2025年3月25日(火)放送の『マツコの知らないいちごの世界』。3万個以上の苺を食べた苺マニアのMaster Berry(マスターベリー)さんおすすめ全国の知られざる新品種いちごを紹介します。
テレビで紹介された放送内容とネット通販お取り寄せ方法をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
マツコの知らないいちごの世界
新たな名産品を生み出そうと各都道府県がオリジナルいちごの開発に注力しているんだそう。
そのクオリティの高さに海外でも人気が高まり、2年前からイギリス・ロンドンの高級百貨店「ハロッズ」でも奈良県産「古都華」「淡雪」などが販売開始。
そこでフルーツコーディネーターとしても活躍するいちごマニアのMaster Berryさんおすすめ全国の新品種いちごを紹介します。
海外進出で熾烈な競争!全国注目の新品種いちご
Master Berryさんによると、これまで20年以上続いていた栃木県「とちおとめ」と福岡県「あまおう」の2強時代に変化が起き、関東・九州を中心としたいちご戦国時代に突入しているんだそう。
そこでMaster Berryさんおすすめ今話題の全国注目の新品種いちごを紹介します。
【栃木県】とちあいか
2024年に品種登録された栃木県のいちご「とちあいか」です。
とちおとめと比べて収穫量が1.3倍も多く収穫できるという新品種。
【神奈川県】かなこまち
神奈川県で30年ぶりの新品種「かなこまち」です。
県内の大型直売所やネット通販で購入可能。
【熊本県】ゆうべに
2017年に品種登録された熊本県の「ゆうべに」です。
特にタイで人気上昇中の新品種なんだそう。
【佐賀県】いちごさん
さがほのかの価格低迷を受け、2018年に1万5000株の中から選び抜かれたという佐賀県の新品種「いちごさん」です。
【鳥取県】とっておき
日照時間の少ない鳥取に合うように作られたという2018年生まれの新品種「とっておき」です。
その開発期間はおよそ20年。
【埼玉県】かおりん
香りの豊かさが特徴の埼玉県の新品種「かおりん」です。
【埼玉県】べにたま
白い果肉で食感が楽しめる埼玉県の新品種「べにたま」です。
業界席巻!埼玉プレミアムいちご「あまりん」農家おすすめ3軒
8年の歳月をかけて開発したという埼玉県のプレミアムいちご「あまりん」です。
埼玉を「プレミアムいちご県」にのし上げたオリジナル品種の1つで、3年連続で「全国いちご選手権」最高金賞を受賞した逸品。
農家によって異なる栽培方法で作っていて、それぞれに味の違いが感じられるんだそう。
埼玉県深谷市「いちご畑花園」
敷地面積7,000平米以上、あまりんの栽培規模が国内最大級の農園。
現在は畑の9割であまりんを栽培、地面より高い場所で作物を栽培する「高設栽培」という方法で作られています。
適した環境に徹底管理することで、味のブレが少なく風味豊かで糖度の高いあまりんに。
埼玉県秩父市「市川いちご園」
2024年「第2回全国いちご選手権」で最高金賞を受賞したことで人気に火がつき、今や2分でいちごが完売するほどの人気農園に。
栽培方法は「高設栽培」で、太陽の動きに合わせて朝昼晩とハウスを見回り、時間をかけて温度をコントロール。
盆地で日照時間が短い地域の秩父では太陽光が足りない分、時間をかけて温度調整することで糖度と酸味のバランスが良くなるんだそう。
埼玉県本庄市「久米原農園」
45年いちごを手がける老舗農園。
こちらのあまりんは芳醇なコクがあると高級フルーツ店「銀座千疋屋」や都内の百貨店でも扱われています。
「第3回全国いちご選手権」ではあまりんで最高金賞を受賞。
こちらは土から育てる「土耕栽培」、土は常にパサパサを意識することでいちごにストレスがかかり、味のバランスが良くなってコクが出るんだそう。
さらに通常よりも5℃近く低い温度で栽培し、開花から通常40日で出荷されるところを50~55日かけ収穫時期を遅らせることで熟させています。
今こそ行くべきいちご狩りスポット4選!マツコさん的No.1品種は?
Master Berryさん曰く「種類が豊富ないちご狩りで自分好みのベスト品種を見つけてほしい!」。
そこでMaster Berryさんおすすめ全国のいちご狩り施設を紹介します。
【茨城県】グランベリー大地
都心から電車で90分、茨城県常総市にある「いちご観光農園グランベリー大地」です。
棚が約5メートルまで上がる関東初のリフト式の空中いちご園が特徴。
リフト式にすることで同じ敷地面積でも約1.7倍収穫が可能になるんだそう。
茨城県のオリジナル品種「いばらキッス」など7品種が日替わりで楽しめて、大人2,400円~。
【三重県】多度グリーンファーム
名古屋駅から車で約1時間、三重県桑名市にある「多度グリーンファーム」です。
広大な敷地に27棟のいちごハウスがあり、三重県の品種「かおり野」をはじめ26品種を栽培しています。
中でも最近注目なのがナイトいちご狩り1人2,900円(土曜日のみ開催)。
日照時間の調整で使う電球の灯りを利用し、綺麗なイルミネーションとして人気!
チョコレートファウンテン(いちご狩りとセット)大人3,100円~。
【千葉県】有野実苑オートキャンプ場
千葉県山武市にある「有野実苑オートキャンプ場」です。
30年以上の歴史があるキャンプ場で、四季折々の野菜や果物の収穫体験もできる畑が併設されている施設(いちご狩りは1月初旬~5月初旬)。
あまおとめ(愛媛)、紅ほっぺ(静岡)、もういっこ(宮城)など全国12品種があり、40分間食べ放題で他県の完熟いちごに出会えるのはいちご狩りならでは。
中でもこの日食べた中でMaster Berryさんのベスト1が2021年誕生の新品種「ほしうらら」。
【千葉県】津田農園
千葉県富里市にある「津田農園」です。
2023年からいちご狩りをスタートさせ、5連棟ハウスで約1万3千株を高設栽培しています。
津田さんがこだわり抜いたいちご7品種が30分間食べ放題で大人2,700円~。
お気に入りのいちごは贈答用に可愛いパッケージはお土産にも最適です。
2015年に品種登録された千葉県の「真紅の美鈴」は中まで濃い赤色で糖度が高く酸味は控えめ、ほんのりと独特な風味があるいちごです。
4機関が共同開発した「よつぼし」は種から育てることができる品種で、抜群の増殖率で優れた種苗を効率よく確保できるいちごです。
中でもマツコさん一番のお気に入りが静岡県の品種「紅ほっぺ」、甘酸っぱさと鮮やかな赤色が特徴のいちごです。
おわりに
マニアおすすめいちご、ぜひ参考にしてみてください。











ここまで読んでいただきありがとうございました。