2021年9月28日(火)放送の『マツコの知らないご当地おでんの世界』。
全国300店舗のおでんを食べ歩いた名物おでん探究家の柳生九兵衛さんがおすすめご当地おでんを教えてくれましたので紹介します。
石巻の『鯖天』、小田原の『いか墨つみれ』、石川の『赤玉ばくだん』などなど、絶品の練り物を使った全国の激うまご当地おでんが続々登場!
放送内容とネット通販お取り寄せ方法をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
マツコの知らないご当地おでんの世界
おでんマニアの柳生九兵衛さんが厳選、全国の絶品ご当地おでんを紹介します。
出汁を美味しくするご当地おでん9選
柳生九兵衛さんいわく「練り物の魅力はおでんの出汁を美味しくしてくれること」。
そこで柳生さんおすすめの練り物が美味しいご当地おでんを9つ紹介します。
【神奈川県】小田原おでん(いか墨つみれ)
豊かな漁場に恵まれ、かまぼこや干物などの水産加工業が盛んな“練り物の聖地”神奈川県小田原市のご当地おでんです。
イチ押し練り物はいか墨つみれ。
いか独特の臭みを取り除き、旨味だけを凝縮しています。
わさび醤油やからしの他に梅味噌で食べるのが小田原おでんの特徴です。
白はんぺんは歯ごたえがあってもちもち。
魚の皮や軟骨スジも一緒にすり潰したかまぼこ『小田原すじ』も絶品です。
中でも一番人気は地鶏入り揚げつくね。
【静岡県】静岡おでん
練り物の黒はんぺんが入っているご当地おでんです。
さつま揚げに近い食感が特徴。
だし粉(イワシとカツオの粉+青のり)をかけて食べるのが静岡では一般的なんだそう。
【北海道】札幌おでん
『マフラー』と呼ばれるさつま揚げが入っているご当地おでんです。
白子やホタテなどの魚介類をふんだんに使い、フキなどの山菜を入れるのも特徴。
【新潟県】新潟おでん
新潟産の甘海老を使ったかまぼこ『甘海老しんじょう』が特徴のご当地おでんです。
新潟おでんには『新潟雪国おでん』など何種類もあり、お互いに切磋琢磨して競い合っているんだそう。
【東京都】おでん 俺のだし
柳生さんのイチ押しが銀座にある『おでん 俺のだし』のねぎ浅蜊(あさり)。
カットした九条ネギとアサリがゴロゴロ入っているさつま揚げで、一口食べればアサリの香りがふわっと口いっぱいに広がります。
【東京都】男おでん
柳生さんのおすすめが六本木にある『男おでん』。
特徴は練り物を出汁に入れる前に一度凍らせること。
繊維を崩すことで練り物に出汁が染み込みやすくなり柔らかく食べられるんだそう。
さらに生の落花生を塩茹でして出汁に3~4時間漬けた落花生おでんもお通しで人気。
ちなみに、ちくわぶは関東発祥の小麦粉を使ったおでん種で他の地域ではあまり食べられない東京独特の練り物です。
【長崎県】長崎おでん(竜眼)
若者に人気の玉子をイワシのすり身で包んだ長崎おでん名物『竜眼』が人気のご当地おでんです。
【愛知県】名古屋おでん(赤棒)
色鮮やかなピンクが映えるさつま揚げ『赤棒』が特徴のご当地おでんです。
【宮城県】石巻おでん(鯖天)
柳生さんが「絶対に食べてほしい!」とおすすめする、日本有数の水揚げ量を誇る宮城県石巻市のご当地おでんです。
ライバル同士だった練り物業者がタッグを組んで作り上げたのがイチ押し練り物『鯖天』。
石巻はブランドサバ『金華サバ』で有名な地域で、スケトウダラのすり身をベースに金華サバをふんだんに練り込んだ逸品です。
サバの骨もすり潰して使っているので、美容&健康に良いとされるDHAが豊富。
幻のサバと言われる金華サバからとった出汁も絶品の味。
他にもモチモチ感のあるぼたん焼きちくわはサメやスケトウダラのすり身を使用し、ぼたんの花のように綺麗な焦げ目があるのが特徴です。
究極のお取り寄せご当地おでん8選
若者たちに手軽に食べてもらおうと全国各地のご当地おでんが力を入れてお取り寄せ界に進出!
そこでおでんマニアの柳生九兵衛さんが厳選したお取り寄せご当地おでんを8つ紹介します。
【宮城県】牛たん入り仙臺塩おでん 6缶セット4,212円
たん下に近い希少部位『さがり』を贅沢に使用した牛たん入りのおでんです。
うずらの卵が入っているのが特徴。
【静岡県】静岡おでん 6箱入4,320円
【石川県】金澤おでん 5種(冷凍タイプ)864円
石川県の老舗おでん屋『赤玉本店』のご当地おでんです。
うずらの卵が入った赤い練り物『赤玉ばくだん』が人気。
油揚げの中に鶏ひき肉や野菜を詰めた金沢名物『肉いなり』が入っているのも特徴です。
【新潟県】新潟おでん 2個セット1,944円
焼きあごの出汁に地酒の煮切りを使用したご当地おでんです。
【兵庫県】姫路おでん 5個入り3,780円
【福岡県】博多屋台のおでん 3セット3,280円
北九州の台所と言われている『旦過市場』に並ぶ屋台のご当地おでんです。
昆布&かつお節ベースを醤油で整えたスッキリとした味わいが特徴。
ちなみに、かつて小倉のおでん屋さんではおはぎも販売していたんだそう。
【長崎県】レンジで簡単!長崎おでん(竜眼入り) 1パック620円
【沖縄県】もっちりテビチの沖縄おでん 2袋3,000円
進化した絶品練り物6種
おでんマニアの柳生九兵衛さんおすすめ、おでん種として今後ブレイク間違いなし!職人の技術を集結した全国の絶品練り物を6つ紹介します。
【鳥取県】黒のマンモスの肉(飛魚)
鳥取名産の『砂丘長芋』にトビウオのすり身を巻きつけた練り物です。
インパクト抜群のビジュアルが若者におすすめ。
【佐賀県】佐賀牛入りすき焼き天
佐賀牛を魚のすり身と合わせて揚げた練り物です。
【鹿児島県】三ツ星プレミアム(世界三大珍味)
トリュフ・フォアグラ・キャビアの世界三大珍味が入った練り物です。
鹿児島名物のさつま揚げをプレミアム化、おしゃれなプレゼントとして若者の間で人気になっているんだそう。
【東京都】しいたけサンド マカロンスタイル
魚のすり身を挟んだ、見た目も可愛い練り物です。
【東京都】フライ(にくまん)
荒川区の南千住地域限定の練り物です。
魚のすり身にソーセージと玉ねぎを加え揚げています。
おやつ代わりに食べていた子どもたちが『にくまん』という別名を付けたんだそう。
煮込まずにおでんの出汁に軽くつけて食べるのがおすすめですが、そのまま炙って食べても◎。
【広島県】おのみちサルシッチャ(桂馬蒲鉾商店)
柳生九兵衛さんが「練り物界の賞レースチャンピオン」と称する、農林水産大臣賞を受賞した練り物です。
サルシッチャとはイタリア発祥の肉とハーブの腸詰めのこと。
そのサルシッチャを肉の代わりに魚のすり身で作った、これまでにない究極の練り物。
エソ・グチ・ハモの三種類から旬の魚を使用して作っています。
ワインと一緒に愉しめる味を追求し、そのままでも美味しく食べられるように仕上げられた逸品。
バジリコ・ブルーチーズ・瀬戸内レモンの3種類の味がラインナップされています。
おわりに
おでんマニアおすすめご当地おでん、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。