2024年12月17日(火)今日の『カズレーザーと学ぶ。』食と健康の新知識、食べてキレイになる!冬の鍋の最新科学。最強栄養ブースト鍋ランキング4位、便秘など腸内環境改善にブーストをかけるアオサノリをプラスした鍋料理「腸内改善豆乳みそ鍋」の作り方を紹介します。
具材を入れる順番からシメの炭水化物まで鍋の作り方の科学的最適解!
監修したのは味覚研究の最前線で活躍されている広島大学医学部の堤理恵先生です。
テレビで紹介された放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
腸内改善豆乳みそ鍋
【腸内改善ブースト食材】
アオサノリ…スーパーなどで売られているアオサノリはヒトエグサという海藻ですが、2021年の三重大学の島田康人先生による研究によりヒトエグサに含まれる成分「ラムナン硫酸」には3つの便秘改善効果があることが分かりました。①腸内の有益な菌を増やし、悪い菌を減らす。②腸内の水分量を保ち、便を軟らかくして排泄を促す。③味噌に含まれる乳酸菌を増殖させるブースト効果。
材料(4人分)
・豆乳鍋の素(市販)…1袋
・ゴボウ…1/2本
・ニンジン…1/2本
・サトイモ…4個
・白菜…1/4個
・シメジ…1袋
・鶏もも肉…200g
・しらたき…1袋
・厚揚げ…100g
・味噌…お玉1杯分程度
・水菜…1束
・アオサノリ…適量
作り方
①鍋に豆乳鍋の素を注ぎ、薄切りにしたゴボウ、輪切りにしたニンジン、乱切りにした里芋を加えて中火で5分煮る
ゴボウは腸内環境を整える食物繊維やポリフェノールを豊富に含む食材です。薄切りにしてたくさん切ることで細胞壁が壊れ、ポリフェノールを1.5倍摂取できます。
②ざく切りにした白菜、シメジ、食べやすい大きさに切った鶏もも肉、しらたき、一口大に切った厚揚げを加える
③火を弱め、味噌を溶き入れる
味噌の乳酸菌は熱すぎると死滅してしまうため、鍋を30秒ほど冷ましてから加えます。
④ざく切りにした水菜を加え、仕上げにアオサノリをのせれば出来上がり
アオサノリは煮すぎると効果が減ってしまうので最後に加えてください。食べている途中の味変として使うのもおすすめです。
鍋のシメ
鍋のシメは炊いたもち麦を加えた雑炊がおすすめです。
もち麦には食物繊維が白米の約25倍も含まれていて、腸内改善をさらに加速してくれます。
おわりに
腸内改善豆乳みそ鍋、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。