2024年4月3日(水)放送のNHK『今日の料理』笠原将弘の和食はもっとおおらかでいい。日本料理店「賛否両論」店主の笠原将弘シェフ直伝「春の煮魚」の作り方を紹介します。
テレビで紹介された放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
春の煮魚
「春の煮魚」の煮魚は鮮度さえよければ、霜降りはいりません。あえて魚に煮汁をしみ込ませず、仕上げにからめて味にメリハリをつけて。付け合わせの野菜も一緒に煮れば、一石二鳥。ピーマン、長芋、生しいたけなどもおすすめです。
材料(2人分)
・さわら(切り身)…2切れ(150g)
(生ざけ、ぶり、たいなどでもよい)
・グリーンアスパラガス…4本(130g)
・貝割れ菜…1/3パック
【A】
・水…カップ3/4
・酒…カップ3/4
・しょうゆ…大さじ3
・砂糖…大さじ2
・水溶き片栗粉…大さじ1
(水大さじ1と片栗粉大さじ2/3を混ぜ合わせたもの)
作り方
①アスパラガスは根元の堅い部分を切り落とし、下から1/3くらいまでの皮をピーラーでむいて半分に切る。貝割れ菜は根元を切り落とし、長さを3等分に切る。さわらは水けを紙タオルで拭く
魚の水けをしっかり拭き取ると、霜降りなしでもくさみが出にくくなります。
②フライパンに【A】を混ぜ合わせ、強めの中火にかける。ひと煮立ちさせたら①のさわら、アスパラガスを加え、アルミホイルで落としぶたをして中火で7~8分間煮る
煮汁の温度が低いと魚のくさみが出やすいので、煮立っている状態で魚を加えます。
③さわらに火が通ったら、煮汁は残してさわらとアスパラガスを器に盛る。フライパンに残った煮汁に混ぜ合わせた水溶き片栗粉を加え、中火で混ぜながらとろみをつける。さわらとアスパラガスにかけ、貝割れ菜を添えれば出来上がり
煮詰めてとろみをつけようとすると煮すぎて魚がパサつきやすいため、水溶き片栗粉を使ってとろみをつけてからめるのがおすすめです。
おわりに
春の煮魚、ぜひ参考にしてみてください。
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