毎年秋に、熊本城一帯で二日間にわたって開催される「熊本暮らし人まつり みずあかり」。
今回はそのみずあかりについて書こうと思います。
「熊本暮らし人まつり みずあかり」とは?
「熊本暮らし人まつり みずあかり」は、“ここに暮らす喜びや切なさまでも共感できる市民と地域でありたい”というコンセプトのもと、熊本の魅力を再発見し、市民が市民の力でこの祭りを作り、運営し熊本の活力を生み出すことを目的として、2004年に始まったお祭りです。
このみずあかりは市や県など行政のお金を使わずに企業や団体から協賛金を募り、全て市民の力で制作から運営まで行っている「市民による市民のお祭り」です。
開催時期や開催場所は?
みずあかりは毎年10月の秋の夜に熊本城周辺の花畑公園、市民会館シアーズホーム夢ホール前道路、城彩苑、城彩苑前道路、加藤清正公像前、坪井川一帯で2日間で約5万4千個のろうそくが灯されます。
会場は小さなお子さん連れの家族や、ベビーカーを押したお母さん、そして外国人の観光客の人たちなど、大勢のお客さんたちで賑わっていました。
会場を彩る様々なオブジェ
竹灯籠に坪井川に浮かぶ浮き灯籠、竹ぼんぼりに三角灯籠・・・様々な形をしたオブジェに和ろうそくの灯が加わって、熊本の秋の夜に彩を添えます。
灯籠の制作や設置、会場の準備や当日の運営、片付け等はすべてボランティアの人々の手で行われ、会場のろうそくに灯かりをともす「あかりびと」は、毎年2日間で約300人以上の方が参加しているそうですよ!
会場内では節度を持った観賞を!
おそらくケーブルテレビの関係者の人たちでしょうか。
灯籠の目の前を大きな脚立付きのカメラで陣取って、他のお客さんの通行の邪魔になるような位置で作業をしている人たちが、係の人に注意を受けていました。
夜とはいえ、会場には大勢の人たちが観賞に訪れます。
一人一人が節度を持ち、マナーを守った上で気持ちよく楽しみたいですよね。
この記事のまとめ
・毎年10月に熊本城周辺で開催
・灯籠はすべてボランティアによる手作り
・マナーを守って観賞しましょう
間近で見る灯籠の美しさは、想像以上でした。
静かな秋の夜長、皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。
ここまで読んでいただきありがとうございました。