2025年9月6日(土)今日のTBS系列MBS『サタデープラス』サタプラランキング味噌。みそ汁に料理の調味料と毎日の食卓に欠かせないのが味噌です。
そこでスーパーやコンビニ、ネットで買える市販の出汁が入っていない人気お味噌全12種類を10時間ひたすら比べて調査した『買って失敗しない!おすすめベスト5』の結果を発表します。
テレビで紹介された放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
味噌ひたすら試してランキングBEST5
味の項目は個人の好みによって偏りが出ないように、京都・祇園にお店を構える6年連続ミシュランガイド三ツ星獲得の名店「祇園さゝ木」店主の佐々木浩さんと、東京・新宿にある7年連続ミシュランガイド一ツ星獲得の名店「鈴なり」店主の村田明彦さんの3人で試食します。
※値段はすべて税込です。
第1位:マルマン 国産生 減塩20% 500g 527円
①コストパフォーマンス…7点
②そのままの味…10点
③味噌汁の味…10点
④煮込んだときの味…10点
⑤炒めたときの味…10点
総合得点…47/50点
創業120年の長野県の老舗メーカー、マルマンの味噌が堂々の第1位に輝きました。
なんと味に関する4項目すべて10点満点を獲得、文句なしの成績を収めました。
最大の特徴は脇役に徹して素材を引き立てる上品さで、主張が強すぎず優しく全体をまとめている点が評価ポイント。
素材にそっと寄り添う上品ですっきりした味わいはまさに和食の原点とプロも大絶賛でした。
煮込んだ際にサバのうま味を引き立たせる優しい味わいも高評価。
熟成により角のとれた上品な丸い味わい、うまく臭みを消しつつ味噌が主張しすぎない絶妙なバランスで、まさにサバと味噌が手を繋いでいると太鼓判。
さらにパッケージにも美味しさの秘密があり、蓋に貼られているシールは味噌が呼吸できて新鮮な状態をキープできる特殊なシールなんだそう。
第2位:蔵元玉井 匠 信州十割麹 蔵出し生 598円
①コストパフォーマンス…6点
②そのままの味…10点
③味噌汁の味…10点
④煮込んだときの味…10点
⑤炒めたときの味…10点
総合得点…46/50点
蔵元玉井の味噌が第2位。
コスパでやや点数を落とすも味にかかわる4つの項目がすべて10点満点を獲得しました。
十割麹とは大豆と米こうじの割合が1:1になるようバランスよく仕込まれた、匠の技が光る逸品。
味噌の上下を入れ替える「天地返し」と麹菌を活発にさせる低温熟成で、香り高く奥深い味わいに仕上がっています。
しっかりした味わいで味噌汁にしても具材に負けない存在感を主張する信州味噌で、香り・余韻・味のバランスが高評価でした。
じっくり時間をかけて熟成させることで甘いだけでなくコクとうま味を感じるバランスの良い味わいに仕上がるんだそう。
第3位:かねさ かねさ 糀つぶみそ 400円
①コストパフォーマンス…9点
②そのままの味…9点
③味噌汁の味…10点
④煮込んだときの味…8点
⑤炒めたときの味…9点
総合得点…45/50点
青森県のご当地メーカー、かねさの味噌が第3位。
なんと3位で45点とハイレベル、最大の特徴は10点満点を獲得した味噌汁の味。
手間暇かけてじっくり熟成したという昔懐かしい味わいの津軽味噌です。
味噌汁にするとパッと華やいだ糀の香りが鼻腔をくすぐり、ほっこりした気持ちに。
炒めたときの味も味噌のガツンとした味わいとうま味が高評価でした。
寒冷な津軽地方では味噌の熟成により多くの時間が必要、長期熟成によって塩味の角がとれてまろやかになり、独特のうま味とコクが感じられる仕上がりになるんだそう。
第4位:マルコメ タニタ食堂の減塩生みそ 430円
①コストパフォーマンス…8点
②そのままの味…8点
③味噌汁の味…9点
④煮込んだときの味…8点
⑤炒めたときの味…10点
総合得点…43/50点
人気食堂と共同開発したというマルコメの味噌が第4位。
全項目8点以上とバランスの良い総合力、特にプロが絶賛したのは炒めたときの味でした。
コクがあり素材の良さを引き立たせている点が評価ポイント。
減塩を感じさせないうま味とコクも高評価でした。
減塩味噌にもかかわらず、こうじ&大豆のうま味がしっかりと感じられる仕上がりの生味噌です。
まろやかな塩気が素材のうま味を引き出しているとプロも太鼓判を押しました。
第5位:マルサンアイ 国産 味の饗宴 15割麹生 598円
①コストパフォーマンス…6点
②そのままの味…8点
③味噌汁の味…9点
④煮込んだときの味…8点
⑤炒めたときの味…9点
総合得点…40/50点
1952年創業の愛知県の老舗メーカー、マルサンアイの味噌が第5位。
合わせ味噌ならではの奥深い複雑な味わいで、味噌汁の味と炒めたときの味で9点と高評価でした。
米・麦・豆、3種類のこうじが大豆の1.5倍入っている15割麹。
いろいろな顔を見せる面白い味わいがプロに高評価でした。
香りと味が口いっぱいに広がり、出汁が活きる味の設計になっている点も評価ポイント。
炒めても甘み・うま味・香りが調和した絶妙なハーモニーが楽しめるという贅沢な逸品です。
各部門1位の味噌を紹介
各部門で1位を獲得した味噌を紹介します。
コストパフォーマンス1位:ハナマルキ ハナマルキ こうじみそ 399円
100gあたり53.2円(平均83.3円)、ハナマルキの味噌がコスパ部門1位。
12商品中ダントツのコスパの高さでありながら、素材にこだわり丁寧に仕込んだという無添加味噌。
アメリカやカナダの農家と契約栽培することで上質な大豆の安定供給を実現、美味しさとコスパを両立させたんだそう。
そのままの味1位:マルマン 国産生 減塩20% 500g 527円
マルマンの味噌がそのままの味部門1位。
国産素材にこだわった無添加の信州味噌で、熟成してマイルドな味わいにプロも太鼓判を押しました。
こうじの甘み・塩味・コクのバランスが評価ポイント。
最後の仕上げで加熱処理しない生味噌とは発酵菌が生きたままの状態で、購入後も日々発酵が進んで美味しさが増していくんだそう。
味噌汁の味1位:かねさ かねさ 糀つぶみそ 400円
かねさの味噌が味噌汁の味部門1位。
風味・全体のバランスが高評価でした。
風味が濃厚などこか懐かしい味わいの津軽味噌で、長期熟成によって塩気の角がとれてまろやかになり、定番具材の豆腐やわかめとよく合う仕上がりに。
煮込んだときの味1位:蔵元玉井 匠 信州十割麹 蔵出し生 598円
蔵元玉井の味噌が煮込んだときの味部門1位。
甘すぎない懐かしさを感じる味わいで、匠の技が引き立てるサバのまろやかなコクに衝撃が走りました。
コクがあり塩辛すぎずごはんにも合う点が評価ポイント。
炒めたときの味1位:蔵元玉井 匠 信州十割麹 蔵出し生 598円
蔵元玉井の味噌が炒めたときの味部門1位。
プロを驚かせたのは塩気と甘みの絶妙なバランスと炒め物の具材のうま味を引き立てるコク深さ。
コクとうま味が全体をまとめ上げている点が高評価でした。
おわりに
サタプラおすすめ味噌、ぜひ参考にしてみてください。









ここまで読んでいただきありがとうございました。