昨日の仕事でやらかした失敗や先月のミス。
そして何年も前に犯した間違いについて、ふと思い出しては「ああしておけばよかった…」と後悔する。
僕にもしょっちゅうあります…汗
そんなとき『小さなことにくよくよしない生き方 明石家さんまのプラス思考に学べ!』という本を読んだんです。
『お笑いモンスター』と称される明石家さんまさん、実は究極のプラス思考の持ち主でもあるんですね。
「なるほど、そんなやり方があったのか!」と、思わずうなってしまうものばかり。
くよくよしてなかなか立ち直れないとき、きっと役に立つヒントがもらえると思いますよ♪
今回は『小さなことにくよくよしない生き方 明石家さんまのプラス思考に学べ!(著者:久留間 寛吉さん)』について書いていこうと思います。
深く考えすぎず、失敗したら「しゃーないか」
明石家さんまさんにはなにか失敗してしまったときに言う口ぐせがあるそうです。
ミスしてしまったときには、いつも「まあ、しゃーないか」と自分自身に言い聞かせてマイナス思考になるのを防いでいるんだそう。
また、その面倒見がよくて親しみやすいキャラクターから、さんまさんは悩んでいる後輩芸人の相談に応じているんだそう。
そんなときになかなか解決しないような場合に後輩にかけるアドバイスの言葉が「ま、しゃーないがな」。
そういう意味が込められているんだとか。
僕もこれまで壁にぶち当たったときにくよくよと思い悩んで過ごしてしまうことが多かったんですが、それでなにか解決したかというと結局なんにも変わらないんですよね…
そして残るものは、深く傷ついてしまった心と無駄に過ごした時間だけ。
このさんまさんの考え方は、無駄な時間を過ごさないためのある意味究極の「開き直り」なんです。
・「死ぬまで新人」気分でいれば「くよくよ」することもない(1章より引用)
ズブの素人や新人が、将来に対する不安を抱くことはあるにせよ、「くよくよ」するような後悔する原因を、何か持ち合わせるだろうか?
前だけを見て、とにかく進むだけという状態にあるのがルーキーなのだから、そもそも「くよくよ」と思い悩む必要がない。
だから、いつまでも新人の気持ちを忘れないという心の持ちようは、ポジティブ思考で前進するのと表裏一体なのだ。
「生きてるだけで丸もうけ」は究極の「くよくよ」撃退術!
さんまさんの座右の銘は「生きてるだけで丸もうけ」という言葉なんだそう。
成功も失敗も挫折も後悔も、生きているからこそ味わうことができるもの。
だから、なにかあっても「丸もうけ」だと思えれば、くよくよと悩む必要性も薄らいで逆に感謝の思いすらこみ上げてくる。
「ストレスは人生のスパイス」と思えるくらいの考え方でいるのがちょうどいいんだとか。
・失敗は失敗。「してしまったことは、しゃーないか」(3章より引用)
自分の人生にマイナスでネガティブな心に陥ってしまうような出来事があったら、「しゃーない」で乗り越えた後、精神的な安定が十分に回復するまで、ちょっとおとなしくしておく。
そして、「くよくよ」していたときのうっぷんを晴らすように、大胆な行動に移す。そういう人生のアルゴリズム(つまり答えを求める手順)を試してみるのも、損はないかもしれない。
自分が「好き」と思えることが「くよくよ」から脱出する第一歩
くよくよと思い悩んでいるときに必要な心のあり方は「自分を許してあげること」。
そのためには「自分が自分を好き」であることが大切なんだとか。
自分が好きなら、たとえ失敗したとしても自分で自分を責め続けるようなことにはならない。
自分が好きなら、結果がどう転んでも許せる。
つまり、自己肯定感を高めることが大事なんですね。
そんなさんまさん、自分の出演番組は必ずチェックしてるんだそう(笑)
・自分が自分を好きならばそれだけでもOK!(5章より引用)
さんまはよく、
「自分が出ているビデオを何回でも観る。そして自分で自分にウケて大笑いする」
このようなことを繰り返ししゃべっているけど、そして、そういう姿を想像した周囲は「ヘンだ」とからかったりするけれど、この「自分が好き」というマインドこそ、さんまを前向きな思考にしている原動力ではなかろうか。
『小さなことにくよくよしない生き方 明石家さんまのプラス思考に学べ!』まとめ
この『小さなことにくよくよしない生き方 明石家さんまのプラス思考に学べ!』は2013年に書かれたものですが、その内容は今でも十分に参考になるものばかりだと感じました。
ポジティブ思考になるための考え方の他にも、苦手な相手とのコミュニケーションの取り方や嫌なことがあったあとのメンタルトレーニングの方法など。
「お笑いモンスター」明石家さんまさんの行動を例に上げ、独特のやり方がたくさん紹介されています。
還暦を過ぎた今でも現役バリバリで活躍しているさんまさん。
そのさんまさんのこれまでの「生き様」から、あなたの人生をポジティブに生きていくためヒントを見つけてみてくださいね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。