2021年4月3日(土)放送の『ジョブチューン』。
くら寿司従業員イチ押しメニューVS超一流寿司職人の結果をご紹介します。
ジャッジ企画第38弾となる今回は大人気の回転寿司チェーン『くら寿司』が3度目の挑戦!
従業員200人が絶対合格できると思うイチ押しメニューTOP10を選出し、日本を代表する超一流料理人である寿司職人たちに挑みます。
放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
くら寿司イチ押しメニューBEST10&サイドメニューBEST3
第1位:天然インドまぐろとろ【満場一致で合格】
第2位:特大切り生サーモン【合格】
第3位:あぶり漬けほたて【不合格】
第4位:絶品真ハダ塩レモン【合格】
第5位:大粒貝二種盛り【満場一致で合格】
第6位:天然本まぐろのねぎまぐろ軍艦【合格】
第7位:たまご焼き【不合格】
第8位:建マスいくら軍艦【合格】
第9位:えびマヨグラタン風【合格】
第10位:紋甲いか【合格】
くら寿司VS超一流寿司職人!合格不合格ジャッジ結果
従業員200人にアンケートを取って選出した「これなら絶対合格間違いない!」と思うイチ押しメニューBEST10、そしてイチ押しサイドメニューBEST3で超一流寿司職人に挑みます。
前回不合格の「えびマヨ」「ホタテ」を改良!リベンジは!?
さらに寿司ジャッジの壁となる「マグロ」「赤貝」は壁を乗り越えることができるのか!?
合格したメニュー一覧
超一流寿司職人から見事合格を勝ち取ったメニューはこちら!
紋甲いか
肉質が良い紋甲いかの中でも最高級とされるモロッコ産を使用。
切り込みを2度入れることでいかの旨味と甘みを最大限に引き出しています。
・いかの旨味と甘みがしっかり感じられた。包丁が入っていてすごく食べやすかった。
・いか自体がうまく脱水できていて歯切れも良かった。美味しかった。
えびマヨグラタン風
蒸しえびの上に特製のえびマヨをのせ、そこへ4種のチーズを掛け合わせた特製ソースをかけた逸品。
くら寿司オリジナルの自動炙りマシン『あぶれるくん』でムラなく焼き上げています。
・前回スゴク水っぽいイメージがあったが今回はしっかり脱水もできていた。噛んだときにプリッとした本当のえびの食感も感じられた。
・今回のえびはみずみずしい。プリプリ感があってえびの食感も良い。チーズはあまり食べないけどスゴく合って美味しかった。
建マスいくら軍艦
旨味の強い建マスからとれる非常に希少性の高いいくらを使用。
建マスとは北海道近海で建網という漁法でとられた樺太マスのこと。
甘味が強く濃厚な味わいが特長の樺太マスのいくらを特製の醤油で味付けした自身の一品です。
・粒の大きさも良い感じで小さかったし、味ちょっと薄いかなと思ったが、粒が小さい分これくらいの味付けが良い。
・いくらより海苔の香りとか歯切れ(が気になった)。このいくらだったら海苔なくても良い。小鉢で出しても良い。
天然本まぐろのねぎまぐろ軍艦
使用するのは宮城県産の天然の本まぐろ。
赤身とトロの部分をねぎまぐろに使用し、赤身の旨味とトロの脂の濃厚な味わいが楽しめる逸品。
・まぐろ自体のポテンシャルはスゴく良かった。まぐろの甘みもあるし香りもあったので良かった。
・アメージング。2貫200円はありえない値段。このクオリティで全国に仕入れをする努力はスゴい。こればっかり食べに行きたい。
大粒赤貝二種盛り
一般的なものと比べて3倍の大きさがある希少性の高い大粒の赤貝を丸ごと使用。
殻をむいた後すぐに瞬間凍結することで身がギュッと締まって旨味を逃さないようにしています。
さらにコリコリ食感がクセになるひもの軍艦もセットにし、一皿で違った味わいを楽しめる逸品。
・これ200円ですよね?ありえない!美味しすぎ、貝の剥きたてに近い状態。肉厚だしフレッシュで冷凍したとは思えない。ビックリした。
・回転寿司で食べた貝の中で一番仕上がりが良い。ぶっちぎり。水っぽさも全然なかったし磯の香りも残ってたし、なかなか飲み込めないくらい歯応えもあった。
絶品真ハタ塩レモン
養殖するのが難しく生産量が少ない“幻の魚”である真ハタは、甘味のある白身が特徴の高級食材。
甘味が良く感じられる3年以上育てられた真ハタを使用しています。
2日寝かせて旨味がのった真ハタにより甘味が際立つように塩を振り、お好みでレモンをかけて頂く逸品。
・めちゃくちゃ寝かせすぎてぐにょぐにょになっていない、旨味がしっかり出ている。醤油で食べるよりも白身の甘味であったり寿司としてクオリティが高い。素晴らしい。
・旨味が少し弱いところがあったが、レモンと塩で白身の良いところを引き出せていた。
とうもろこしのかき揚げ
とても甘みの強いスーパースイート種を使用。
隠し味にくら寿司特製無添加マヨネーズを合わせ、サクサク食感を出すため注文ごとに揚げています。
揚げ物人気No.1のサイドメニューです。
・センスが良い。回転寿司の揚げ物だとフライドポテトか唐揚げが多いが、とうもろこしのかき揚げが来るなんてセンスの塊しかない。食べても本当に美味しいし、特製マヨネーズの隠れ加減が絶妙。お茶じゃなくてビール飲みたい。くら寿司に行ったらすぐに注文したい。
特製茶碗蒸し
無添加の100%天然出汁を使用。
茶碗蒸し専用に出汁は昆布・カツオなどからとり、マイルドでコクのある味わいに仕上げています。
・卵と出汁の相性も良い。火入れも絶妙に入っていた。これでこの価格は絶対マストオーダー。
・ごちゃごちゃしてないからスゴい食べやすくて、お出汁もちゃんときいてて柔らかくて。食べるお出汁っていう感じで僕は本当に好き。
特大切り生サーモン
使用するネタのサイズは通常に比べて倍の大きさ。
60種類以上あるサケ・マス類の中で最も脂がのっているノルウェー産のアトランティックサーモンを使用しています。
冷凍せずに空輸することでより旨味が感じられ、トロっとした生の食感を味わえる逸品。
・脂ものっているし食べた後の戻り香みたいな鼻に抜ける香りもあった。
・今まで回転寿司でサーモンたくさん食べてきて一番美味しかった。ネタがご飯を包み込んでいて口に入れたときにキレイに無くなる。素材の旨味が最大限に活きていた。
天然インドまぐろとろ
前回挑戦したまぐろはキハダマグロやメバチマグロを使用していました。
今回はまぐろの中でもグレードが高く甘味が強い天然インドまぐろを使用しています。
寿司屋の看板メニュー、天然まぐろのトロで3度目の戦いに挑みます。
・さっぱりした脂で最後に香り。200円でここまで、スゴいと思う。
・スゴい美味しい。脂ももちろんのっていたし、香りもあるし。特に良かったのは脂が甘かったこと。めちゃくちゃ脂の甘みを感じた。しゃりとの相性も良かった。これは必ず食べた方がいい一皿。
不合格のメニュー一覧
惜しくも不合格になってしまったメニューはこちら。
たまご焼き
厳選した国産のたまごと、本みりんの甘さと昆布・カツオの旨味が凝縮されたくら寿司特製の出汁を使用。
たまごをかき混ぜながら焼き上げることできめ細かな気泡がたくさん入り、ふんわりとした食感に仕上がっています。
・たまご焼きの旨味が流れ出しちゃっている。たまご焼き食べてるのか何なのか分らない。たまご焼きは寿司屋の顔っているくらいだったので、期待していたけど残念。
・厳選したという意味もあまり感じなかった。混ぜてるから気泡は入っているけど柔らかさは感じなかった。
・子どもさんが食べるにはちょうど良い。たまご焼きならこんな感じ、このクオリティなら十分。
あさり入り味噌汁
北海道産昆布・カツオなどの7種類からとった出汁を使用。
味噌はさらにコクを増すため、信州味噌・赤味噌・白味噌などをブレンド。
あさりは旨味が強いものを厳選しています。
・味噌汁としてはかなり不完全。口の中であさりなのかサバ節なのかカツオ節なのかがグチャグチャになっている。出汁を見直した方が良い、こんなに入れる必要はない。
・サバが強すぎてこんなにいらない。あさりも活きてない。ちょっと複雑すぎる。
・くら寿司で召し上がるお客さんは他のお寿司を食べながら飲むと思うので、このぐらいでちょうど美味しいかなと感じた。
あぶり漬けほたて
使用するのは北海道産のほたて。
栄養分が豊富なオホーツク海で育ったほたては肉厚で甘みが強いのが特徴。
さらに特製ダレをつけて提供直前に炙ることで、ほたて自体の甘みが増して香ばしさが口の中に広がります。
・今日食べた中で一番美味しくなかった。バーナーの臭いが移ってしまう。繊細なものに対して炙るとバーナーの臭いしかしない。ほたて食べているのか何なのか分からない、焦げたものを食べているだけ。
・ほたてを炙るのは止めよう。火を入れたいなら煮ほたてにして甘ダレと柚子で食べた方が良い。
判定した超一流寿司職人7名の紹介
・『後楽寿司やす秀(みつ)』綿貫安秀さん
・『魚治はら田』原田辰也さん
・『蔵六雄山』小高雄一さん
・『鮨由う』尾崎淳さん
・『すし久遠』野口智雄さん
・『はっこく』佐藤博之さん
・『熟成鮨万(よろず)』白山洸さん
おわりに
くら寿司のジャッジ結果、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。