2021年6月13日(日)放送の『日曜日の初耳学(林先生の初耳学)』初耳トレンディ。
専門家おすすめ地震リスク防災診断チェック防災アプリ、防災食(非常食)、進化系防災グッズを教えてくれましたので紹介します。
防災食を教えてくれるのは自宅に1000食以上の防災食を備蓄している防災食のスペシャリスト、今泉マユ子さんです。
防災グッズを教えてくれるのはこれまで500種類以上の防災グッズを検証してきた防災アドバイザー、高荷智也さんです。
放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
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専門家オススメ防災食
防災食スペシャリストの今泉マユ子さんによると備蓄食の量は最低3日分、できれば1週間分あるのが望ましいんだそう。
大きな災害が起きたとき最初の3日間は人命救助が優先され、無事だった方々への支援が本格化されるのは4日目以降になるというのがその理由です。
IZAMESHI Deli シリーズ
上質なお惣菜メニューを常温でも楽しめる防災食シリーズです。
常温で開けてすぐに食べられる温めなくても美味しい商品。
お年寄りでも食べられるように柔らかめ、味は薄めに作られています。
レスキューフーズ
箱に発熱剤と溶液が入っていて、蒸気が長時間出るので寒い日でも暖を取りながらほかほかのご飯が食べられます。
スタジオでの試食でも美味しいと好評でした。
備え梅
携帯用の梅干しです。
2016年の熊本地震のとき、唾液が出ずに免疫力が低下して病気になった人がいたという例から着想した防災食。
唾液が出ると消化・吸収に良いだけでなく、梅干しのクエン酸が疲労回復にも期待できます。
熱中症予防や疲労回復のため、あえて塩分が強めの梅干しを使用しています。
横浜岡田屋 HOZONHOZON
保存期間なんと7年もあるレトルト出汁がゆです。
柔らかご飯なので喉ごしが良く、小豆島で作られているので出汁が美味しいのが◎。
パンだ缶
賞味期限3年の缶入りのパンです。
発酵から焼き上げまで全て缶の中で行っているのでフワフワ食感。
味は全部で6種類あり、キュートなデザインで贈り物にもオススメの防災食です。
はちみつ
はちみつはほとんど水分が無いので腐りにくく、長期保存にはもってこいの“永久保存食”と言われています。
さらにはちみつに含まれるブドウ糖・果糖はご飯やパンに比べて体内に効率よく吸収されるので、体調不良や疲労時のエネルギー補給に最適なんです。
一家に1つ備えておくべきオススメの防災食です。
ちなみに塩・砂糖・はちみつが“長期保存の3種の神器”と言われていて、理由はどれも賞味期限がなくずっと保存ができるからなんだそう。
専門家オススメ神備蓄食
防災食専門家の今泉マユ子さんが「災害が起きたときに絶対あったら良い」と思うオススメの神備蓄食を3つ教えてくれました。
アルファ化米 白飯
水やお湯で簡単に戻せるご飯です。
大事なエネルギー源である炭水化物をしっかり摂ることができます。
カゴメ 野菜たっぷりスープ
災害時に不足しがちな野菜がたっぷり摂れるスープです。
ツナ缶
災害時にはタンパク質源を家で備えておくことが大事になります。
災害食や支援物資はご飯やパンなどの炭水化物なものが多く、タンパク質が不足しがちに。
ツナ缶は長期保存できて高タンパクな上にそのまま食べることができ、アレンジにも活用できる最強の防災食なんです。
専門家オススメ進化系防災グッズ
防災アドバイザーの高荷智也さんによると、まず必須の防災グッズが雨具。
動きやすいように上下セパレートタイプ(分離タイプ)がオススメなんだそう。
折りたためるヘルメット
持ち運びに便利な折りたたみ型のヘルメットです。
手で軽く開くだけですぐに被ることができます。
MINIM+AID(ミニメイド)
1つで6つの役割を果たしてくれる防災セットです。
丸い筒が入れ物になっていて、中に防災グッズが収納されています。
・懐中電灯/ランタン
・ポンチョ/蓋つきコップ
・多目的ケース
マグネ充電器
水と塩を入れるだけでスマホの充電ができる防災グッズです。
水と塩の代わりに海水でも充電可能です。
さらに緊急時には尿でも発電ができるスグレモノ。※発電力が低下する場合があります。
エマージェンシーシェルター
100円ショップ『ダイソー』で販売されている、テントとして使うことができる防災グッズです。
マジックミラー構造になっていて、テントの中からは外が見え、外から中は見えないというプライベート空間を作ることができます。
もしものときに着替えをするなど、パーソナルスペースを確保できる便利アイテムです。
地震防災サイト『地震10秒診断』
誰でも無料で使える防災WEBサイトです。
いま自分がいる場所の地震リスク(住所診断)をスマホやパソコンで総合的にチェックすることができます。
住所を入れる(位置情報をONにする)と『30年以内に地震が起こる確率』や、自分の街で地震や災害が起こった際に止まる電気・ガス・水道などのライフラインの復旧日数が表示されます。
ライフラインが復旧しないとき、ローソンなどの大手コンビニではトイレの貸し出し・水道水の提供などを無料で行っているので、もしものときの駆け込み寺として日頃からチェックしておきましょう。
おわりに
僕も熊本地震を経験しましたが、備蓄食や防災グッズをきちんと備えていなかったので大変な思いをしたことを覚えています。
特に水の不足とスマホの充電にはとても困りました。
いつ災害が起きてもいいように非常食や防災グッズをしっかりと備えておきたいですね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。