たくさんのひな人形が訪れた人たちを笑顔にします
2月27日~3月3日にかけて、熊本市の下通りアーケード街一帯で大々的なひな人形の展示が行われました(*´ω`)
早春を彩る毎年恒例の熊本のイベントです。
今回は『城下町くまもと 肥後のひなまつり』について書いていこうと思います。
『城下町くまもと 肥後のひなまつり』とは
『城下町くまもと 肥後のひなまつり』は熊本市の下通りアーケード街一帯で行われるひなまつりのイベントです。
2009年から毎年3月3日の桃の節句前後に開催され、今年で11回目を数えます。
熊本市一の繁華街である下通りのアーケード内をたくさんのひな人形たちが埋め尽くします。
そのひな人形の数、なんと約千体!
この肥後のひなまつり、日本最大級のひなまつりの一つと言われているんだそうですよ(*’ω’*)
▲七段飾り
僕が訪れたときも多くの外国人観光客の方々が熱心にひな人形に見入ったり、写真を撮ったりしていました。
期間中はひな人形の展示の他にもさまざまな催しが開かれます。
より詳しく知りたい方はコチラ↓
>>>下通繁栄会公式ホームページ:2月27日~3月3日 肥後のひなまつり2019
たくさんのひな人形がアーケード街を彩ります
▲子どもたちの手作りひな人形
伝統的なひな人形の他にも、市内の幼稚園児の子どもたちが作った可愛らしいひな人形も展示されていました。
また、『キワニスドール雛』というちょっと聞きなれないひな人形も。
▲キワニスドール雛
人形の横に設置されていたポスターに、このキワニスドール雛を制作した「キワニスクラブ」の説明がありました。
キワニスクラブとは
「キワニス」は、米国デトロイト周辺に住んでいたアメリカ原住民の言葉「Nun-Kee-wanis」(みんな一緒に集まる)に由来します。
1915年米国デトロイトに最初のキワニスクラブが設立され、本部は米国インディアナポリスにあります。
世界80カ国以上に約8000のクラブがあり、会員25万人が国際キワニスを構成している民間の三大国際奉仕団体のひとつです。
ちなみに熊本地区のキワニスクラブは日本で21番目に設立されたそうです。
キワニスクラブの主な活動は社会公益プロジェクト。
「幼児優先に相応しい」と判断する活動に対して、その活動の継続・活性化を支援するとともに、その意識醸成に寄与することを目的としているんだそう。
▲御殿飾り
また、キワニスクラブは「オレンジリボン」に賛同しているとのこと。
2004年9月に栃木県小山市で幼い兄弟が虐待の末に亡くなるという事件を受けて、市民グループが展開しているキャンペーン運動です。
・子どもの虐待防止のシンボル
・自分の気持ちに気づくことは子ども虐待の防止につながる、というメッセージ
オレンジリボンにはこの2つの思いが込められているそうです。
つい最近も、千葉県の小学4年生だった女の子が父親に虐待されて亡くなるという悲しい事件が話題になりましたよね…
「Serving the Children of the World(世界の子どもたちに奉仕する)」というキワニスのモットーのように、大人である僕たち一人ひとりが子どもたちの未来についてもっと真剣に考えていくべきかもしれませんね( ˘ω˘ )
ひなまつりの歴史をさらっと紹介
▲御殿飾り
雛祭り(ひなまつり)は女の子の健やかな成長を祈るために行われる日本の伝統行事です。
3月の節句(桃の節句)の時期に行われ、男雛と女雛に三人官女や五人囃子などのひな人形を飾ってお祝いします。
その歴史は平安時代までさかのぼるとも言われています。
古くから結婚の際の嫁入り道具の一つとしても使われていました。
▲御殿飾り
僕には姉や妹がいないので、こんなに間近でひな人形を眺める機会はこれまでほとんどありませんでした。
それにしても女の子ってお金がかかるんだなぁ…汗
おわりに
▲”インスタ映え”にピッタリな撮影スポット
城下町である熊本には他にもたくさんのイベントがあります。
熊本地震で被災した熊本城天守閣の修復も、今年2019年の秋には終わる予定です。
見どころ盛りだくさんの熊本に皆さんぜひお越しくださいね(*’ω’*)
ここまで読んでいただきありがとうございました。