2021年10月24日(日)放送の『日曜日の初耳学(林先生の初耳学)』初耳トレンディ。
投資専門家が初心者にもできる投資のやり方や注意点を教えてくれました。
スマホの投資アプリなどの導入でより手軽で身近になった投資について、初心者にも分かりやすく解説してくれる投資専門家は以下の3人。
・篠田尚子さん…楽天証券ファンドアナリスト
・武藤十夢さん…AKB48の現役メンバー
放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
初心者から始める株式投資
2022年度から高校でも採用される投資の授業、将来に備えて資産形成の知識を身に付けてもらうのが狙いなんだそう。
実際コロナ禍の中で将来の不安から投資を始める人も増えていて、中でも増えているのが若者世代。
一口に投資といってもFX・株式・投資信託・証券など、リスクの高いものから低いものまで多種多様です。
元宝塚トップスターで投資初心者の紫吹淳さんが、投資アプリを使って実際に株式投資を体験しました。
話題沸騰中!LINEで株取引
「LINE」が2019年に開始した株取引サービスは、わずか2年で80万人もの加入者が生まれる大ヒットになりました。
2019年からLINEに標準設定されている「LINE証券」では1株数百円のものから購入でき、投資を始めてみたいという初心者に大人気なんだそう。
【開き方】ホーム画面右下の「ウォレット」→「証券」。
株シミュレーションアプリ
いきなり株を始めるのが怖いという方のために「株たす」など株のシミュレーションアプリも登場しています。
株たす-株ゲームでシミュレーション!株式投資を学ぶ
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実際の市場の動きと連動したデータで、お金を使わずゲーム感覚で株取引を練習できると大好評なんだとか。
①証券口座の開設
投資初心者の紫吹淳さんが5万円の資金を元手に1か月間株を運用しました。
まず最初に株式の取引をするための口座を開設します。
LINE証券では簡単な情報の入力、身元を証明できる書類、そして本人確認の写真撮影をするだけで、スマホで簡単に無料で口座を作ることができます。
②株の購入
口座ができたら株を購入します。
LINE証券では有名企業を含む1500銘柄以上の株(1株単位で取引できる銘柄)を扱っています。
株のことをまったく知らない投資初心者でも取引しやすいように、企業がカテゴリー分けされているのが特徴です。
業績が好調な企業、1株3000円以下で買える企業、成長期待株、高配当の企業など、テーマごとに分類されているので株選びのヒントにできるんです。
その中でも特に人気のカテゴリーが「株主優待から選ぶ」。
良い優待を目的に会社を探すのも選び方の一つです。
③株の売買
株を選んだら売買もボタンをタップするだけ。
・食品関連…12,738円
・航空関連2社…10,878円
・教育関連…25,900円
【合計49,516円】
※売買には別途取引コストがかかります。
スゴ腕投資家からの投資アドバイス
元手100万円から通算利益13億円を叩き出したスゴ腕投資家の井村俊哉さんですが、これまで株で大失敗した経験が何度もあるんだそう。
その井村さんいわく「ドキドキしない投資を心がけること」。
ドキドキしているのはリスクを取りすぎている証拠なんだそう。
投資を1社だけに集中させず、長い目線で何社にも分けて投資するのが大切とのことでした。
初心者が株取引で気を付けるポイント
楽天証券ファンドアナリストの篠田尚子さんが「初心者が株取引を始める際に気を付けるべきポイント」について教えてくれました。
たとえば1000円の株が900円になった場合、株を売ればその時点で-100円の損失が確定します。
しかし株価が下がっても売らなければ損は確定しません。
株を売らずに持ち続けてもし株が1500円まで値上がりした場合は、逆に+500円の利益になり資産が増えることになります。
とはいえ先のことは読めないので、あらかじめ「この金額になったら売る」と決めておくことで損益を自分でコントロールしやすくなります。
紫吹淳さんが1か月間株を運用した結果
投資初心者の紫吹淳さんが5万円の資金を元手に1か月間株を運用した結果は…。
下落の理由として中国の不動産開発会社「恒大集団」の経営悪化に端を発した世界的な株安の影響が出たことが原因の一つなんだそう。
株式投資は企業活動に投資・応援をするという行為なので、社長や従業員が自社の企業価値を高めてくれることで初めて投資家もリターンを得ることができます。
おわりに
初心者から始める株式投資、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。