2025年12月13日(土)放送のTBS系列MBS『サタプラ(サタデープラス)』サタプラランキング豚汁。寒さが厳しくなり始めるこの季節、ほっこり温まる汁物料理の定番が豚汁です。
そこでスーパーやコンビニ、ネットで買える市販の人気とん汁全12種類を10時間ひたすら比べて調査した『買って失敗しない!おすすめベスト5』の結果を発表します。
テレビで紹介された放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
豚汁ひたすら試してランキングBEST5

味の項目は個人の好みによって偏りが出ないように、京都・祇園にお店を構える6年連続ミシュランガイド三つ星獲得の名店「祇園さゝ木」店主の佐々木浩さんと、ミシュランガイドで2014年から12年連続一つ星を獲得している大阪にある和食の名店「老松喜多川」料理長の喜多川達さんの3人で試食します。
※値段はすべて税込です。
第1位:旭松食品 カップ生みそずい とん汁 203円
①具材の満足度…9点
②コストパフォーマンス…8点
③具材の味…10点
④汁の味…10点
⑤全体の味…9点
総合得点…46/50点
1984年の発売から40年以上愛され続ける即席豚汁の先駆け、旭松食品の豚汁が堂々の第1位に輝きました。
味の2項目で10点満点を獲得しました。
3種類の信州産味噌をブレンド、赤味噌・白味噌をベースに豚肉や根菜のうま味に負けないコクを出すため豆味噌を加え、複雑で深みのある味わいに仕上げています。
評価の決め手となったのはお味噌に配合しているというポークエキスとビーフエキスの力強いうま味。
国産の骨付き豚骨から抽出したポークエキスは豚肉ならではのコクを実現。
さらに少量の牛骨由来エキスを加えることで味に奥行きと厚みが生まれるんだとか。
味噌の香りが具材の味を引き立てている点も高評価でした。
第2位:ファミリーマート たっぷり7種の具材とん汁 180円
①具材の満足度…9点
②コストパフォーマンス…8点
③具材の味…9点
④汁の味…9点
⑤全体の味…10点
総合得点…45/50点
ファミマの豚汁が第2位。
味の項目すべてで9点以上を叩き出して見事ランクインしました。
食べ進めても飽きのこない複雑な味が評価ポイント。
味噌は香り豊かでまろやかな米味噌、自然な甘みと香ばしさのある麦味噌、濃厚なコクがある豆味噌、特徴の異なる3種類を絶妙にブレンド。
複雑で奥行きのある味わいに仕立てているんだそう。
さらに野菜とポークのエキスを贅沢に使い、豚汁らしいコクもプラスしています。
肉には脂の甘みが強い豚バラを使用、厚切りにすることで一層脂の甘みとコクが味噌と調和してうま味を引き立ててくれるそうです。
大ぶりの野菜に負けない肉の存在感も高評価でした。
第3位:神州一味噌 おいしいね!! とん汁 カップ 114円
①具材の満足度…8点
②コストパフォーマンス…10点
③具材の味…8点
④汁の味…10点
⑤全体の味…8点
総合得点…44/50点
1916年に創業した長野県諏訪市の味噌メーカー神州一味噌の豚汁が第3位。
コスパ、汁の味の2項目で見事10点満点を獲得しました。
一流のプロを虜にしたのはまとまりすぎない雑味を残した汁の味。
適度な雑味があって手作り感が◎な点が評価ポイント、一味やネギなど薬味が欲しくなる深みのあるコクも高評価でした。
味噌は独自開発したといううま味を濃縮した特製味噌を使用。
ポークや野菜エキスを絶妙にブレンドし、手作り感のある味わいを再現しているんだそう。
味のこだわりだけでなくコスパも1位と申し分なし。
第4位:旭松食品 袋入生みそずい とん汁4食 559円
①具材の満足度…9点
②コストパフォーマンス…9点
③具材の味…8点
④汁の味…8点
⑤全体の味…9点
総合得点…42/50点
1981年に誕生した生みそずいブランドで有名な旭松食品の豚汁が第4位。
3項目で9点を叩き出して見事ランクインしました。
最大の特徴は大ぶりにカットした7種類の具材、根菜の甘みと豚肉のうま味がたまらない一品。
汁にも野菜のうま味が溶け込んでいる点も高評価でした。
味噌には信州産の合わせ味噌を使用し、クセの少ないまろやかな風味を演出。
根菜の香りがふわっと広がる豚汁らしい味わいを際立たせているんだそう。
さらに味噌に生姜パウダーを加えることで後味に抜群のキレが生まれ、食べ進めても飽きない味わいになるんだとか。
第5位:無印良品 素材を生かした味噌汁 豚汁 4食450円
①具材の満足度…8点
②コストパフォーマンス…9点
③具材の味…8点
④汁の味…8点
⑤全体の味…8点
総合得点…41/50点
無印良品の豚汁が第5位。
全項目で8点以上を獲得、総合力の高さを見せました。
ノンカップのフリーズドライでありながら具材には12種類の中で唯一キャベツを使用するなど、豚汁の固定観念にとらわれない個性派の一品。
キャベツの食感・香りが豚汁の概念を変えるとプロも太鼓判を押しました。
うま味・香りの強いごぼうやにんじんの根菜にシャキシャキした食感のキャベツが加わることで、より「野菜を食べている」という満足感に繋がるんだそう。
米味噌のスッキリとしたうま味に生姜で味のキレが足された飲み飽きない一杯です。
豚汁ちょい足しアレンジレシピ
「老松喜多川」料理長の喜多川達さんおすすめ豚汁ちょい足しアレンジレシピを紹介します。
直火で軽く焦げ目がつく程度に焼いたプチトマトを豚汁に入れるだけ。
トマトの酸味で出汁のうま味が黄金比率に。
各部門1位の豚汁を紹介

各部門で1位を獲得した豚汁を紹介します。
具材の満足度1位:旭松食品 袋入生みそずい とん汁4食 559円
12種類中最多タイの7種類の具材入り、旭松食品の豚汁が具材の満足度部門1位。
なんといっても清水アナを驚愕させた豚肉には12種類でもNo.1とも言うべき食べ応えの厚切り豚肩ロースを使用。
根菜類の具材はできるだけ大きくカットし、うま味だけでなく香りも広がるよう工夫しているそうで、具材の食感・風味にこだわった手作り感あふれる一杯に。
ちなみに生みそずいの“ずい”には「随一、真髄」という意味が込められているんだそう。
また「ずいずいずっころばしごまみそずい」というわらべ歌から連想したことも由来になったんだとか。
コストパフォーマンス1位:神州一味噌 おいしいね!! とん汁 カップ 114円
10gあたり5.4円(平均7円)、神州一味噌の豚汁がコスパ部門1位。
コスパだけでなく味にも並々ならぬこだわりが。
味噌は厳選した米味噌にポークエキスと野菜エキスを独自にブレンドしたという調味味噌を使用。
味噌屋さんの本気が詰まった一杯に仕上がっています。
具材の味1位:旭松食品 カップ生みそずい とん汁 203円
旭松食品の豚汁が具材の味部門1位。
野菜に豚肉のうま味・香りを感じられる点が評価ポイント、具材が出汁をしっかり吸っていて◎な点も高評価でした。
具材は豚肉・大根・じゃがいも・にんじん・玉ねぎ・ごぼう・こんにゃくの7種類。
塩と水あめで味付けし塩気と甘みを足すことで、より味噌と具材が調和して実際に調理したような味わいになるんだそう。
汁の味1位:神州一味噌 おいしいね!! とん汁 カップ 114円
神州一味噌の豚汁が汁の味部門1位。
こちらの豚汁にはメーカーが独自配合したといううま味を濃縮した特製味噌を使用。
米味噌にポークや野菜のエキスなどをブレンドすることで、昔ながらの家庭の味噌のようなまろやかで優しい味わいに。
適度な雑味があって手作り感が◎な点が高評価でした。
全体の味1位:ファミリーマート たっぷり7種の具材とん汁 180円
ファミマの豚汁が全体の味部門1位。
香り豊かでまろやかな米味噌、濃厚なコクがある豆味噌、自然な甘みと香ばしさのある麦味噌の3種類をブレンドすることで、複雑で奥行きのある味わいに。
具材は厚みを持った食べ応えのある大ぶりサイズにカットすることで、野菜の甘さと3種類の味噌が絶妙なバランスに。
味噌のパンチがきいていて余韻も◎な点が高評価でした。
おわりに
サタプラおすすめ豚汁、ぜひ参考にしてみてください。









ここまで読んでいただきありがとうございました。




