2025年1月4日(土)放送の『ジョブチューン』。
餃子の王将最新人気メニューランキングTOP10VS超一流中華料理人シェフの判定結果一覧を紹介します。
ジャッジ企画第100弾となる今回はリベンジマッチ、日本最大級の中華料理チェーン「餃子の王将」が2年ぶり3度目の参戦!
看板メニューの餃子・ラーメン・チャーハンなど、従業員が絶対合格できると思うイチ押しメニュー10品を選出し、日本を代表する超一流中華料理人たちに挑みます。
【餃子の王将過去の成績】
2回目(前回2023年2月)…10品中8品合格(全員合格4品)
1回目(2022年2月)…10品中9品合格(全員合格1品)
今回の目標は中華ジャンル初の過去最高10品全品合格!
前回体調を崩されて不参加だった「調理道場」道場長で商品開発担当の大藪一郎さんが復帰されました。
テレビで紹介された放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
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餃子の王将イチ押しメニューランキングTOP10
餃子の王将の従業員が選んだ絶対の自信を持つイチ押しメニュートップ10です。
メニュー名をクリックすると超一流中華料理人による詳しい審査結果にジャンプします。
餃子の王将VS超一流中華料理人!合格不合格ジャッジ結果
超一流中華料理人7名が実際に試食してみて合格か不合格かをジャッジします。
7人全員が合格を出せば満場一致で合格、4人以上であれば合格、3人以下であれば不合格という判定になります。
※価格はすべて税込の東日本価格です。画像の出典:餃子の王将公式サイト
前哨戦:海鮮あんかけ焼そば 858円
2024年12月からグランドメニューになった海鮮あんかけ焼きそばです。
最大の特徴はたっぷりの具材、主役の海鮮はプリプリの海老・ホタテ・イカを使用。
まず生姜とネギを油で炒めてしっかり香りを出し、白菜・にんじん・干し椎茸など合わせて10種類の具材を醤油やオイスターソースなどをブレンドした特製ダレで炒めます。
さらに隠し味に魚介エキスを加えることで海鮮と餡がより馴染むように仕上げています。
水溶き片栗粉で程よいとろみをつけ、最後にごま油を回しかけることで香ばしさをアップ。
麺は両面をしっかり焼くことで香りや食感を出し、その上にたっぷりの餡をのせれば完成。
合格(合格4:不合格3)
【超一流中華料理人のコメント】
〇あんかけ焼きそばは麺がカリッと焼けてる部分と内側の蒸されてる部分のもっちり感、食感の対比が一番重要。その部分がきっちり出来てたので。あんに関しても野菜はしっかりシャキッとしながらも火は通ってて、とろみも固すぎずちょうど良いとろみ。美味しく食べられた。(古藤和豊さん)
〇麺が美味しい。あんも美味しいが一番驚いたのは全然油っぽくない。食べ進んでももたれない。麺ももっちりしてて味わい深い。カリッとしてる部分も残っているし、これは美味しい焼きそば。生姜は入れなくても良いかもしれない。(山田昌夫さん)
×僕の中では美味しくは感じない。生姜がどうしても気になって、生姜で海鮮の味をごまかしてる。しかも海鮮エキスでごまかしてるような気がする。せっかく鶏ガラスープをとられて、鶏ガラスープのコク、プラス塩などの調味料、そしてオイスターソースを増やして海鮮の味を生かす。せっかく野菜もシャキシャキしてて麺はカリッと焼かれてる。餡のとろみ具合もちょうど良いのにもったいない。(有島浩昭さん)
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前哨戦:鶏の唐揚 693円
2022年のジャッジで4-3というギリギリでの合格だったことを受け、より高みを目指すために改良を加えました。
まず鶏肉の仕み方を変更。
醤油・生姜・にんにくなどが入った特製調味液に漬け、汁気がなくなるまで50回以上揉み込むことで肉にしっかり味が入って以前より柔らかくジューシーな仕上がりに。
天ぷらっぽいと指摘された衣は「直前に粉を入れた方が良い」というアドバイスを受け、よりサクッとした食感になるよう揚げる直前で衣付けする工程に変更しています。
ジューシーで食べ応えのある餃子の王将らしい唐揚げです。
満場一致で合格(合格7:不合格0)
【超一流中華料理人のコメント】
〇本当に改良されている。前回を覚えている。天ぷらみたいな衣でベッチョリくっついて。本当によくここまで改良してる。噛めば熱い肉の汁がジュワッと出てきて、すごいなこれって。今日は本当すげえなって思った唐揚げ。本当に美味しい、ごちそうさま。(名雪寛己さん)
〇前回不合格をつけさせていただいたが今回は間違いなく合格。指摘させていただいたカリッと揚がってない天ぷらみたいな感じが格段に改良されてて。本当にカリッと揚がってて肉厚でジューシーでサクッとして美味しい。しかも「美味しくなれ美味しくなれ」っていう、調味料以外にも気持ちも一緒に混ぜ込んでるから余計美味しくなってる。本当に感心した。改めて敬意を表する。(有島浩昭さん)
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焼きそば(ソース) 605円
これまで東日本のお店でしか販売していなかったソース味の焼きそばを一昨年2023年から全国で販売をスタートしました。
2024年6月に改良を加え、さらに美味しいソース焼きそばにリニューアル。
まず豚肉を油通しして旨味を閉じ込め、焼きそば専用の蒸し麺を両面に焼き目が付くまで焼き付けています。
そして香味野菜の玉ねぎ・生姜・にんにくを炒めて風味を油に移し、キャベツ・にんじん・チンゲン菜など約200gの野菜を加えて炒めます。
味付けするソースにはベースのソースとオイスターソースにカレー粉を加えることで、コクがありつつスパイシーで食欲をそそる風味に。
麺を一度焼くことでソースが麺に良く絡み、より香ばしいソース焼きそばになるよう仕上げています。
合格(合格6:不合格1)
【超一流中華料理人のコメント】
〇これは間違いなく合格。大藪さんがおっしゃったように香りを楽しむという意味合いでも、麺を両面焼いてからソースに絡めている。麺がとっても香ばしい、そしてモチモチしてて。そこにシャキシャキとした野菜類、美味しい。文句のつけようが無い。(有島浩昭さん)
〇ここまでちゃんと本格的に中国料理の焼きそばを作ってかつ味は日本寄りの味、良いハイブリッド。味は王将さんのオリジナリティ。すごい完成度が高いな。野菜の食感も良いし、ソースとカレー粉をちょっと入れるとこんなに相性良いんだなと私もすごく勉強になった。全体的に美味しいがどうしても油っぽい。野菜じゃなくて麺に油が吸いやすいので焼いた麺をお湯で油切りする。オイリーな点とか味が入り過ぎるデメリットは改善できると思う。(正木賢二さん)
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炒飯 627円
2022年のジャッジで1-6の不合格だったことを受けリニューアル。
卵の焼き加減やご飯を入れるタイミングなど全店で調理指導を徹底し、より高品質な炒飯を提供できるよう高みを目指して改良しました。
さらにネギの調理方法2点を改良。
卵に8割ほど火が通るまで炒め、炊飯時入れていた焦がしネギ油を炒めるときに使うことでネギの香りをより高くなるよう仕上げています。
角切りチャーシューを加えて醤油ベースの特製だれで味付けし、仕上げに加える刻みネギに青ネギと白ネギを合わせることでネギの香りが立ってキレのある味わいに。
餃子の王将が試行錯誤してたどり着いた自信の炒飯です。
満場一致で合格(合格7:不合格0)
【超一流中華料理人のコメント】
〇最高。明確に改善された部分が(分かる)。前回、卵について指摘した。パラパラにすることだけを目的にすれば(炒める際)結構早い段階でご飯を入れたらパラパラ炒飯はできる。このふわっとした食感にはならない。そこが僕はすごいなと思って。細かい炒り卵が米と絶妙に引っ付いてない部分で、空気というよい隙間。すごい軽い食感を生み出してる所が改めてすごい。こちらの方が勉強になった。(古藤和豊さん)
〇僕はきた瞬間この色合いにまずやられて。このコントラストというか色が(ネギの)青と卵の黄色とチャーシューの黒と食欲をそそる色で、まずそこでワッとなって。一口食べたら一口目で美味しいと言ってしまった。あまりにも香りとふわふわ感が何とも言えない感じで、2回3回箸が進むというかもう止まらなくなる。ネギ油の香り、先程言ってた通り本当に香りがすごくあってネギもミックスされてるとのことで。チャーシューは感じるがネギ炒飯と言ってもいいんじゃないかな。ネギの香りと香ばしいネギ油が入っている。もうこれ以上コメントがないぐらい美味しい。全て凝縮された一品。(小澤善文さん)
〇これはもうパーフェクト。「THE 町中華」の炒飯で最高。(名雪寛己さん)
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野菜炒め 649円
2022年のジャッジで1-6の不合格だったことを受け、30年以上の歴史あるメニューを野菜の調理法を中心に大幅改良しました。
加えるキャベツの切り方を細切りから大きくカットするよう変更し、野菜をより掴みやすくさらに食べ応え抜群に。
またもやし・チンゲン菜を白菜・ピーマンに変更し、より箸で掴みやすくしています。
野菜を炒める工程も改良。
鶏ガラスープを入れて蒸し焼きにすることで野菜に均一に火が入ってしっとりシャキシャキ食感に。
さらに店舗で調合された自家製のタレに水溶き片栗粉を入れることで、野菜にタレが絡んで旨味をしっかり味わえるように仕上げています。
満場一致で合格(合格7:不合格0)
【超一流中華料理人のコメント】
〇オン・ザ・ライス・ザ・ベスト。完食した、野菜もほとんど残ってない。野菜炒めって難しい。野菜それぞれで火が入る速度とか全部違うので。これはタレがちゃんと全部まとってる、野菜が。味がすごいしっかりしている、濃いんじゃなくてしっかりしてる。だからオン・ザ・ライスにすると最高。本当に美味しい野菜炒めをいただいた。(山田昌夫さん)
〇今回片栗粉を入れて絡むようにしてあるのはすごく改善されているのが分かる。今回選定された調理法はすごく良い方向性だと思う。食べ飽きてしまうのがずっと気になっていて。この量全部柔らかいで食べてると結構食べ飽きちゃう。油通ししてシャキシャキ食感を残すことで飽きさせないようにする。これ一品でお値段もそうだし十分価値がある商品。(正木賢二さん)
〇悩んだが改善された部分がかなり良くはなっている。その部分に合格。一口二口ぐらい食べたときは完全に合格と思ってた。食べ進めるにつれて水が出てくるのが気になって。スープを差しながら炒めているときに味入れてますかとお伺いしたのは、その段階で塩分を加えておくと塩の浸透圧で最初に野菜の水分が出てくる。それを最初に出しておいて炒めていく工程を入れると水分が飛ぶ。野菜の水分も先にちょっと出しといたら時間経っても水分って出にくくなる。そういう工程を入れたらもっと美味しくなるのにと思いながら、ここまで改良されてそこまで言うのも酷と悩んでいた。でも十二分に美味しくなった。(古藤和豊さん)
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麻婆豆腐 660円
2022年のジャッジで「ミンチを炒める時間が短い」「味がぼやけている」という指摘を受け、より高みを目指すため味を大幅改良しました。
豚ミンチの炒める時間を延ばすことで肉の旨味と香りをより引き出しています。
さらに香りの肝となる豆鼓(黒豆を原料とした中華調味料)をよりコクと香りが立つように店舗で粗みじん切りにして以前よりも大きい粒に変更。
仕上げに辛味の強い特製ラー油を入れてしっかり焼き付けることで、香り立ちが良くなり本格的な麻婆豆腐に。
最後にかける山椒もより本格的な香りの四川山椒に変更しています。
不合格(合格3:不合格4)
【超一流中華料理人のコメント】
×改善された点はすごい良くなってる。肝心要の豆腐が美味しくない。木綿豆腐の下茹で時間を減らしてプルっと仕上げる。完全に水分が抜けちゃってる。おそらく下茹でのしすぎ。味も入ってないし豆腐自体の良いところが消えてる。あとは最後の焼きの工程をもうちょっとちゃんと入れて。本格的に近づけるだけの目的ではなく、より良い香りを引き立たたせる調理。最後の焼き付けの時間を増やして油の量も増やすことでより香りが増す。調理法で参考になる所は取り入れて、王将さんらしいもっと美味しい麻婆豆腐を作っていたきたい。(古藤和豊さん)
×美味しくできてるのに最後の詰めが甘い。中国料理でぶつかる2つの壁。1つは炒めの難しさの炒飯、もう1つは水溶き片栗粉の難しさ。この2つ、中国料理に取り組まれてぶつかる壁。水溶き片栗粉の使い方、老化現象で皆さんのもシャバシャバ。水溶き片栗粉に火を入れる時間を増やしてしっかりと糊化させる。豆腐に優しく餡が絡む、三位一体となったのが麻婆豆腐の美味しさ。ここをぜひ改善していただけたらと思う。(正木賢二さん)
〇最初料理が運ばれてきたときの香り、バッチリ。めちゃくちゃうまそうな香り。辛さも結構くる、美味しいなって。値段、量、味、十分合格。(山田昌夫さん)
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野菜たっぷり担々麺 825円
これまで期間限定メニューとして提供していた担々麺に改良を続け、今回初めてグランドメニューに入れました。
最大の特徴は担々麺には珍しい野菜がたっぷり入っていること。
炒めた野菜に鶏ガラスープと醤油ダレ、そして炒ったごまをすりつぶしてペースト状にした芝麻醤(チーマージャン)を加えることでゴマの風味が広がりまろやかに仕上げています。
自家製の中太麺に炒めた野菜とスープ、店舗で作った肉味噌、白ネギをのせ、粗めの一味唐辛子をふりかけ、最後に特製ラー油をひと回しかければ完成。
合格(合格4:不合格3)
【超一流中華料理人のコメント】
〇結構絶妙なライン。野菜たっぷりに重きを置いてる。女性をターゲットにされてるということなので、スープもやさしい。でもちゃんと担々麺らしい部分もある。食べていく上で味が薄まってくるのが野菜の難点。たとえばザーサイ、ヤーサイ、干し海老など水分で薄まらないものを入れる。より野菜たっぷりのデメリットが無くなってくる。なおさら美味しくなる。(古藤和豊さん)
〇子どもからお年寄りまで食べやすい担々麺。最初の一口は美味しかった。ただ食べ進むにつれて野菜たっぷりなんで野菜から水分が出てくる。僕はお酢とラー油を活用して食べてみたらちょうど良い具合に食べ進められた。総合的に見て合格。(山田昌夫さん)
×味がぼやけている。担々麺って言われるとイメージするものがある。そうするとごまペーストが足りない。ごまペーストの量を増やしてごまの風味をアップさせる。現状は野菜にスープが負けている。(名雪寛己さん)
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油淋鶏 638円
パリッとジューシーな鶏肉に程よい酸味が効いた風味豊かな香味ソースをかけた鉄板の中華料理で、餃子の王将でも10年以上人気の上位にランクインする隠れた人気メニューです。
肉厚でジューシーな鶏もも肉は皮に衣をつけず油で揚げることでパリッとした食感を実現。
さらに味付けの香味ソースにもこだわり、薬味の風味が薄れないよう作り置きせず注文を受けてから作るようにしています。
前回のジャッジで指摘されたネギの切り方にもこだわり、店舗で形状を整えてフレッシュな状態で提供するように変更。
こだわりの香味ソースを鶏肉にかけた、おかずやおつまみにもぴったりな一皿です。
満場一致で合格(合格7:不合格0)
【超一流中華料理人のコメント】
〇非常に美味しかった。ネギの切り方が際立ってる。ここまで影響してるのを改めて料理人として感じさせていただいた。日本人の意識での油淋鶏では最高の出来。ごちそうさま。(宮澤薫さん)
〇今日いただいた中で今のとこNo.1。手間かけたら美味しくなるっておっしゃってましたけど、半分正解で半分間違ってる。意味のある手間をかけるから美味しくなる。意味があるか意味がないかってちゃんと作る人が理解してないと、無意味な手間かけても全く美味しくならない。皮をこういう仕上がりにする、色がちょっとまだらになる。その変化、そういう所にも美味しさが出てこういうのが手作りの良さ。ほんまに理解してないとできないことなので、そこをちゃんと調理行程に入れられたのは素晴らしい。(古藤和豊さん)
〇美味しいというよりかもう称賛される料理。それぐらい素晴らしい。手間を惜しまない努力、一番そこに感銘を受けた。ネギっておまけじゃないのでネギ1つで薬味1つで中国料理って変わる。切り方を変えるだけ、想いを変えるだけでいくらでも美味しくなる。それをちゃんと形にしてくれてる、すごく感動した。美味しかった、ごちそうさま。(正木賢二さん)
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五目あんかけラーメン 825円
2017年の創業50年特別メニューとして発売して以来、毎年12月と1月のみ期間限定で提供している大人気メニューです。
海老は殻付きのものを仕入れて店舗で剥き、野菜も新鮮さを活かすため丸ごと仕入れて店舗でカットするこだわり。
こだわりのスープはカツオ・昆布・ホタテなどにオイスターソースを混ぜた魚介が効いたタレに、鶏ガラスープを加えています。
そこに大ぶりな椎茸を入れて出汁と一緒に煮込むことで旨味がアップ。
最後に各店舗で仕込んだフレッシュな刻み生姜をトッピングした、たっぷりの具材と魚介出汁の旨味が詰まった寒い冬にぴったりの人気メニューです。
満場一致で合格(合格7:不合格0)
【超一流中華料理人のコメント】
〇食べ手にとってノンストレスな料理。どんだけ食べてるんですかって古藤くんに言われたが、この後の試食ができないくらい食べていた、無意識で。体に自然と入ってくる料理これって、我々料理人が目指す所。また食べ終わった後に晩とか翌日にまた食べたいなって料理を我々料理人は目指すが、それに十二分に近い料理の仕上がり。不要なものがない、やるべきことをちゃんとやってた積み重ねがこのお料理になってるとすごく感じた。期間限定で販売するのはもったいないな。出し惜しみせんと、もうちょっとずっと。(宮澤薫さん)
〇マイナスすべき点がない。海老も美味しい、野菜も多い、バランスも良い。生姜も餡の中に混ぜ込むんじゃなくて、お客さんがそれぞれ食べたいタイミング・合わせたい量でできるように置いてあるってすごい良い。完璧な麺、美味しかった。(山田昌夫さん)
〇本当に体が温まって心まで温まる。本当に料理人がお客様に求める一番の所。心が温まって口が福になる、“口福(こうふく)”になる。まさにそういう一品。本当に美味しかった。(有島浩昭さん)
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にんにくゼロ生姜餃子 341円
「仕事中でもにんにくの匂いを気にせず餃子を楽しみたい」というお客様のニーズに応えたメニューです。
最大のこだわりは通常の餃子に比べて約3倍の生姜を使っていること。
さらに香りの強い国産の生姜を使うことで、にんにくがなくてもパンチのある餃子に。
餡にもこだわり、赤身と脂身のバランスが良い国産豚を粗めにミンチ。
キャベツは季節や産地によって水分量などが異なるので、その日の状態を見極めてカットする大きさや脱水の時間などを調整しています。
北海道産小麦を使った皮は餃子の王将オリジナルの分厚い鉄板で焼き上げることで、パリッともっちりジューシーな仕上がりに。
満場一致で合格(合格7:不合格0)
【超一流中華料理人のコメント】
〇これは箸が止まらない、それぐらい美味しい。今回生姜を入れた、ただ単に生姜を入れただけのイメージだったが、入れてなお相乗効果がある。さっぱりして香りが抜ける。おまけで付いてるんじゃなくて、ちゃんと生姜も食べられる。餃子としても美味しい。これはすごい。美味しく作るためにすごく研鑽されてるのが良く分かる。みんなが作りたい・食べたい・たどり着きたい味がここ。(正木賢二さん)
〇僕らが言う範疇のことじゃない。餃子のことに関しては我々よりも遥かにプロフェッショナル。我々が言う所がないと思う。シンプルで完成度の高い料理は塩で食べても美味しいし、そのままでも美味しい。餃子のタレを付けても美味しい。味が変わるんじゃなくて味わいが変わるだけ。美味しいっていうもの自体は何も動かない。よく「味変を楽しんでください」って僕も店で言うが、本当に味変を楽しめる唯一無二の餃子。(宮澤薫さん)
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忘れられない中華そば 748円
昔ながらの懐かしい中華そばの味をイメージしつつ、どの世代の方にも美味しく召し上がっていただけるラーメンを作りたいという想いで開発したメニューです。
最大のこだわりはスープ、鶏や豚といった動物性のスープに野菜からの旨味を加えることでスッキリとしながらも奥深い味わいのスープに仕上げています。
そこにカツオ・昆布・ホタテなど魚介出汁のタレ、にんにくの効いた背脂を加えることであっさりなのにコクのある香り豊かな一杯に。
北海道産小麦を使用した麺は口当たりがなめらかでもっちりとしたコシが感じられるよう仕上げています。
こだわりのチャーシューはこのメニュー専用の炭焼きチャーシューを開発。
燻したような香りのするチャーシューを入れることで懐かしいけどあの頃にはなかったような味わいを再現、香ばしさと柔らかさが際立つ仕上がりでスープとの相性も抜群です。
合格(合格6:不合格1)
【超一流中華料理人のコメント】
〇美味しかった。懐かしい進化した新しい中華そば、衝撃。本当にシンプルだがちゃんとコクがあって、鶏ガラベースのスープに本当にマッチングして、もうドンピシャど真ん中って感じ。チャーシューも真空パックにして冷蔵庫にしまっておくと豚の脂のこもったような臭いがする所が多いが、全くそういう臭いもしないし柔らかくて香ばしくてチャーシューが秀逸。本当に美味しかった。(有島浩昭さん)
〇最初運ばれてきたときに第一印象で脂多いって思った。麺を背脂をのせて食べたらすごいコクがあって美味しかった。ここまで計算されてる。さらにチャーシューの炭火焼きの香りがまた良くて、食べ進めてるときに(チャーシューを)1枚食べながら麺を食べると味がさらにしっかりする。すごいな、これはうまい。食べ進めるにつれて美味しさが際立つ。本当に美味しいラーメン。(山田昌夫さん)
×脂何を入れられてますかってさっき質問したが、脂が非常に多すぎて、脂が多いと味がぼやけて感じることもある。脂・スープ・麺・具材のバランスを考える。もっとシンプルな屋台ラーメンのような味わいがあっても、この名前としては良いんじゃないかと思ったので不合格を上げさせていただいた。(宮澤薫さん)
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餃子 341円
2022年のジャッジで見事パーフェクト合格を果たした餃子の王将が誇る大看板商品です。
そんな創業57年の歴史を持つ餃子を、より高みを目指して昨年リニューアルしました。
リニューアルした一番のポイントは生姜。
すりおろしから刻む方法に変更することで生姜のさわやかな香りとピリッとした辛味が噛んだときに口の中に広がり、より生姜を感じられるように仕上げています。
カット方法が変われば味の出方も変わるためレシピの立て直しを行い、青森県産にんにくとベストなバランスに。
そして一番のこだわりは、餃子は冷凍せず工場から全国の店舗に毎日チルド輸送していること。
お客様に新鮮で美味しい餃子を届けたいという王将魂が詰まった至極の一皿です。
満場一致で合格(合格7:不合格0)
【超一流中華料理人のコメント】
〇前回いただいたときはもっとまろやかで一体感があって、バランスがすごく良い餡。今回は噛んでるときに生姜がきた、次ににんにくの香りもきた、次に肉の味もきた。メリハリのある餡。一番変わったのは皮、皮の焼き面がだいぶ変わってた。こういう風に美味しくブラッシュアップできるんだなと。前回は全開でこれ最高だなって思った。この短期間でこれだけ変わるんだから10年後20年後どうなってんだろうな。恐ろしいというかすごい楽しみでもある。自分も頑張らないとなと思わせる素晴らしい餃子。(山田昌夫さん)
〇やっぱりにんにく入ると美味しい。食べ比べたらにんにく入りの満足感、すごいなと思った。元々美味しかった餃子が別にリニューアルせんでもいいと思う。それをリニューアルして完璧に餃子を研いできた。とにかく驚いた。(古藤和豊さん)
〇(リニューアル)大成功。元々あるものをブラッシュアップする、改良するって本当に難しい。変えないのって一番楽、現状維持が一番楽。でも変えたから見える景色がたくさんある。やらない人はどんどん辞めてく、辞めてくか衰退していくかどっちか。良いものはここに固執するんじゃなくて、 より磨きをかけることが一番素晴らしい。その姿を今日見させていただいて感銘を受けた。とても美味しかった。(正木賢二さん)
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判定した超一流中華料理人の審査員7名を紹介
・『Ren Ryu』名雪寛己さん
・『中国料理 翠園』古藤和豊さん
・『中華銘菜 圳陽』山田昌夫さん
・『トゥーランドット臥龍居』小澤善文さん
・『中国料理 正木』正木賢二さん
・『香宮』有島浩昭さん
・『避風塘 みやざわ』宮澤薫さん
おわりに
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餃子の王将おすすめメニュー、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。