2024年11月5日(火)放送の『マツコの知らない防災グッズの世界』第3弾。
防災グッズを試しまくる防災軍団の高荷智也さん・今泉マユ子さん・奥村奈津美さん厳選、今だからこそ備えておきたい最新防災グッズ&非常食を紹介します。
テレビで紹介された放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
マツコの知らない防災グッズの世界2024
災害大国日本、今年は年明けに起きた能登半島地震に始まり、多くの大規模な災害が発生。
さらに今後は富士山噴火や首都直下地震、南海トラフ地震などの災害がいつ起こってもおかしくないと言われています。
そこで防災のスペシャリストの高荷智也さん(防災アドバイザー)・今泉マユ子さん(防災食アドバイザー)・奥村奈津美さん(防災アナウンサー)厳選、「今だからこそ備えておきたい防災グッズ&非常食」を紹介します。
第2フェーズへ進化した防災グッズ
2011年の東日本大震災以降、関心が高まり徐々に認知されてきた防災グッズですが、日常的に使うものではないため画期的な進化を遂げてきませんでした。
しかし近年の災害激化に伴って第2フェーズが続々と誕生しているんだそう。
そこで中でも特に進化が凄い「水・バッテリー・防災リュック」の3ジャンルを注目の会社とともに紹介します。
株式会社ミヤサカ工業「非常用浄水器 コッくん飲めるゾウRO」
最強の浄水力で毒でも取り除ける非常用浄水器です。
災害時に真水が必要なケースとして、怪我の治療・歯磨き・赤ちゃんのミルクなどが挙げられます。
これまでの一般的な浄水器では農薬や放射性物質などが混入した水は飲料水にはできませんでしたが、この浄水器は水の分子しか通さないRO逆浸透膜フィルターを使用。
この特殊フィルターによりこれまで難しかった毒物を除去できるようになり、海水以外ほぼ全ての水を真水にできるようになったという革命的製品です。
アンカー・ジャパン株式会社「Anker Solix C1000」
家に置きやすいデザインのほか、持ち運びやすさ・車への積みやすさなどが進化した最速の充電システムです。
内蔵の電池を三元系からリン酸鉄に変えることで寿命も5~6倍に進化しました。
これまでのポータブル電源は0%状態での放置や満充電での放置は劣化しやすいと言われてきましたが、こちらのポータブル電源は満充電状態で放置しても約10年間快適に使えるんです。
しかも普段からポータブル電源を経由しておけば停電時も家電が使えるスグレモノ。
さらに持ち運びもできるので、避難所などの電源から直接充電すれば業界最速の約1時間で満充電にできます。
中でも高荷智也さんおすすめの使い方が熱い夏の扇風機、約18時間の運転が可能です。
アンカー・ジャパン株式会社「Anker Solix F3800 Portable Power Station」
3840Whのより大容量で調理・照明・空調など、家族が生活に使う1日の電力を賄うことができる最強のポータブル電源です。
アンカー・ジャパン株式会社「Anker Solix PS100 Portable Solar Panel」
防水機能搭載で曇りの日でも充電可能なソーラーパネルです。
晴れていれば最短2時間で満充電できます。
アイリスオーヤマ株式会社「防災リュック 1人用 31点」
防災士監修の防災セットシリーズで、累計販売数70万セットを突破した大人気の防災リュックです。
表面が柔らかいベロア素材でできた非常用の分厚いエアマットが入っていて、眠れる環境に困りやすい避難所内でも快適に寝ることができます。
基本セット・寝具・衛生用品など全31点の防災グッズが入った最強の防災リュック。
最強の防災シェルター「+CAL(タスカル)」
高知県中土佐町など沿岸部の自治体が近隣住民のために設置した防災シェルターです。
南海トラフ地震が起きた際、海沿いなどの一部地域で高さ最大34m級の津波が最短2分で到達する可能性があると言われています。
中はクッションマットが敷き詰められていて、足元にはリュックなど荷物を置けるスペースも。
衝撃吸収素材で全体を補強していて、時速36kmの障害物との衝突にも耐えられる仕様になっています。
しかも水上で転覆しても自力で復帰する設計になっていて、沈むことがないので安全です。
こうした津波対策シェルターを会社で購入し、従業員を守るために設置しているケースもあるんだそう。
常備したい革命的な激ウマ野菜防災食
災害時にプッシュ支援で届く食べ物として、お米・お弁当・缶詰・レトルト食品・お菓子・カップラーメンなどがあります。
一方で被災者の方が嬉しい食べ物としては、野菜・温かい食べ物(味噌汁)・煮物・新鮮なフルーツ・お酒・スイーツ(あんこなど)。
中でも野菜は衛生的に難しいことから支援物資として届けにくいんだそう。
そこでローリングストックにもピッタリ、防災食アドバイザー今泉マユ子さんおすすめの備蓄できる野菜の激ウマ防災食を紹介します。
味の素「具たっぷり味噌汁なす」
長期保存できるフリーズドライのお味噌汁です。
ほかにもマルコメ「フリーズドライ タニタ食堂監修 減塩みそ汁 なす(賞味期限1年3か月)」。
アマノフーズ「いつものおみそ汁 野菜(賞味期限1年)」などがあります。
道本食品「日本の干したくあん」
賞味期限が製造日から3年8か月ある長期保存用のたくあんです。
しっかり噛むことで唾液が出て誤嚥性肺炎を防ぐことができ、血流も良くなります。
KAGOME「野菜一本これ一本長期保存用」
350g分の野菜を手軽に摂れて通常3.5年の保存期間を5.5年まで伸ばした野菜ジュースです。
杉田エース株式会社「IZAMESHI ガスパチョ」
3年間の長期保存ができる野菜スープです。
サバイバルフーズ「チキンカレー」
25年間保存できる防災食の革命チキンカレーです。
これまで25年保存できるフーズはチキンシチューや雑炊はありましたが、カレーができたのは初めてなんだそう。
これまで長期保存はできてもスパイスの風味など日本人好みのカレーをそのままフリーズドライにすることは難しかったのが、創業から45年、改良を重ねてついに美味しさと長期保存の両立に成功しました。
高度なフリーズドライ加工で水分を極限まで除去し、脱酸素剤を装填した特製スチール缶に密封。
お湯だけで1缶約2.5食分のカレーを作ることができ、野菜も豊富に入っているので避難生活中の栄養補給にも役立つ最強の非常食です。
水の架け橋
12年間の長期保存ができる500mlアルミ缶入りの飲料水です。
日常&非常時どちらも使えるフェーズフリー防災グッズ
・置いておくスペースがない
・防災グッズだらけの家は気が滅入る
・賞味期限切れなど管理が大変
そこで防災アナウンサー奥村奈津美さんおすすめ、日常生活でも災害時でも役立つ機能性抜群の防災グッズを紹介します。
プラス株式会社「LS-900」
災害時の食料を備蓄できるスペースを備えているソファです。
株式会社三和製作所「バケツにもなる撥水バッグ」
普段の買い物などに使えるトートバッグが水を運べるバケツに変身する防災グッズです。
株式会社ビザイア「音声操作防災LED電球」
今ある照明に付けられる最強防災電球です。
大規模災害時は電気の復旧には数日かかることもあるため、夜の場合は散乱している食器や割れたガラスなどを踏んでしまったり、真っ暗でパニックになったりと二次災害が起きるケースが多くなります。
こちらの電球を日常使いしていれば、停電を感知した瞬間に内部にあるバッテリーが起動して明かりがつき、危険を回避できます。
さらにAI音声認知システムを搭載していて、呼びかけ一つでSOS救難信号の発信ができるスグレモノ防災グッズ。
株式会社トップランド「ライト付きコンセントタップ」
夜中のトイレでも活躍するライト付きのコンセプトタップです。
夜中のトイレで足をぶつけて怪我をする人も多いので日常使いにもおすすめの防災グッズ。
株式会社ドリーム「SONAENO 防災ライトルームシューズ」
底とつま先に保護材が入った安全靴です。
つま先まで頑丈にできていてガラスを踏んでも貫かない最強のルームスリッパ。
岩谷産業株式会社「カセットガスストーブ“マル暖”」
お湯も沸かせて屋内外で使用できるカセットボンベ式のガスストーブです。
使用期限6か月の灯油などに比べ、約7年の長期保管・使用できるカセットボンベ式のストーブは電気がなくても簡単に暖が取れます。
株式会社WILLTEX「WILLCOOK HO-ON Ⅱ」
オシャレなショルダーバッグ型の“持ち運べる電子レンジ”です。
外出先でもレトルト食材を20分で暖められ、断熱綿と遮熱効果の高いアルミフィルムで高い保温性を持つ防災グッズ。
布が発熱する世界初の特許技術を使用、スマホのモバイルバッテリーで充電できるのも嬉しいポイントです。
防災アナウンサーの奥村さんは普段は子どものお弁当バッグとして使用、時間が経っても温かいご飯が食べられると評判なんだそう。
おわりに
防災のプロおすすめ防災グッズ&非常食、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。