2023年10月18日(水)放送の『ヒルナンデス!』。この秋行きたい!関東周辺のおすすめ紅葉スポット4選(茨城県/群馬県/栃木県/静岡県)を紹介します。
教えてくれるのは日本全国の絶景を網羅する絶景プロデューサーの詩歩さんです。
詩歩さんの著書『死ぬまでに行きたい!世界の絶景』は累計売上63万部を突破しています。
テレビで紹介された放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
紅葉スポット関東周辺おすすめ4選
絶景の達人が厳選、この秋行きたい関東近郊のおすすめ紅葉スポットを4つ紹介します。
袋田の滝(茨城県)
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茨城県の北部に位置する大子町にある全国的に有名な滝「袋田の滝」です。
高さ120m、幅70mを誇る日本三名瀑の一つで、その滝の流れは四段に流れ落ちていく様から別名“四度の滝”とも呼ばれています。
冬には滝全体が真っ白に凍結する幻想的な氷瀑は一見の価値あり。
そして特に人気なのが秋の紅葉シーズン、全国から毎年40万人の観光客が訪れるという紅葉×滝の絶景コラボが大人気なんです。
黄色く染まるのはイロハカエデ、赤はオオモミジやクヌギなど、木々のグラデーションが滝を彩ります。
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今月から来年1月まで日没後に滝をライトアップするイベントも開催されています。
また袋田の滝は流れ落ちる水量によってハート型に見える岩肌が出現することがあり、これが見られたらハッピーになるんだそう。
SNSでは“#大子ハート”として若者の間で話題、水量が増す雨上がりに運が良ければ見られるそうです。
袋田の滝は展望台が2階建てになっていて、1階ではまず体で滝を感じるのがおすすめです。ここでカメラを出してしまうと水量が多く水しぶきでレンズがびしょびしょになってしまうので注意。より滝の迫力を楽しみたい方は水量が増す雨の翌日がおすすめです。そして景色を一望できるのは展望台の2階、ここで写真を撮るのがおすすめ。普通に撮影しても近すぎて滝しか映らないので、広角レンズ機能を使うことで紅葉と滝のコンビネーションを撮影できます。
わたらせ渓谷鐵道(群馬県/栃木県)
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群馬県桐生市と栃木県日光市足尾町、全長約44kmの山間を走る絶景列車「わたらせ渓谷鐵道」です。
車内は木の椅子とテーブルが設置された暖かみを感じる客席で、鉄道ファンだけでなく老若男女に大人気。
この時期は通常の10倍の観光客が訪れる紅葉×鉄道の絶景コラボが見どころです。
車内から移り行く紅葉の景色を存分に楽しむことができます。
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色鮮やかな紅葉と野中を走る紅葉カラーの列車を写真に収めようと、若い女性やプロのカメラマンも集まる人気のスポット。
カメラを持った人たちが多く訪れることから、この時期は“カメラマンの聖地”のような場所になっているんだそう。
渡良瀬川に沿って見られるこの絶景は、群馬県沢入駅から栃木県原向駅間の約5km。
紅葉シーズンは特別運航など運行状況が異なるので、お出かけ前に「わたらせ渓谷鐵道公式HP」でぜひチェックしてみてください。
群馬県と栃木県との県境で見られる景色が人気。紅葉の赤色と白い川が映えて美しい風景を楽しむことができます。この白く見えるものは石で、地下のマグマがゆっくり冷え固まってできた石が地表まで隆起した「白御影石」なんだそう。
夢のつり橋(静岡県)
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静岡県の中央部、周辺には温泉街があり日帰り温泉や宿泊施設などが軒を連ねる川根本町にある寸又峡に架かる「夢のつり橋」です。
一度に10人しか渡れないこともあり、紅葉シーズンには橋を渡るために2時間待ちの大行列ができるほどの大人気スポット。
2時間待ってでも見たい紅葉×つり橋の絶景コラボは一見の価値あり。
橋の全長は90m、水面からの高さは8m、幅がとても狭いのでかなりのスリルを感じることができるんです。
揺れる吊り橋の上から赤く染まったサクラやカエデ、黄色いケヤキなど鮮やかに染まった絶景を一望できます。
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目線を下に向けると鮮やかなターコイズブルーの水面が広がります。
達人おすすめの時間帯はは午前中、水面に光が当たってターコイズブルーの色味がよりくっきりと色鮮やかに見ることができるんだそう。
さらに吊り橋を遠くから見られる穴場スポットが、夢のつり橋から歩いて約20分の場所にあるアーチ型に架かる鉄橋「飛龍橋」。
夢のつり橋と寸又峡の紅葉を一度に楽しめ、夢のつり橋から少し離れているので待ち時間に関係なく写真を撮ることができます。
ぜひ吊り橋の入り口で写真を撮ってみてください。おすすめはスマホを横ではなく縦にして、奥行きが伝わるように撮る方法。吊り橋を画面の真ん中にして撮ることで奥に広がる紅葉をキレイに収めることができます。
宝徳寺(群馬県)
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日本の名湯として有名な伊香保温泉から車で約1時間、群馬県桐生市にある「宝徳寺」です。
室町時代に創建されたお寺で、山紅葉やいろはもみじが境内を彩ります。
中でも達人のおすすめは一面畳張りの広い本堂の中から見る紅葉×お寺の絶景コラボ。
紅葉シーズンになると畳が外されて漆でピカピカに磨かれた床が出現、その床に移り込む紅葉が幻想的なんです。
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本堂の前にある枯山水庭園の紅葉が床に反射することから“床もみじ”として親しまれています。
ひびが一つもない床に反射する真っ赤な紅葉と青い空がとても幻想的です。
宝徳寺の理念の一つ「癒し」を参拝者に捧げるために、この本堂を10年前に特別公開。
去年訪れた観光客は約3万人、人気スポットなので昼間の時間帯に行くと混んでしまうことがあります。
撮影できるベストポジションが広いわけではないので、ゆっくり撮影したい方は拝観時間が始まった直後の午前9時に行くのがおすすめです。
また本堂は春にも約1か月間限定で特別公開されていて、新緑が鮮やかに反射する様子も絶景です。
都内からでも日帰りで行くことができ、夜にはライトアップイベントが開催されているので昼間とは違った風景を楽しめます。
床もみじをより美しく撮るコツは低い位置から撮影する方法。立って撮ると空が写り込んでしまい、紅葉の写る面積が少なくなってしまいます。下から撮ることによって美しく紅葉を撮ることができるんです。ベストショットをカメラに収めるため、皆さん這いつくばって撮影するんだそう。
おわりに
関東周辺のおすすめ紅葉スポット、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。