2019年12月19日(木)放送の『くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館』。
『油専門店が教えたい3つのハナタカ』というテーマで放送されました。
えごま油発祥の地と言われる、京都府京都市にある食用油専門店『山中油店』。
創業は江戸時代で200年以上続いているお店なんだそう。
専門店だけあって、食用油やオリーブオイルなどおよそ100種類も!
今は健康面でも注目されている油ですが、使い方を間違えていると意味がないんです。
教えてくれるのは、『山中油店』の浅原貴美子さん。
放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
食用油の基礎知識
答えは…サラダ用に開発されたから
もともとは生食用として開発され、そのまま口にしても大丈夫な油を“サラダ油”と呼んでいるんです。
ちなみに、おせんべいの『サラダ味』はサラダの味はしませんが、サラダ油を使っているからサラダ味と言うんだそう。
答えは…アブラナ(菜の花)の種
答えは…カナダで品種改良された菜種
“カナダ”と“オイル”を組み合わせて『キャノーラ』という言葉が生まれたんだそう。
「えごま油はあまり加熱には強くないので、そのままかけて召し上がるのに適しています」
「例えばお椀に入れたお味噌汁の中にポトっと落とすとか。(お味噌汁の温度)程度だったら大丈夫です。すごくまろやかになりますので、お味噌とも相性バツグンです」
加熱する料理には使わず、サラダなどにかけたり直接飲んだりするのが効果的とのこと。
「えごま油は常温で保存しがちなんですけども、冷蔵庫に入れて保存していただくのがよろしいですね」
えごま油は他の油よりも酸化に弱いそうで、開封したら冷蔵保存してなるべく早めに使いきった方がいいんだそう。
「えごま油はここ数年ですごく人気があるんですけれども、最近もっと人気が出てきた油があるんです。あまに油です」
最近の健康ブームで注目されているという、あまに油。
答えは…アマの実から作る油
主に北海道で栽培される亜麻(あま)から採れる油で、えごま油と同様に加熱せずに摂った方がいいんだそう。
オリーブオイルは炊飯に使え!
今や日本人にとっても当たり前になったオリーブオイルですが…
「実はオリーブオイルは、お弁当のおにぎりを長持ちさせることができるんです」
やり方は、ご飯を炊くときに少量のオリーブオイルを入れるだけ。
オリーブオイルには抗酸化物質が含まれているので、ご飯が悪くなりにくいんだそう。
また、古いお米に少量の油を入れて炊くと、コーティングされてふっくらとした炊き上がりになるんだとか。
オリーブオイルは黒いビンを選んで!
「オリーブオイルを選ぶときに、まず見ていただきたいポイントがあります」
「黒は光を遮る働きがあるからなんです。電気の光も含めて、光に当たっている状態は劣化を早めてしまいます」
オリーブオイルは光で劣化が進むため、遮光性の強い黒いビンがおススメだそう。
「いいオイルは油っこくない」
浅原さん曰く、高級なものは口当たりがサラサラなんだとか。
油汚れは油を使って落とせ!
「キッチンの油汚れを落とすには、油がいいんです」
「油には油汚れを浮かせる働きがあるんですね」
コンロの油汚れ、水や洗剤だとなかなか落ちにくいものですが…
サラダ油をつけたタオルで拭いてみると…そんなにこすらなくても剥がれ落ちました!
さらにキッチンだけでなく、自転車のチェーンなど機械の油汚れにもいいんです。
汚れた手にサラダ油をまぶしたあと、そのまま石けんで洗うだけで綺麗に落ちます。
おわりに
良質なオイル、食卓に積極的に取り入れていきたいですね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。