
シャンプーの前に予洗いをして、先にコンディショナーをつけて洗い流すことで、コンディショナーと整髪料の油分が混ざり合って落ちやすくなる。
→シャンプーで洗い流し、再度コンディショナーで洗う。
また頭皮の皮脂の量は年齢を重ねるにつれて乾燥に傾いていきます。
頭皮の皮脂を落としすぎたと感じた場合はお肌と同じように保湿することも大切です。
シャンプーでやりがちなNG行為
①シャンプー液を直接頭皮につける。
②指で頭皮をゴシゴシ強く洗う。
皮脂の汚れは泡で洗うことで、その泡が皮脂を吸い取ってくれます。
なので指に力を入れてゴシゴシと強く洗わなくても、泡をしっかり立ててから洗うことで頭皮の皮脂はキレイに落ちるんです。
かゆみが止まらない場合はシャンプーの洗浄成分が合っていない可能性があるので、シャンプーの種類を変えるのもおすすめです。
それでもおさまらない場合はなるべく早く皮膚科を受診しましょう。
頭皮のかゆみを防ぐ髪の乾かし方
頭皮のかゆみを防ぐのに、髪を洗ってお風呂から出たら「軽く拭いてすぐにドライヤーで乾かす」のが大切です。
髪や頭皮を濡れたままにしていると…
①頭皮がふやけて剥がれる→バリア機能が低下してフケが増加し、かゆみの原因に。
②高温多湿な環境になる→カビ菌が増殖。
濡れた髪はすぐにドライヤーで乾かしましょう。
頭皮ケアで大切なドライヤーの方法
ドライヤーの温風・冷風を使い分けるのも頭皮ケアには大切です。
①素早く温風で乾かす
頭皮に水分が残っていると菌が繁殖する可能性があります。
②8割ほど乾いたら冷風に
温風のみだと熱で頭皮・髪の毛にダメージ。
頭皮の老化へのケア
頭皮が血行不良になると抜け毛などの原因になる可能性もあります。
そこで1日1回、頭皮をもみほぐしたりして軽く刺激を与えるのがおすすめ。
マウスの実験で頭皮を手のひらで軽く叩くと発毛が促進されたという研究結果もあるんだそう。
ブラッシングの際に優しく刺激を与えるのも◎。
おわりに
皮膚科医おすすめの頭皮ケア、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。